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GeneTex社の高品質な抗体の舞台裏 GeneTex社における抗体の品質管理

掲載日情報:2018/10/10 現在Webページ番号:68503

正確でかつ再現性のある実験結果を得るには,高品質の抗体を使用する必要があります。特に抗体の特異性の確認においては,様々な分析方法による厳格な検証の実施が重要です。GeneTex社の抗体の品質管理では,International Working Group on Antibody Validation (IWGAV)のガイドラインに基づいた以下の5つの方法から最低一つを実施し,各製品情報でアイコンを用いて表示しています。
さらに,GeneTex社ではロット間のパフォーマンスを保証するための厳密な並列試験(Side-by-side Testing)を行い,信頼性の高い抗体を提供するよう努めています。


Five Pillars of Ab Validation


GeneTex社の品質管理で採用されている5つの抗体の品質検証方法

アイコンの種類 品質管理項目 品質管理方法
KO/IKD Validation ノックアウト/ノックダウン 標的タンパク質のゲノム編集またはRNA干渉後におけるシグナルの完全または有意な減少を確認しています。
Comparative Abs 抗体間の相関性 異なるエピトープを有しかつ同一タンパク質を標的とする2つの抗体を用い,標的タンパク質の発現レベルの違いで相関性を検証しています。
IP-MS Analysis IP-MS 抗体によってライセート試料の免疫沈降を行い,得られた標的タンパク質のペプチド配列を,質量分析によって検証しています。
Orthogonal Validation 生物学的特性 薬物処理,低酸素状態または細胞成分の分画処理などを行った試料について,標的タンパク質に特有の生物学的特性に基づいた抗体のシグナルの変化を検証しています。また,様々な細胞株でタンパク質またはmRNAレベルにおける標的タンパク質の発現の有無のシグナル分析も実施しています。
Protein Overexpression タンパク質の過剰発現 標的タンパク質をコードするcDNAを導入した細胞をポジティブコントロールとして用い,抗体で検出した内在性シグナルが標的タンパク質であることをウエスタンブロットによって確認しています。


アイコン表示例

品名をクリックするとメーカーの製品情報,商品コードをクリックすると価格表をご覧いただけます。


EGFR[N1-2] antibody


PD-L1 antibody

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ロット間差の確認試験

抗体を用いたアッセイで一貫性のない結果をもたらす一因となるロット間差は,品質管理(QC)において重要な問題です。これは,実験が多量の抗体を必要とし,時に長期間にわたって複数のバイアルが必要となる場合に最も明白です。異なる実験間のデータの不一致は,解釈の難しさ,および疑わしい科学的結論に至ります。
ポリクローナル抗体は,異なる免疫後の異なる免疫応答や同一バッチの血清からのアフィニティー精製中の条件変化でさえロット間差に関わります。モノクローナル抗体については,ハイブリドーマの不安定性はロットの一貫性に対して常にある脅威ですが,一般的な懸念は少なくなっています。

GeneTex社では,ポリクローナル抗体およびモノクローナル抗体を開発する際の標準QCに,ロット間のパフォーマンスを保証するための並列試験(Side-by-side Testing)を組み込んでいます。

  • 一貫した分子量サイズの確認
  • 一貫した感度の確認
  • 一貫した特異性の確認
  • モノクローナル抗体を調製する前のハイブリドーマ抗体との比較
ロット間差の確認試験

GeneTex社抗体の並列試験例
左図:ポリクローナル抗体
右図:モノクローナル抗体

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reagent@funakoshi.co.jp

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