TheWell Bioscience社ウェビナーのお知らせ
（VitroGelと動物由来細胞外マトリクスの異種移植モデルでの使用の比較）

TheWell Bioscience社（メーカー略称：TWB）では2023年6月23日（金）に、動物由来成分を用いていないVitroGelハイドロゲルの異種移植モデルへの使用について無料のウェビナーを開催します。
夜遅い時間になりますが、ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。

・演題：Using Animal-Free VitroGel Hydrogel in Comparision to Animal-based Extracellular Matrix for Xenograft (PDX & CDX) Models
・演者：John Huang, PhD,（CEO、TheWell Bioscience社）
　　　　Minqi Huang, PhD,（ScientistⅡ, In Vivo Pharmacology、HD Biosciences社、a Wuxi AppTec company）
・言語：英語
・開催日：2023年6月23日（金）深夜0時（日本時間）
・視聴方法：申込フォームからご登録下さい。ご登録いただいたメールアドレスに、ウェビナー参加先のURLを記載したメールが配信されます。

※ VitroGelシリーズについてはこちらをご覧下さい。

患者由来異種移植片（PDX）および細胞由来異種移植片（CDX）は、前臨床段階の腫瘍学研究において腫瘍の挙動や薬剤反応性を調べるための重要なツールとなります。PDXおよびCDXモデルは、新しいがん治療法の開発を加速し、患者数の多いがんから特定の患者に固有のがんまで、腫瘍生物学および有効性に関する理解を深めることができます。
動物由来の細胞外マトリクス（ECM）は、in vivoでの異種移植片の送達において、長い間使用されてきました。これは、Engelbreth-Hold-Swarmマウスの腫瘍の抽出物に由来していています。動物由来ECMの使用は、事実上の選択肢となっていますが、未知成分の含有、免疫学的な陰性反応、バッチ間の一貫性など、さまざまな問題が認識されています。さらに、この生物学的材料が有する温度感受性は、不安定な細胞調製、針の詰まり、その他の粘性の問題など、操作上の問題を引き起こします。これらが組み合わさることで、一貫性のないデータモデリングにつながります。

動物由来成分を用いていないVitroGelハイドロゲルシステムは、動物由来ECMに代わる、上記の問題を解決できる優れた選択肢となります。合成ハイドロゲルマトリクスの生物機能的な性質と室温でインジェクション可能というユニークな特性により、VitroGelハイドロゲルは、微小環境を十分に定義し、完全に制御することができ、より一貫した結果の取得につながります。
本ウェビナーでは、VitroGelの異種移植モデルへの適用、およびCDXにおける比較データについてご説明いたします。