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(神経炎症と神経変性疾患について)

GeneTex社ウェビナーのお知らせ
(神経炎症と神経変性疾患について)

掲載日情報:2022/02/16 現在Webページ番号:68375

GeneTex社(メーカー略称:GNT)は2022年2月24日(木)に、神経炎症と神経変性疾患についての無料のウェビナーを開催しました。
(2022年3月2日追記)ウェビナー録画版のご案内を記載しました。ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
GeneTex社ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。


神経炎症と神経変性疾患ウェビナー案内

・演題:Neuroinflammation and Neurodegenerative Disease
・演者:Chun-Cheih Chao, PhD.,(Synlogic社)
・言語:英語
・開催日:2022年2月24日(木)11:00 pm~12:00 am(日本時間) (開催済み)

■ウェビナー録画版のご案内
こちらの登録ページにて、お名前、メールアドレスをご登録いただくと、ウェビナー録画版をご覧いただくことができます( IE非対応です)。


ウェビナー要旨

アストロサイト(星状細胞)は、中枢神経系(CNS)のニューロンに対して複雑な作用を及ぼす機能的に多様な細胞集団であり、その機能には神経細胞の恒常性維持に役立つ作用(乳酸の放出や外傷後の組織修復の促進など)と、破壊的作用(中枢神経系の炎症や神経変性の促進など)の両方が含まれます。これらの負のプロセスには、神経毒性、ミクログリア反応の調節、炎症性細胞の動員など、複数のメカニズムが関与している可能性があります。
演者のChun-Cheih Chao博士は、プロテオミクス、メタボロミクス、トランスクリプトミクス、摂動を組み合わせたアプローチにより、アストロサイトにおけるスフィンゴ脂質代謝が、細胞質ホスホリパーゼA2(cPLA2)とミトコンドリア抗ウイルス性シグナル伝達タンパク質(MAVS)の相互作用を引き起こすことを発見しました。これがNF-κB駆動の転写プログラムを刺激し、中枢神経系の炎症および、MAVS-ヘキソキナーゼ2(HK2)相互作用の途絶を引き起こし、乳酸産生の低下と神経細胞の代謝の低下をもたらします。
本ウェビナーでは、この一連の出来事をどのように薬理学的に標的化して、神経炎症の治療に役立てられるかをご説明します。


お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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