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抑制性サイトカインに着目した制御性T細胞の研究に有用です Recombinant Mouse IL-35 Protein

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:65453

Adipogen Life Sciences社の生物活性を有する、マウスインターロイキン35(Interleukin-35:IL-35)組換え体タンパク質(Recombinant Mouse IL-35 Protein)です。

インターロイキン35(IL-35)とは

インターロイキン35(Interleukin-35:IL-35)は、休止または活性化したエフェクターT細胞(Teff)ではなく、制御性T細胞(Treg)によって産生される新規のIL-12ファミリーサイトカインです。IL-35は、EBI3(Epstein-Barr-Virus-induced gene 3)およびIL-12a(p35)からなるヘテロ二量体タンパク質です。EBI3はTreg細胞の発達と機能に必要な転写因子であるFoxp3の下流標的であり、結果としてTreg細胞のIL-35制限が起こります。制御性T細胞は、自己寛容を維持し、自己免疫を抑えるためには不可欠であり、IL-35はTreg細胞の免疫抑制機能を媒介する分子として同定されました。抑制性サイトカインとして、IL-35はTreg細胞集団の増殖を誘導し、Th17細胞の発達を抑制します。炎症性腸疾患の実験モデルを使用したマウスの研究では、IL-35鎖のいずれかの欠如は、炎症を抑える細胞能力の低下を示しました。IL-35は免疫療法の潜在的な標的として提案されています。近年、不十分なIL-35レベルは、1型糖尿病(T1D)および自己免疫疾患の発症に極めて重要な役割を果たすことが示されています。


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特長

  • 純度:≧98%(SDS-PAGE)
  • 産生:CHO細胞
  • 形状:凍結乾燥品
  • エンドトキシン濃度:<0.06EU/μg タンパク質(LAL test)
  • 配列:Ebi3サブユニット(aa 23~228)およびIL-12a(p35)サブユニット(aa 23-215)からなるマウスIL-35複合体に、ヒトIgG1のFc領域を付加。
  • 生物活性:Con A活性化マウス脾臓細胞の細胞増殖アッセイで確認済み。

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使用例

Mouse IL-35 Proteinの使用例

IL-2の発現におけるRecombinant Mouse IL-35 Proteinの影響

脾臓CD4+ CD25-T細胞と樹状細胞(DC)をOVAとRecombinant Mouse IL-35 Protein(10 ng/ml)の存在下もしくは非存在下で単離・培養した。上清中のIL-2レベルは、IL-2特異的ELISAを用いて測定した。

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使用文献

  • K. Singh, et al., Sci. Rep., 5, ID12633 (2015).
  • M. Yokota, et al., Am. J. Rhinol. Allergy, 29, 251 (2015).

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価格

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IL-35/Fc Chimera, Mouse, Recombinant
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説明文
Ebi3サブユニット(aa 23~228)およびIL-12a(p35)サブユニット(aa 23-215)からなるマウスIL-35複合体にポリペプチドリンカーを介してヒトIgG1のFc部位が付加している。純度:>95% (SDS-PAGE),エンドトキシンレベル:<0.06EU/µg protein (LAL test; Lonza),産生:CHO cells,由来動物:Mouse,発現系:CHO cells,タグ情報:Fc,活性:あり,形状:凍結乾燥品,M.W.:~30-60kDa,エンドトキシン:<1EU/mg protein (LAL test; Lonza).
別名:Interleukin-35
Protein Accession No: NP_032377.1
別包装品 別包装品あり
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掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.27

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Ebi3サブユニット(aa 23~228)およびIL-12a(p35)サブユニット(aa 23-215)からなるマウスIL-35複合体にポリペプチドリンカーを介してヒトIgG1のFc部位が付加している。産生:CHO cells,純度:>95% (SDS-PAGE),エンドトキシン濃度:<0.06 EU/μg,形状:凍結乾燥品,エンドトキシンレベル:<0.06EU/µg protein (LAL test; Lonza),由来動物:Mouse,発現系:CHO cells,タグ情報:Fc,活性:あり,M.W.:~30-60kDa,エンドトキシン:<1EU/mg protein (LAL test; Lonza).
別名:Interleukin-35
Protein Accession No: NP_032377.1
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別名:Interleukin-35
Protein Accession No: NP_032377.1
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説明文 Ebi3サブユニット(aa 23~228)およびIL-12a(p35)サブユニット(aa 23-215)からなるマウスIL-35複合体にポリペプチドリンカーを介してヒトIgG1のFc部位が付加している。産生:CHO cells,純度:>95% (SDS-PAGE),エンドトキシン濃度:<0.06 EU/μg,形状:凍結乾燥品,エンドトキシンレベル:<0.06EU/µg protein (LAL test; Lonza),由来動物:Mouse,発現系:CHO cells,タグ情報:Fc,活性:あり,M.W.:~30-60kDa,エンドトキシン:<1EU/mg protein (LAL test; Lonza).
別名:Interleukin-35
Protein Accession No: NP_032377.1
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IL-35/Fc Chimera, Human, Recombinant
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
Ebi3サブユニット(aa 21~229)およびIL-12a(p35)サブユニット(aa 57~253)からなるヒトIL-35複合体にポリペプチドリンカーを介してヒトIgG1のFc部位が付加している。産生:CHO cells,純度:>98% (SDS-PAGE),エンドトキシン濃度:<0.06 EU/μg,形状:凍結乾燥品,エンドトキシンレベル:<0.06EU/µg protein (LAL test; Lonza),由来動物:Human,発現系:CHO cells,タグ情報:Fc,活性:あり,エンドトキシン:<0.06EU/µg protein (LAL test; Lonza).
別名:Interleukin-35
Protein Accession No: NP_000873.2
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別名:Interleukin-35
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