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無細胞発現系で発現させた膜タンパク質を導入 プロテオリポソームの作製受託サービス

掲載日情報:2017/02/15 現在Webページ番号:65490

独自の無細胞発現系システムにより発現させた膜タンパク質を界面活性剤を用いずに直接リポソーム膜に導入し、プロテオリポソームを作製します。得られたプロテオリポソームを用いた活性評価サービスにも対応致します。

cell-free

サービスの種類

1 プロテオリポソームの作製 独自のCell-freeタンパク質合成系を用いる膜タンパク質の発現からプロテオリポソームを作製
2 作製したプロテオリポソームの解析
  • 膜タンパク質の機能解析(結合解析やイオンチャネル動態解析など)
  • 活性に応じたプロテオリポソームの最適化
  • 膜タンパク質構造解析など
さまざまなサービスがあります。詳細はお問い合わせ下さい。

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Cell-free膜タンパク質の発現とプロテオリポソームの作製

Cell-freeタンパク質の発現 合成Cell-freeタンパク質の発現

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プロテオリポソームの作製受託サービスの特長

  • 無細胞発現系システムのため、細胞毒性などの細胞生理的制約を受けません。
  • タンパク質量25μg相当のプロテオリポソームを納品します。
  • 界面活性剤、疎水性マトリックスなどと、親和性があります。
  • 任意の膜タンパク質を選択可能です。
  • 複数の膜タンパク質の同時導入にも対応します*
  • 部位特異的翻訳後修飾(リン酸化など)も可能です。
  • リポソームの脂質組成のカスタマイズ可能です。
  • リポソームに機能性修飾(PEG化など)が可能です。
  • 従来組換タンパク質としての発現が難しく、in vitro で解析困難であったタンパク質の研究に有用です。

* ご希望に合わせたリポソームのカスタマイズなどが可能です。弊社までお問合せ下さい。

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作製実績のある膜タンパク質の種類と生物種

実績のある膜タンパク質の種類と生物種

創薬ターゲットとして注目されるGPCRやイオンチャネル、トランスポーターを機能を維持した状態での作製に多数成功しています。また、無細胞発現系のため、タンパク質の由来動物種を選びません。哺乳動物細胞での過剰発現系では上手く発現させることが困難なウイルスタンパク質や細菌タンパク質も成功例があります。詳細はお問い合わせ下さい。

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プロテオリポソームの応用例

  • 膜タンパク質のin vitro 機能解析(SPRなど各種結合解析、パッチクランプなど)
  • 膜タンパク質に結合する化合物のスクリーニング
  • 膜タンパク質に対する抗体作製(立体構造を保った抗原)
  • 膜タンパク質の立体構造解析
  • 機能性膜タンパク質のターゲッティング
  • VLP(Virus Like Particle)の調製

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プロテオリポソームの使用例

CXCR4の使用例

CXCR4を導入したプロテオリポソームとSDF1-α(CXCR4に対するアゴニスト)の相互作用のSPR法解析
SDF1-α濃度依存的な結合シグナルが得られ、レセプターとリガンドの定量的な結合解析ができることがわかる。

詳細については、こちらをご覧下さい。

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プロテオリポソームの作製受託サービスのご注文方法と価格

お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品業務担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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