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(がん治療の効果予測における低侵襲なツールとして期待される血漿由来細胞外ベシクル)

GeneTex社ウェビナーのお知らせ
(がん治療の効果予測における低侵襲なツールとして期待される血漿由来細胞外ベシクル)

掲載日情報:2022/11/10 現在Webページ番号:68433

GeneTex社(メーカー略称:GNT)は2022年11月30日(水)に、細胞外ベシクルのがん治療における効果予測マーカーへの応用についての無料のウェビナーを開催しました。
(2022年12月2日追記)ウェビナー録画版のご案内を記載しました。ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
GeneTex社ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。


がんマーカーウェビナー案内

・演題:Blood plasma-derived extracellular vesicles: A minimally invasive tool for predicting response to cancer treatment
・演者:Chioma M. Okeoma, PhD.,(Professor and Vice Chair of Research, ニューヨーク医科大学(NYMC)医学部 病理学・微生物学・免疫学教室)
・言語:英語
・開催日:2022年11月30日(水)12:00 am~1:00 am(日本時間)(開催済み)

■ウェビナー録画版のご案内
こちらの登録ページにて、お名前、メールアドレスをご登録いただくと、ウェビナー録画版をご覧いただくことができます( IE非対応です)。


ウェビナー要旨

エクソソームやマイクロベシクルなどの細胞外ベシクル(EV)は、細胞外に放出されるナノサイズの構造体です。EVは多くの種類の細胞から放出され、すべての体液中に存在し、細胞間のコミュニケーションに関与しています。EVは、産生した細胞の状態を体現しているため、健康・疾患状態の指標、疾患診断のための低侵襲バイオマーカー、治療効果の予測因子としての利用が期待されています。このようなEVの重要性にもかかわらず、現在のEV分離法には限界があります。
演者のOkeoma博士の研究室では、宿主細胞が発現する因子や、細胞外小胞や細胞外凝縮物などの細胞外環境に放出する因子が、病原体や疾病の発生要因に対する反応をどのように制御しているかを研究しています。
本ウェビナーでは、博士の研究室での、優れたEV分離ツールとしての粒子精製液体クロマトグラフィー(Particle Purification Liquid Chromatography, PPLC)の開発と、その使用による循環血漿由来EV(BEV)が乳がん患者の術前補助化学療法の効果予測における低侵襲バイオマーカーとして有望であることの発見についてご説明いたします。この発見は、乳がんやその他の悪性腫瘍の臨床管理に直結します。


お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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