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ヒッポ シグナル伝達情報伝達経路測定用細胞株 Hippo Pathway TEAD, Luciferase, MCF7 Cell Line

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:63293

ルシフェラーゼを用いた、ヒッポ情報伝達経路(Hippo Pathway)のモニタリングに最適な細胞株です。MCF7細胞にTEAD応答性エレメントの制御下にルシフェラーゼ遺伝子が組み込まれています。細胞内では、非リン酸化YAP/TAZが核内に局在し、レポーターのルシフェラーゼを恒常的に誘導しますが、ヒッポ情報伝達経路の活性化によりルシフェラーゼの発現が阻害されます。

マイコプラズマが陰性であることを確認していますが、取り扱いには十分にご注意下さい。
本製品は輸送費が別途必要となります。詳細は、当社営業担当までお問い合わせ下さい。
お客様における事故・過失による製品の破損、汚染トラブル対策の為、予備1バイアルを含む2バイアルにてご提供します。
企業のお客様も含め、使用に当たりライセンス料は不要です。


ヒッポ情報伝達経路(Hippo pathway)とは

ヒッポ情報伝達経路は、細胞増殖および細胞死を調節します。高い細胞密度や細胞ストレスによって活性化され、細胞増殖を停止し、アポトーシスを誘導します。哺乳動物においてはMSTキナーゼとLATSキナーゼを含みます。ヒッポ情報伝達経路が活性化する際、MSTキナーゼはLATSキナーゼをリン酸化し、リン酸化LATSキナーゼは転写活性補助因子のYAPとTAZをリン酸化します。非リン酸化YAPとTAZは核内に残留し、TEAD/ TEF転写因子と相互作用し、細胞周期促進遺伝子の転写をオンにします。しかし、リン酸化されたYAPとTAZは、核から細胞質へと動員され、YAPとTAZ依存性遺伝子の転写はオフとなります。ヒッポ情報伝達経路の機能不全はヒトのガンにおいてしばしば見られ、その下方調節はガン細胞の攻撃的な性質と予後不良に相関します。


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特長

  • ヒッポ情報伝達経路活性のモニターおよび阻害物質のスクリーニングに有用です。
  • 細胞株:MCF7
  • 細胞量:1バイアル当たり約1.5×106細胞/ml (10%DMSO)

ルシフェラーゼによる測定にはOne-Step Luciferase Assay System (#60690)の利用をお勧めします。


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解析例

ヒッポ シグナル伝達情報伝達経路測定用細胞株の解析例1
Hippo Pathway TEAD Reporter-MCF7 cellを用い、各濃度のokadaic acidおよびH2O2の阻害効果を検証した。


ヒッポ シグナル伝達情報伝達経路測定用細胞株の解析例2
Hippo Pathway TEAD Reporter-MCF7 cellを用い、各濃度のokadaic acidに対する化学発光強度(%)の阻害曲線を作成した。IC50値は0.13 μMと算出された。


ヒッポ シグナル伝達情報伝達経路測定用細胞株の解析例3
Hippo Pathway TEAD Reporter-MCF7 cellを用い、各濃度のH2O2に対する化学発光強度(%)の阻害曲線を作成した。IC50値は7.5 mMと算出された。


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細胞株のご購入にあたって

BPS Bioscience社の細胞株のご購入の際には、☞ BPS Bioscience License Disclosureをご確認いただくようお願いいたします。



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価格

[在庫・価格 :2024年04月27日 20時55分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
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  • 価格
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納期 文献数
Hippo Pathway TEAD Reporter - MCF7 Cell Line
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説明文
※ライセンス同意書の提出が必要。 ※輸入諸費用(60,000円)を別途いただく製品です。 ※受注発注品。※別途ご購入いただきたい製品の商品コード:60690,79796,60187,79531
法規制等
保存条件 液体窒素中での保存 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年6月1日号 p.5
ニュース2020年10月15日号 p.18

製品記事 Cell Signaling Pathway Reporter, Luciferase Recombinant Cell Line
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Hippo Pathway TEAD Reporter - MCF7 Cell Line

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説明文 ※ライセンス同意書の提出が必要。 ※輸入諸費用(60,000円)を別途いただく製品です。 ※受注発注品。※別途ご購入いただきたい製品の商品コード:60690,79796,60187,79531
法規制等
保存条件 液体窒素中での保存 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年6月1日号 p.5
ニュース2020年10月15日号 p.18

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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