ATCC®ウェビナーのお知らせ
(がん転移モデルとして優れたEMT / METレポーター細胞株)
掲載日情報:2022/01/11 現在Webページ番号:68363
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ATCC®(メーカー略称:ACC)では 2022年1月28日(金)に、上皮間葉転換レポーターモデルによるがん転移のモデル化について無料のウェビナーを開催しました。
ATCC® Webにて、録画版をご覧になれますので、ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
※ ATCC® ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。
・演題:EMT Reporter Cell Lines: Migrating to Better Models of Transition
・演者:Diana Douglas, BS,(Senior Biologist, ATCC®)
Sangeeta Kumari, MS,(Senior Biologist, ATCC®)
・言語:英語
・開催日:2022年1月28日(金)2:00 am(日本時間)(開催済み)
・ウェビナーの詳細・録画版のご視聴はこちらから
※ EMT Reporter Cell Lineの詳細についてはこちらをご覧下さい。
ウェビナー要旨
上皮間葉転換(Epithelial-to-mesenchymal transition:EMT)と、その逆の現象の間葉上皮転換(Mesenchymal-epithelial transition:MET)は、腫瘍細胞の移動と浸潤に関与する生理的なメカニズムです。
転移研究に有用な高度な生物学的モデルを研究者に提供するために、ATCC®はCRISPR/Cas9技術を用いて、数多くのEMTおよびMETレポーター細胞株を作製しました。これらのレポーター細胞株は、赤色蛍光タンパク質(RFP)タグ融合ビメンチンや緑色蛍光タンパク質(GFP)融合E-カドヘリンの発現により、細胞の上皮から間葉系への移行(またはその逆)をリアルタイムにモニタリングすることができます。
本ウェビナーでは、気道、大腸、乳腺、膵臓の細胞株から得られたEMT / METモデルの概要を説明し、その開発と検証において得られた転換についての幅広いデータをご紹介します。
キーポイント
- ATCC®では、CRISPR/Cas9を用いて、多数のEMTおよびMETレポーターのノックイン細胞株を作製した。
- VIM-RFPおよびECAD-GFPについて、ノックイン遺伝子の完全性を、ゲノム、mRNA、およびタンパク質レベルで検証した。
- EMT / METアゴニストでの刺激による形態変化、内在性レポーター発現、マーカー発現、浸潤など、転換についての詳細なデータが得られた。
演者について
※ウェビナーご視聴後、内容に関してのご質問がございましたらフォームからお問い合わせ下さい。
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