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(新型コロナウイルスのRNA-タンパク質相互作用のサブゲノムレベルでの解析)

GeneTex社ウェビナーのお知らせ
(新型コロナウイルスのRNA-タンパク質相互作用のサブゲノムレベルでの解析)

掲載日情報:2022/04/07 現在Webページ番号:68394

GeneTex社(メーカー略称:GNT)は2022年4月21日(木)に、新型コロナウイルスのRNA-タンパク質相互作用についての無料のウェビナーを開催しました。
(2022年5月9日追記)ウェビナー録画版のご案内を記載しました。ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
GeneTex社ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。


RNA-タンパク質相互作用ウェビナー案内

・演題:The SARS-CoV-2 RNA-protein interactome at subgenome resolution
・演者:Mathias Munschauer, PhD.,(ヘルムホルツRNAベース感染研究所(HIRI)、ヴュルツブルク大学、ドイツ)
・言語:英語
・開催日:2022年4月21日(木)11:00 pm~22日(金)12:30 am(日本時間)(開催済み)

■ウェビナー録画版のご案内
こちらの登録ページにて、お名前、メールアドレスをご登録いただくと、ウェビナー録画版をご覧いただくことができます( IE非対応です)。


ウェビナー要旨

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染時における、ウイルスRNAと宿主細胞タンパク質との相互作用を明らかにすることは、ウイルスRNAの機能や、宿主の自然免疫反応についての理解を深めることにつながります。
演者のMunschauer博士らは、アンチセンスRNAの抽出と質量分析の組合せ(RAP-MS)を用いて、感染したヒト細胞においてウイルスRNAと直接かつ特異的に結合するヒトおよびウイルス由来タンパク質の網羅的解析(マッピング)を初めて行いました。
今回、この解析を異なる細胞種に拡張し、ウイルスRNAに対してのインタラクトームを、ウイルスのゲノムおよびサブゲノムレベルでそれぞれ解析しました。その結果として、ウイルスRNAのサブゲノムレベルにおいて、ウイルスRNAと宿主細胞タンパク質との相互作用に異なる結合嗜好があり、宿主由来タンパク質の濃縮に量的な違いがあることを見出しました。次いで、ウイルスRNAと宿主細胞タンパク質の直接的な相互作用部位を網羅的にマッピングし、遺伝子編集と薬理学的阻害の双方を用いて、RNAに直接結合するいくつかの分子について、ウイルス感染における機能的関連性を示しました。
このような宿主依存性因子の同定とそれに基づいた防御戦略は、RNAウイルスの生物学や宿主と病原体の相互作用を分子レベルで解明し、治療に役立てるための普遍的なロードマップを提供します。


お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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