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酸化ストレスのマーカー8-OHdGの定量 8-OHdG定量分析受託サービス

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:65544

ELISAより選択性の高いLC-MS/MSを用いた、尿中の8-OHdGの定量分析受託サービスです。紫外線やストレスを受けるとDNA中のグアニン塩基は活性酸素の作用により損傷を受け、8-ヒドロキシデオキシグアノシン(8-OHdG)が生成します。この8-OHdGはDNAが修復される段階で細胞外に排除され、尿中に排泄されることが知られています。8-OHdGは比較的安定な化合物で、速やかに生体外(尿)に排泄されることから、酸化ストレスのマーカーとして利用されています。LC-ECD(電気化学検出器)、ELISAなどの測定法がありますが、選択性の高いLC-MS/MSを用いた定量分析を実施しています。

「還元型・酸化型コエンザイムQ10(CoQ10)の分別定量分析受託サービス」については、こちらをご覧下さい。

8-OHdG

8-OHdG定量分析受託サービス分析法

  • LC-MS/MS
  • 装置:SCIEX製 QTRAP 5500
  • イオン化法:ESI法 ポジティブ
  • モード:MRM
尿中8-OHdGのMRMクロマトグラム

尿中8-OHdGのMRMクロマトグラム

尿中8-OHdGのHPLC-ECDクロマトグラム

尿中8-OHdGのLC-ECDクロマトグラム

■8-OHdGの分別定量分析の測定試料

測定項目・対象因子測定試料必要試料量測定方法
8-OHdG(クレアチニン補正)尿2~3 mlLC-MS/MS

■8-OHdG尿中濃度

化合物名検出限界定量下限
8-OHdG0.7 ng/ml2 ng/ml

■ヒト尿中の8-OHdG定量結果の例

試料8-OHdG
ヒト尿12.9 ng/ml

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ご注文方法/価格

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LC-MS/MSについて

LC-MS/MS(液体クロマトグラフィータンデム質量分析法)とは、液体クロマトグラフ(LC)により分離した分析対象成分を専用のインターフェース(イオン源)を介してイオン化し、生成するイオンを質量分析計(MS)で分離して特定の質量イオンを解離・フラグメント化させ、それらのイオンを質量分析計で検出する分析装置です。LC/MSと同様に分析対象は液体に溶解しイオン化するものであればほとんどの化合物が測定可能です。LC-MS/MS法はLC/MS法と異なり、特定の質量のみを選択し、フラグメント化することができるため、微量成分定量分析には欠かせない手法といえます。
本装置は特定の質量のみを選択し、フラグメント化することができるだけでなく、質量分析計はイオントラップ機能も有しており、定量だけでなく微量成分の構造解析にも有効です。

LC-MS/MS装置装置名
島津製作所製 Prominence HPLC
SCIEX社製 QTRAP 5500
装置の仕様
イオン化法:APCI及びESI
質量範囲:50~1250 Da

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