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食用油中の極性化合物/油脂の劣化状態を2分で確認できる試薬 OleoTest

掲載日情報:2022/01/18 現在Webページ番号:4132

食用油脂(揚げ油、フライ油)中のモノグリセリドなどの極性化合物の量を、色素変化を指標にわずか2分間で確認できる試薬です。試料となる油脂をチューブへ入れて撹拌するだけの簡単操作で、精密な測定装置は必要ありません。

OleoTestチューブの外観とカラースケール

過熱による油脂中の極性化合物の生成

食品を高温の油脂(160℃以上)で長時間加熱すると、油脂は空気との接触による酸化、食品に含まれる水分による加水分解、重合などの化学反応が起こります。この反応によって、生体に悪影響を及ぼすモノグリセリド、ジグリセリド、重合トリグリセリドといった極性化合物が産生され、油脂の官能特性(香り、色、味)や健康への影響も変化します。食用油中の極性化合物量は、油脂の劣化の指標とされています。




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特長

  • 一般的な食用油脂(ヒマワリ油、大豆油、トウモロコシ油、ピーナッツ油など)の測定に適しています。
  • あらかじめ試薬の入ったチューブに試料を添加し、その色変化を製品添付のカラースケールと比較して極性化合物量(%)を求めます。
  • 呈色は数か月間持続します。


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操作方法概略

  1. 試料の温度に応じて、下記の2通りの方法で油脂試料と青色試薬を混合する。
    a. 試料が60℃以下の場合 :室温で油脂試料をチューブラベルの下部まで注ぐ。フタをしないままチューブを電子レンジに設置し、最大出力で5~10秒熱する。電子レンジが無い場合、チューブのフタをしっかり閉めて、混合液が溶解するまで熱湯に浸ける。
    b. 試料が60℃以上の場合 :チューブにAnti-burn holderをセットし、チューブラベル下部の位置まで60℃以上の油脂試料を添加する。数分静置し、フタを固く締めholderを取る。
  2. チューブのフタをしっかり閉め、激しく撹拌する。
  3. 2分間静置後、カラースケールと比較する。反応終了後、液状だった混合液は固化する。
  4. チューブは熱を避け(60℃で試薬が再溶解する)、暗所で保存する。
OleoTestの操作方法概略

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価格

[在庫・価格 :2024年04月25日 17時35分現在]

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Oleotest 10×10tests
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保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年3月15日号 p.15

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2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
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掲載カタログ ニュース2023年3月15日号 p.15

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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