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目的細胞への成熟を迅速に行えます ヒトiPS細胞から分化させた各種神経細胞の前駆細胞
掲載日情報:2019/04/09 現在Webページ番号:68009
ヒトiPS細胞から分化させた各種神経細胞やアストロサイトの前駆細胞です。付属のサプリメントを用いて培養することにより、目的細胞への成熟を迅速に行えます。
※ 本製品は、HIV、HBV、HCVが陰性であることを確認していますが、取り扱いには十分にご注意下さい。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
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特長
- 幅広い種類の神経細胞やアストロサイト/ミクログリアを取りそろえています。
- 目的細胞の純度が高く、また、ロット間差が少なく、高品質です。
- 前駆細胞を付属のサプリメントを用いて培養することにより、目的細胞への成熟を迅速に行えます*。
- 各細胞について、レポーターとしてGFPを恒常的に発現する製品もあります。
- 各細胞の由来のヒトiPS細胞は、男性健常人の血球細胞より作製されており、インフォームドコンセント取得済みです。
- 細胞数:5×106 cells/vial (#BX-0100、#BX-0300)
:2×106 cells/vial (上記以外)
:1×106 cells/vial (商品コードの末尾が「e」)
*本細胞には、播種時および培養時に培地に添加する各種サプリメントが付属しています。また、必要な試薬、培地類の詳細については、製品付属のプロトコルをご確認下さい。
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製品一覧
商品コードをクリックすると価格表をご覧いただけます。
分類 | 品名 | 評価に用いているマーカー分子 | 成熟に必要な日数 | 商品コード | |
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GFPの発現なし | GFPの発現あり | ||||
運動ニューロン | Spinal Motor Neurons | FOXP1(70%) | 5~10 days | BX-0100 | BX-0101 |
ドーパミン作動性 ニューロン |
Midbrain Dopaminergic Neurons | TH、En1 | 7~14 days | BX-0200 | BX-0201 |
グルタミン酸作動性 ニューロン |
Cortical Glutamatergic Neurons | FOXP2(80%)、GABA(<20%) | 7~14 days | BX-0300 | BX-0301 |
GABA作動性 ニューロン |
Cortical GABAergic Neurons | GABA(70%) | 7~14 days | BX-0400e | BX-0401 |
Medium Spiny GABAergic Neurons | Darpp32(80%)、GABA(70%) | 7~14 days | BX-0700 | BX-0701 | |
アストロサイト | Cortical Astrocytes | GFAP(75%) | 4~7 days | BX-0600 | - |
Spinal Astrocytes | GFAP(75%) | 4~7 days | BX-0650 | - | |
ミクログリア | Microglia | IBA1(75%) | 4~7 days | BX-0900 | BX-0901 |
*1:目的細胞の純度は、マーカー分子の抗体による検出、細胞のTranscriptome解析などのデータを総合的に評価して決定しています。なお、すべての分化神経細胞について、神経共通のマーカーであるMAP2やNeuronal Class III β-Tubulinの発現を確認しています。
*2:>70%の神経細胞がGABA作動性で、さらに>15%の神経細胞がパルブアルブミン(PV)陽性です。
*3:大脳皮質ニューロンは、グルタミン酸作動性のものが80%、GABA作動性のものが20%の比率で存在しています。
※ 本製品の価格は、企業・営利団体のお客様(Industry)と大学・非営利団体のお客様(Academia)とで異なります。また、別途輸送費(¥70,000)が必要となります。
バルク注文
バルク(大容量)でのご注文も承ります!
1ロットで1×109 cells以上の作製実績もあります。
詳細については、バルク製品担当(Tel:03-5684-1615、Fax:03-5684-1634)までお問い合わせ下さい。
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7~10日培養した各種分化神経細胞における特異的マーカーの確認
■ 脊髄運動ニューロン(#BX-0100)
A~C:マーカーであるMNX1、FoxP1、ChATの発現確認(それぞれ画像中で緑色)。神経共通のマーカーであるNeuronal Class III β-Tubulinが赤色、Hoechst(核染色)が青色。
下段:位相差顕微鏡像
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BrainXell社 細胞の使用例
培養10日目の運動ニューロンに各種化合物存在下で電気刺激を与え、カルシウム応答の変化を測定した。
用いた化合物:DMSO(ネガティブコントロール)、TTX(ナトリウムチャネルブロッカー)、Glycine、GABA、THIP(GABA-Aレセプターの選択的アゴニスト)、CGP64626(GABA-Bレセプターの選択的アゴニスト)
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メーカーインタビュー
Vol. 31 神経科学のエキスパート集団がお届けする成熟速度の早い神経細胞 神経科学のエキスパート集団 BrainXell社に、取り扱い製品の「神経細胞」についてお話を伺いました。 |
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