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三次元コラーゲンマトリクスにより線維芽細胞などの収縮性を測定するキット Collagen-Based Cell Contraction Assay Kit

掲載日情報:2014/12/12 現在Webページ番号:62941

三次元コラーゲンマトリクスにより,in vitroで線維芽細胞などの収縮性を解析するキットです。細胞収縮メディエーターのスクリーニングに有用です。

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MEMO

細胞収縮について


創傷治癒は,上皮形成,結合組織沈着,収縮の3つの過程から成り,収縮は筋線維芽細胞によって仲介されると考えられています。線維芽細胞の収縮解析には,3次元コラーゲンゲルを用いた培養モデルが広く使用されています。

in vitroにおける線維芽細胞によるコラーゲンマトリクスの再編・収縮能の解析には,下記のようなモデルが用いられています。
●浮遊収縮モデル(Floating Contraction Model)では,細胞を含む重合コラーゲンマトリクスはディッシュから剥離されて,培地中で浮遊します。外部の機械的負荷がなくなると,細胞内のストレスファイバーの形成を伴わずに,マトリクスの収縮が起こります。
●接着モデル(Attached Model)では,細胞を含む重合コラーゲンマトリクスをディッシュに接着させたままにします。収縮の際に機械的負荷が発生し,細胞のストレスファイバーが集合します。

特長

  • 2ステップのコラーゲン収縮モデルを採用しています。まず接着したマトリクス収縮の初期に機械的負荷が発生し,その後マトリクスを剥がすことで機械的負荷が解消され,機械的応力消失によって更なる収縮が起こります。
  • キットには,24ウェルプレートで6回分(#CBA-201-T)または24回分(#CBA-201)のアッセイに必要な試薬が含まれています。
  • 線維芽細胞を始め,3次元コラーゲンマトリクスで培養可能な細胞(内皮細胞,筋細胞,心臓細胞など)の解析も行えます。

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使用例

細胞の収縮性を測定するキット Collagen-Based Cell Contraction Assay Kit

Collagen-Based Cell Contraction Assay Kitを用いたBDMによる細胞収縮阻害解析
コラーゲンゲル中でCOS-7細胞を2日間培養し,BDMで1時間処理した。その後細胞の収縮を誘導し,ゲルサイズの経時的変化を調べた。

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操作方法概略

  1. 細胞懸濁液とCollagen Solutionを混合してプレートに播種し,37℃で1時間インキュベートし,重合させる(Polymerization)。
  2. 培地を添加し2日間培養する(Stress Developed)。
  3. 必要に応じてBDMなどの収縮メディエーターで処理し,その後滅菌スパチュラでコラーゲンゲルをウェル壁面から剥がす(Release)。
  4. コラーゲンゲルサイズ(収縮)の経時変化を,定規や画像解析ソフトを用いて調べる。(Contraction)
細胞の収縮性を測定するキット Collagen-Based Cell Contraction Assay Kit

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キット内容

  • Collagen solution (Bovine type Ⅰcollagen)
  • Neutralization solution
  • DMEM medium
  • PBS
  • Cell contraction inhibitor (2,3-Butanedione monoxime(BDM))

キットに細胞,培地などは含まれていません。

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価格

[在庫・価格 :2019年11月21日 23時09分現在]

※ 納期として表示している期間は弊社発注日からの「目安」となり、納期を保証する物ではございません。実際には長くかかる場合もございます。ご注意ください。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Collagen-based Cell Contraction Assay (24assays)
- 2
説明文
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2018年10月15日号 p.28

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[在庫・価格 :2019年11月21日 23時09分現在]

※ 納期として表示している期間は弊社発注日からの「目安」となり、納期を保証する物ではございません。実際には長くかかる場合もございます。ご注意ください。

Collagen-based Cell Contraction Assay (24assays)

文献数:2

  • 商品コード:CBA-201
  • メーカー:CBO
  • 包装:1kit
  • 価格:¥73,000
  • 在庫:1個
  • 納期:-
  • 法規制等:

説明文
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2018年10月15日号 p.28

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FAQ

Q-1. ウェルからのゲルの剥離はどのように行いますか?

A-1.培養2日後に,滅菌済みのスパチュラでプレート壁面とゲルの間を丁寧に差し込みます。スパチュラを壁面に沿って,ゆっくりと動かし,ゲルを壁面から完全に剥がします。スパチュラは,mg単位の化合物を秤量する際に使用するような,先端が薄く,細くて平らなものをお使い下さい。ゲルを剥がす前に,スパチュラは70%エタノールで滅菌して下さい。

Q-2. 経時変化を測定するため,ゲルをウェルから取り出す必要はありますか?

A-2.ゲルサイズの経時変化を測定する際は,プレートに入れたまま行うことを推奨します。ゲルは非常に軟らかく,プレートから取り出した場合,測定が難しくなります。

Q-3. この方法は線維芽細胞だけに適用するものですか?

A-3.コラーゲンベースで収縮を測定する本キットは,線維芽細胞だけでなく3次元コラーゲン培養を行える細胞(内皮細胞,筋細胞,心臓細胞など)に適用できます。

Q-4. このキットで,培養細胞を3次元コラーゲンマトリクスに用いるプロトコルはありますか?

A-4.本製品を3次元コラーゲン培養に用いるためには,データシートに記載されている「Assay Protocol」の4.に従って下さい。ゲルの剥離のステップを除いて同じプロトコルです。細胞は倒立顕微鏡で可視化できます。

Q-5. アッセイに用いた細胞を回収することはできますか?

A-5.細胞の回収はテストしていないため,プロトコルはございませんが,可能です。細胞はウシⅠ型コラーゲン中に含まれるため,コラゲナーゼⅠでインキュベートすることで,コラーゲンを消化できます。消化に必要な酵素ユニットについては最適化する必要があります。

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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