HOME
>
試薬
>
抗体
>
一次抗体
>
Autophagy Antibodies
HOME
>
試薬
>
細胞情報伝達
>
ユビキチン化・SUMO化
>
オートファジー
>
Autophagy Antibodies
オートファジー関連抗体 Autophagy Antibodies
掲載日情報：2019/11/29 現在Webページ番号：64371
様々な細胞株において交差性および適用が確認された、オートファジー関連抗体です。使用されたアプリケーションや動物種などの情報が充実しており、多数の論文で使用実績がある信頼性の高い抗体です。
追加しました。
腫瘍研究におけるオートファジーとクロロキン（CQ）の有効性
オートファジーは、神経変性、心筋症、自己免疫疾患およびがんを含む、多くの異なる疾患に関与しています。がんにおけるオートファジーの役割は複雑かつ不可解です。動物モデルにおいて、オートファジーの欠損により腫瘍形成が促進されることが示されています。しかし、実際にはオートファジーは栄養の枯渇または毒性分子の蓄積したがん細胞の生存を高めることで、腫瘍の成長を支えていると考えられています。
抗マラリア薬のクロロキン（Chloroquine、CQ）は、現在、後期悪性腫瘍の抗がん物質の一つとして期待されています。CQの抗がん効果は、がん細胞におけるオートファジーの抑制に起因していますが、最近オートファジー非依存的メカニズムによってもがんを弱体化できることが明らかになりました。CQは内皮細胞においてNotch1のシグナル伝達を活性化し、腫瘍内血管の正常化を促進します。これにより、細胞毒性療法のデリバリーと効果を高めるだけでなく、腫瘍の低酸素状態の減少に伴うがん細胞の転移を阻止できるのではないかと考えられています。また、この腫瘍塊に対する血管の改善によって、新しい免疫療法の研究も期待されます。
追加しました。
パネル抗体
オートファジー／オートファゴゾームに関連する数種類の抗体のお試しサイズをセットにした製品です。必要な抗体すべてを単独で購入するよりも経済的です。
抗体名をクリックすると製品情報、商品コードをクリックすると価格表をご覧いただけます。
※ 下記掲載以外にも多数の抗体セット製品を取り揃えています。詳細はGeneTex社Webをご覧下さい。
※ 各抗体サンプラーキット、各抗体パネルに含まれる抗体は、単独製品としても取り扱っています。
| キット名 | Antibody panel | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Autophagy | Autophagy elongation |
Autophagosome Marker |
|||||
| キット 内容 |
抗体 | 交差性 | 適用 | 商品コード | GTX300103 | GTX300105 | GTX300079 |
| ATG 5 | Human, Mouse | WB, IC, IF, IHC | GTX113309 | － | ● | ● | |
| ATG12 | Human, Mouse, Rat | WB, IHC, IP | GTX124181 | － | － | ● | |
| ATG16L1 | Human, Mouse | IC, IF, IHC | GTX129098 | － | ● | － | |
| LC3B | Human, Mouse, Rat, Pig |
WB, IC, IF, IHC, FCM, IP |
GTX127375 | ● | ● | ● | |
| Rabbit IgG (HRP) |
Mouse, Rabbit | WB, IC, IF, IHC, ELISA |
GTX213110-01 | ● | ● | ● | |
| SQSTM1 [N3C1] |
Human, Mouse, Rat, Zebrafish, Bovine, Honeybee |
WB, IC, IF, IHC, FCM, IP |
GTX100685 | ● | － | ● | |
※ FCM：フローサイトメトリー、IC：免疫細胞染色、IF：免疫蛍光染色、IHC：免疫組織染色、IP：免疫沈降、WB：ウエスタンブロット
追加しました。
使用例
抗LC3B抗体 (#GTX127375)
抗SQSTM1 (pSer403) 抗体 (#GTX128171)
抗NDP52 [GT1813]抗体 (#GTX630397)
蛍光免疫染色像
試料：未処理のHeLa細胞（左）、50μM Chloroquineで24時間処理したHeLa細胞（右）
緑：抗NDP52抗体 (#GTX630397)
赤：Phalloidin（F-actinマーカー）
抗GABARAPL1抗体 (#GTX129277)
蛍光免疫染色像
試料：未処理のHeLa細胞（左）、50μM Chloroquineで24時間処理したHeLa細胞（右）
緑：抗GABARAPL1抗体 (#GTX129277)
赤：Phalloidin（F-actinマーカー）
追加しました。
ラインナップ
抗体名をクリックすると製品情報を、商品コードをクリックすると価格表をご覧いただけます。
| 抗体 | 商品コード | 免疫動物 | 交差性 | 適用 | Citation＊ | Validation＊ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| AKT [N3C2], Internal | GTX121937 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat, Japanese Medaka |
WB, IC, IF, IHC, IHC (frozen), IP |  |
   |
| AKT1 | GTX110613 | Rabbit-Poly | Human, Mouse | WB, IC, IF, IHC, IP | |
|
| ATG12 | GTX124181 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat | WB, IHC, IP | |
|
| FIS1 | GTX111010 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat | WB, IC, IF, IHC | |
|
| GABARAPL1 | GTX129277 | Rabbit-Poly | Human | WB, IC, IF | |
|
| LC3B | GTX127375 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat, Pig | WB, IC, IF, IHC, FCM, IP | |
 |
| mTOR [C1], Internal | GTX101558 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat | WB | |
|
| mTOR [C3], C-term | GTX101557 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat | WB, IC, IF, IHC, IP, ChIP assay | |
|
| NDP52 [GT1813] | GTX630397 | Mouse-Mono | Human | WB, IC, IF | |
|
| p21 Cip1 | GTX112898 | Rabbit-Poly | Human, Chicken | WB, IC, IF, IHC | |
|
| p21 Cip1 [GT1032] | GTX629543 | Mouse-Mono | Human, Mouse | WB, IC, IF, IP | |
|
| p53 | GTX102965 | Rabbit-Poly | Human, Mouse | WB, IC, IF, IHC, IP, ChIP assay | |
|
| p53 [DO1] | GTX70214 | Mouse-Mono | Human, Mouse | WB, IC, IF, IHC, IHC (frozen), FCM, IP, ELISA |
|
|
| PI3 kinase p150 [C1C3] | GTX108953 | Rabbit-Poly | Human, Mouse | WB, IP | |
|
| SQSTM1 / P62 (pSer403) | GTX128171 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat | WB, IC, IF, IHC, FCM, IHC | |
|
| SQSTM1 / P62 [GT1478] | GTX629890 | Mouse-Mono | Human, Mouse | WB, IC, IF, IHC (frozen), FCM | |
|
| SQSTM1 / P62 [N3C1], Internal | GTX100685 | Rabbit-Poly | Human, Mouse, Rat, Zebrafish, Bovine, Honeybee |
WB, IC, IF, IHC, FCM, IP | |
|
※ FCM：フローサイトメトリー、IC：免疫細胞染色、IF：免疫蛍光染色、IHC：免疫組織染色、IP：免疫沈降、WB：ウエスタンブロット
＊ マークについて
：使用文献および評価レビューの情報が公開されています。
（ノックアウト／ノックダウン）：標的タンパク質のゲノム編集またはRNA干渉後におけるシグナルの完全または有意な減少を確認しています。
（タンパク質の過剰発現）：標的タンパク質をコードするcDNAを導入した細胞をポジティブコントロールとして用い、抗体で検出した内在性シグナルが標的タンパク質であることをウエスタンブロットによって確認しています。
（IP-MS）：抗体によってライセート試料の免疫沈降を行い、得られた標的タンパク質のペプチド配列を、質量分析によって検証しています。
（生物学的特性）：薬物処理、低酸素状態または細胞成分の分画処理などを行った試料について、標的タンパク質に特有の生物学的特性に基づいた抗体のシグナルの変化を検証しています。また、様々な細胞株でタンパク質またはmRNAレベルにおける標的タンパク質の発現の有無のシグナル分析も実施しています。
詳細は「GeneTex社における抗体の品質管理」の記事をご覧下さい。追加しました。
フライヤーのダウンロード
画像をクリックするとフライヤーをダウンロードできます。
追加しました。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。