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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies TransOMIC Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら TransOMIC Technologies社(メーカー略称：TOT)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
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HOME> 試薬> アポトーシス> アポトーシス細胞の検出／抽出キット> Pyroptosis/Caspase-1 Assay

ピロトーシス細胞（カスパーゼ-1活性化細胞）検出キット Pyroptosis/Caspase-1 Assay

掲載日情報：2020/06/11 現在Webページ番号：65906

イムノケミストリーテクノロジーズ /
Immunochemistry Technologies, LLC
[メーカー略称：ITL]

ピロトーシス（パイロトーシス、Pyroptosis）を起こした細胞を、カスパーゼ１の活性化を指標として蛍光顕微鏡またはフローサイトメーターで検出する試薬です。

特長
測定原理
使用例
操作方法概略
キット内容
価格

特長

キットにはカスパーゼ-1活性誘導物質としてニゲリシン（Nigericin）が含まれています。
キットには細胞透過性FLICA試薬（FAM-YVAD-FMKまたは660-YVAD-FMK）が含まれています。
FLICA試薬を細胞に添加すると、活性型カスパーゼ-1に不可逆的に結合し、蛍光を発します。
FLICA試薬添加後、すぐに蛍光を測定できない場合は、Fixative（キットに含まれる）を使用すれば最大16時間保存できます。
未固定の細胞はPI（ヨウ化プロピジウム）、7-AAD、またはHoechst 33342（キットに含まれる）で対比染色することもできます。

	Green Assay		Far Red Assay
商品コード	#9145	#9146	#9158
使用回数	25～50回分	100～200回分	25回分
FLICA試薬	FAM-YVAD-FMK		660-YVAD-FMK
測定波長	励起492 nm／蛍光520 nm		励起660 nm／蛍光680～690 nm

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測定原理

キットに含まれるFLICA試薬（FAM-YVAD-FMK、660-YVAD-FMK）は細胞透過性で、細胞に添加すると、活性型カスパーゼ-1に不可逆的に結合します。
カスパーゼ-1と結合しなかった試薬は細胞外に拡散して洗い流されます。
その後に測定・観察された蛍光シグナルは、試薬の添加時点において細胞内に存在するカスパーゼ-1酵素活性の直接的な尺度といえます。

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使用例

THP-1細胞からマクロファージへの分化誘導の測定
■使用キット：Green Assay（FAM-YVAD-FMK）
■実験条件：THP-1懸濁細胞をPMA（5 ng / ml）で処理し、マクロファージへの分化を誘導した。 48時間後、PMAを除去し、LPS（10 ng / ml）を添加した新しい培地に交換し、カスパーゼ-1の活性化を誘導した。 2時間後、細胞をFAM-YVAD-FMKで1時間染色・洗浄し、蛍光顕微鏡で観察した。
■結果：コントロール細胞（右下図）では活性型カスパーゼ-1を有する細胞がわずかしかないが、一方でカスパーゼ-1を誘導した細胞（左上図）では、多数の緑色蛍光が観察できる。

Nigericinで処理Jurkat細胞中のカスパーゼ-1活性測定
■使用キット：FarRed Assay（660-YVAD-FMK）
■実験条件：
（パネルA〜C）ネガティブコントロール。誘導なし。
（パネルD〜F）Jurkat細胞をNigericin（10μM）で処理。NLRP3インフラマソームおよびカスパーゼ-1の活性化を誘導した。
その後すぐに660-YVAD-FMKを添加し、次いで細胞を37℃で24時間インキュベートし、洗浄した。さらにHoechst 33342で核を対比染色し、Hamamatsu Flash 4.0カメラ装着Nikon Eclipse 90i蛍光顕微鏡で観察した。
■結果：
（パネルA〜C）660-YVAD-FMK標識を示すパネルAでは、活性型カスパーゼ-1を持つ赤色細胞は見られない。
（パネルD〜F）Nigericin処理細胞では、パネルEに青色核を持つ多くの細胞が見られるが、その大部分はパネルDで赤色に標識されており、活性型カスパーゼ-1の存在を示す。

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操作方法概略

試料およびコントロールを調製する。
diH₂OでCellular wash bufferを希釈する。
DMSOをFLICA試薬（Caspase-1 inhibitor）に添加する。
PBSでFLICA試薬を希釈し、各試料に添加する。
約1時間インキュベートする。
培地を除去後、Cellular wash bufferを加えて遠心し、細胞を洗浄する。
細胞ペレットを Cellular wash bufferに再懸濁する。
（オプション）必要に応じて標識（Hoechst 33342、PI、7-ADD、抗体など）する。
（オプション）必要に応じて細胞を固定する。
蛍光顕微鏡、蛍光プレートリーダー、またはフローサイトメーターにより分析する。

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キット内容

		Green Assay		Far Red Assay
商品コード		#9145	#9146	#9158
使用回数		25～50回分	100～200回分	25回分
キット内容	・FLICA Caspase-1 inhibitor reagent (FAM-YVAD-FMK)	1 vial	4 vial	-
	・FLICA 660 Caspase-1 inhibitor reagent（660-YVAD-FMK）	-	-	1 vial
	・Cellular wash buffer	15 ml	60 ml	15 ml
	・Fixative	6 ml	6 ml	6 ml
	・Hoechst 33342	1 ml	1 ml	1 ml
	・Nigericin	1 vial	1 vial	1 vial