ATCC®ウェビナーのお知らせ
（毒性試験に新たな次元をもたらす神経前駆細胞由来のニューロスフェアについて）
掲載日情報：2021/11/16 現在Webページ番号：68351
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ATCC®（メーカー略称：ACC）では 2021年12月10日（金）に、神経前駆細胞由来のニューロスフェアを用いた毒性試験について無料のウェビナーを開催しました。
ATCC® Webにて、録画版をご覧になれますので、ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
※ ATCC® ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。
・演題：Neural Progenitor Cell-derived Neurospheres: Build Dimension into Your Toxicity Studies
・演者：Brian Shapiro, PhD.,（Scientific Content Specialist, ATCC®）
・言語：英語
・開催日：2021年12月10日（金）2：00 am（日本時間）（開催済み）
・ウェビナーの詳細・録画版のご視聴はこちらから
※ ATCC® Neural Progenitor Cells（神経前駆細胞）についてはこちらをご覧下さい。
ウェビナー要旨
ニューロスフェア（神経幹細胞塊）は、薬剤候補物質の神経毒性を調べる際の二次元培養法に代わる方法として、近年注目を集めています。従来のin vitroのニューロスフェア培養は、部位特異的な組織から分離されていましたが、この方法で得られたニューロスフェアは、非常に動的で、クローンでなく、変化に富んでいます。このような動的な性質を持つため、研究者は実験のパラメーターを操作・制御することが難しく、実験結果に混乱をもたらします。
ヒトiPS細胞由来の神経前駆細胞（NPC）は、クローン的に増殖し、さまざまな神経サブタイプに分化させることができるため、毒性スクリーニングのための魅力的な手段となります。本ウェビナーでは、ATCCのNPCからニューロスフェアを生成する簡単な方法をご説明します。そして、このニューロスフェアが複数の脳系細胞に分化し、薬剤に対して期待通りの反応を示したデータを示し、毒物学的アッセイにおける可能性を検証します。
キーポイント
- NPC由来のニューロスフェアは指数関数的に成長し、培養中は2週間まで前駆状態を維持した
- NPC由来のニューロスフェアは、ドーパミン作動性ニューロンを含む複数の脳系細胞への分化に成功した
- 様々な化学療法剤を投与したところ、健常者とパーキンソン病患者の間で異なる反応が見られた
演者について
※ウェビナーご視聴後、内容に関してのご質問がございましたらフォームからお問い合わせ下さい。
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