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新規ヒトiPS/ES細胞マーカー抗体 抗LNFP Ⅰ抗体 Anti-Lacto-N-fucopentaose Ⅰ(LNFP Ⅰ), Mouse-Mono (R-17F)

掲載日情報:2024/05/13 現在Webページ番号:66019

フナコシ /
フナコシ株式会社
[メーカー略称:FNA]

抗LNFP Ⅰ抗体 (Anti-Lacto-N-fucopentaose Ⅰ (LNFP Ⅰ), Mouse-Mono (R-17F))は、ヒトiPS細胞を免疫原として作製された、lacto-N-fucopentaose Ⅰ(LNFP Ⅰ)を認識する抗体です。LNFP Ⅰは未分化ヒトES細胞・ヒトiPS細胞の細胞表面に存在する糖鎖であり、分化すると発現しなくなるため、抗LNFP Ⅰ抗体は未分化ヒトiPS/ES細胞のマーカーとして使用できます。
また、未分化のヒトiPS/ES細胞に結合し細胞傷害作用を発揮するため、未分化iPS/ES細胞の除去にも使用できます。

製品名変更のお知らせ

本製品は、以下のとおり製品名を変更いたしました。
なお、製品仕様、商品コード、価格、容量に変更はございません。

  • 旧品名:iPSelector <Anti-LNFP Ⅰ, Human, Mouse-Mono(R-17F)>
    🡇
  • 新品名:Anti-Lacto-N-fucopentaose Ⅰ (LNFP Ⅰ), Mouse-Mono(R-17F)

抗LNFP Ⅰ抗体および既存のマーカー抗体を用いたヒトiPS細胞コロニーの免疫細胞染色

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抗LNFP Ⅰ抗体および既存のマーカー抗体を用いたヒトiPS細胞コロニーの免疫細胞染色

バルクバナー

SSEA-3抗体やSSEA-4抗体ではすべてのヒトiPS細胞を染色することができなかったが、抗LNFP Ⅰ抗体はコロニーに含まれるすべてのヒトiPS細胞の細胞膜を均一に強く染色できた。

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ヒトiPS/ES細胞マーカー抗体について

これまでのiPS/ES細胞のマーカー抗体(TRA-1-60、TRA-1-81、SSEA-3、SSEA-4抗体など)はヒトiPS/ES細胞の未分化状態を確認するために広く使用されています。しかし、これらのほとんどは胚性がん細胞(embryonal carcinoma 細胞:EC細胞)を免疫原として開発された抗体であり、EC細胞にも強く交差します。さらに、TRA(tumor rejecton antigen)の名前から容易に想像できるように、TRA抗体は多くのがん細胞と反応することも知られています。以上のことから、TRA-1-60、TRA-1-81、SSEA-3、SSEA-4抗体などはiPS/ES細胞に特異的な抗体とは言えません。
抗LNFP Ⅰ抗体は、ヒト iPS 細胞を免疫原として作製したハイブリドーマから、ヒト iPS細胞陽性、ヒトEC細胞陰性の条件を満たすようスクリーニングしたモノクロナール抗体です。EC細胞にほとんど交差せず、未分化のヒトiPS/ES細胞を高選択的・特異的に認識するため、新規ヒトiPS/ES細胞マーカー抗体として使用できます。

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特長

  • ヒトiPS細胞を免疫原としたマウスモノクローナル抗体(クラス:IgG1, クローン:R-17F)です。
  • ヒトiPS/ES細胞を認識するマーカー抗体として使用できます。
  • ヒトiPS/ES細胞のコロニー内部まで、すべてのヒトiPS/ES細胞の細胞膜を一様に染色します。
  • 未分化のヒトiPS/ES細胞に結合し細胞傷害作用を発揮し、未分化iPS/ES細胞の除去にも使用できます。
  • マウスモノクローナル抗体(クローン:R-17F)
  • 免疫原:ヒトiPS細胞(Tic)
  • クラス:IgG1
  • 検証済交差性:ヒト
  • エピトープ:ヒトiPS/ES細胞の細胞膜に存在する糖脂質の糖鎖部分lacto-N-fucopentaose Ⅰ (LNFP Ⅰ: Fuc 1-2Gal 1-3GlcNAc 1-3Gal 1-4Glc)
  • 適用:免疫細胞染色、ウエスタンブロット、フローサイトメトリー、未分化ヒトiPS/ES細胞の除去
  • 製品形状:Protein A精製(1mg/ml、50%グリセロール添加、防腐剤無添加)

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抗LNFP Ⅰ抗体と既存のマーカー抗体との細胞結合性の比較

現在汎用されているヒト多能性幹細胞マーカー抗体のTRA-1-60、TRA-1-81などと異なり、抗LNFP Ⅰ抗体はiPS細胞 (Tic) およびES 細胞 (KhES-3、H9) とよく結合しますが、EC細胞(2102Ep、NCR-G3)にはほとんど結合しません。

細胞 本製品 TRA-1-60 TRA-1-81 SSEA-3 SSEA-4 SSEA-1 Nanog
エピトープ 糖脂質 ケラタン硫酸 ケラタン硫酸 グロボシド グロボシド ルイスx 転写因子
Tic (iPS) ++++ ++++ ++++ ++++ ++++ + +++
KhES-3 (ES) +++ ++++ ++++ +++ ++++ + +++
H9 (ES) ++++ ++++ ++++ +++ ++++ ± +++
2102Ep (EC) ± ++++ ++++ +++ +++ + +++
NCR-G3 (EC) ++ ++++ ++++ +++ ++++ ++ ++++

SSEA-1:マウスES/iPSマーカー抗体

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使用例

ウェスタンブロット

ウェスタンブロットによる検証

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細胞ライセート5 μgのウェスタンブロットを行った。

  • :ヒトiPS細胞(LNFP Ⅰ発現)
  • :HEK293細胞(LNFP Ⅰ非発現)
  • 希釈度:2,000倍(0.5 μg/ml)
  • 二次抗体:Anti-Mouse IgG, Goat-Poly, HRP(KPL社 #5220-0337
  • 化学発光基質:Trident plus Western HRP Substrate(GNT社 #GTX400006
  • 検出:LuminoGraph I (ATTO)で1分間検出

LNFP Ⅰは糖鎖のため、ウェスタンブロットで複数のバンドが観察される。いずれも未分化ヒトiPS細胞特異的なバンドであり、HEK293細胞からは検出されなかった。

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フローサイトメトリー

抗LNFP Ⅰ抗体をフローサイトメトリーに使用した。

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抗LNFP Ⅰ抗体をフローサイトメトリーに使用した。
未分化のヒトiPS細胞はネガティブコントロール(2次抗体のみ/左図紫色)に認識されず、抗LNFP Ⅰ抗体に認識されていることがわかる(左図橙線)。

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Functional Assay(ヒトiPS細胞に対する濃度依存的な細胞傷害活性)

抗LNFP Ⅰ抗体は、ヒト iPS/ES 細胞特異的に強い細胞傷害活性(補体非依存的)を示した(左図)。細胞傷害活性は二次抗体処理により大きく増強された(右図)。
細胞傷害活性はシングルセルサスペンジョンの細胞ばかりでなくコロニーを形成した細胞に対しても認められた。細胞死の機構はアポトーシスでなくネクローゼによる。

Functional Assay(ヒトiPS細胞に対する濃度依存的な細胞傷害活性)

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抗LNFP Ⅰ抗体とヒト iPS 細胞株(Tic細胞)を4℃、45分間インキュベーションした後の生細胞数

抗LNFP Ⅰ抗体と同一アイソタイプのα-MBP抗体(コントロール)と異なり、抗体濃度依存的な細胞傷害作用がみられる。

Functional Assay(ヒトiPS細胞に対する濃度依存的な細胞傷害活性)

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抗LNFP Ⅰ抗体濃度1 μg/100 μlに二次抗体を添加すると細胞傷害活性がさらに増強され、二次抗体0.1 μg/100 μlを加えた時90%以上の細胞を死滅させた。

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抗LNFP Ⅰ抗体のヒトES/iPS細胞傷害活性

抗LNFP Ⅰ抗体のヒトES/iPS細胞傷害活性

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抗LNFP Ⅰ抗体はTic 株(ヒトiPS細胞)以外の、世界的に最も繁用されているヒトiPS細胞株201B7とヒトES細胞株H9およびKhES-3についても同様の細胞傷害活性を示した。細胞と抗体を4℃、45分間インキュベーションすると、抗LNFP Ⅰ抗体の量に応じて生細胞数が減った。

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参考文献

  1. Kawabe, K., et al., "A novel antibody for human induced pluripotent stem cells and embryonic stem cells recognizes a type of keratan sulfate lacking oversulfated structures", Glycobiology, 23(3), 322~336, (2013). [PMID:23154990]
  2. Matsumoto, S., et al., "A Cytotoxic Antibody Recognizing Lacto-N-fucopentaose Ⅰ (LNFP Ⅰ) on Human Induced Pluripotent Stem (hiPS) Cells", J. Biol. Chem., 290(33), 20071~20085, (2015) [PMID:26100630].
  3. Nakao, H., et al., "", Glycoconj. J., DOI 10.1007/s10719-0169-9710-2

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価格

[在庫・価格 :2024年05月20日 00時00分現在]

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詳細 商品名
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納期 文献数
Anti-Lacto-N-fucopentaose I (LNFP I), Mouse-Mono (R-17F)
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説明文
ヒトiPS細胞を免疫原として作製した,新規ヒトES/iPS細胞マーカー抗体。
クローン:R-17F
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
抗原種 Human 免疫動物 Mouse クラス IgG 標識 Unlabeled
交差性 Human 適用 FCM,Functional Analysis,IC,IF,Western Blot
クロナリティ Monoclonal フォーマット 性状 Protein A/G Affinity Purified 吸収処理
掲載カタログ ニュース2020年3月1日号 p.26

製品記事
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Anti-Lacto-N-fucopentaose I (LNFP I), Mouse-Mono (R-17F)

文献数: 0

説明文 ヒトiPS細胞を免疫原として作製した,新規ヒトES/iPS細胞マーカー抗体。
クローン:R-17F
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
抗原種 Human 免疫動物 Mouse
交差性 Human 適用 FCM,Functional Analysis,IC,IF,Western Blot
標識 Unlabeled 性状 Protein A/G Affinity Purified
吸収処理 クラス IgG
クロナリティ Monoclonal フォーマット
掲載カタログ ニュース2020年3月1日号 p.26

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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