初期段階の神経前駆細胞を迅速に成熟させるサプリメント BrainFast Neuronal Maturation Supplement

お手持ちの初代神経細胞や、ヒトiPS・ES細胞から分化させた初期段階の神経前駆細胞を、各種神経細胞へ迅速かつ確実に成熟させるサプリメントのセットです。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
※ヒトiPS細胞から分化させた各種神経細胞の前駆細胞については、こちらをご覧下さい。

※本製品に細胞は含まれていません。
※本製品は初期段階の神経前駆細胞の成熟を促進させるための汎用サプリメントです。特定の神経細胞への分化誘導因子は含まれていません。
※別途必要な試薬、培地類については、製品付属のプロトコルをご確認下さい。

培養開始7日後に、抗MAP2抗体（赤：成熟した神経）と抗SOX1抗体（緑：神経幹細胞）で染色した。本製品を添加したもの（右）が98％成熟しているのに対し、無添加のもの（左）では未だ89％が神経幹細胞のままである。

培養開始7日後に、抗Neuronal Class III β-Tubulin（クローンTuJ1）抗体（赤：神経細胞）と抗Synapsin抗体（緑：シナプス前駆体）で染色した。本製品を添加したもの（右）の方が、無添加のもの（左）と比べてSynapsin発現量が約6倍になっている。

培養開始7日後に、抗MAP2抗体（赤：成熟した神経）と抗SOX1抗体（緑：神経幹細胞）で染色した。本製品を添加したもの（右）が95％成熟しているのに対し、無添加のもの（左）では未だ88％が神経幹細胞のままである。

培養開始7日後に、抗Neuronal Class III β-Tubulin（クローンTuJ1）抗体（赤：神経細胞）と抗Synapsin抗体（緑：シナプス前駆体）で染色した。本製品を添加したもの（右）の方が、無添加のもの（左）と比べてSynapsin発現量が約4.2倍になっている。

培養開始4、7、10日目に、電気刺激に対するカルシウム応答を測定した。 10日後のカルシウム応答が最大であることが分かる。 左下は、カルシウム蛍光指示薬 Cal-520による染色像。