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ロット毎の品質に一貫性があります! FBS代替品血清 EquaFETAL (イクアフィータル)

掲載日情報:2017/09/01 現在Webページ番号:34809

生後24時間以内、初乳摂取前の新生仔牛から採取された高品質なFBS代替品血清です。ガンマグロブリン、総タンパク質、ヘモグロビンなど、通常のFBS (ウシ胎仔血清) とほぼ同等の性能を持ちます。

ウシでは初乳摂取により初めて免疫応答系が働くため、血中免疫グロブリン量が増加してします。EquaFETAL(イクアフィータル)は初乳摂取前の仔牛から採取しているため、ウシ胎児血清(FBS)とほぼ同等です。

 EquaFETALボトル EquaFETAL特長

特長

  • 100%米国産の生後24 時間以内の乳牛から採取されたウシ血清です。
  • 様々な株化細胞において従来のFBS と同様に使用できます。
  • 母牛の給餌から血液の採取、血清への加工まで厳密に管理されているため、ロット差がほとんどありません。
  • Atlas Biologicals社がcGMP 準拠の施設において、独自で血液の採取から加工までを行っており、母牛の給餌から血液の採取、血清への加工までトレーサビリティがあります。
  • 一貫した製造プロセスによりコスト削減をはかり、お求め易い価格でご購入いただけます。
ロットチェック不要の培地用血清 EquaFETAL (イクアフィータル)

(A) 本製品とFBSにおけるpopulation doubling (細胞分裂):解凍後1~3回継代の結果
FBSと同等の性能があることが分かる。

(B) EquaFETALのロット間の倍加時間の比較
ロット差が小さいことがわかる。

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仕様

検査項目*3 EquaFETAL FBS NCS*1 検査手法
総タンパク質 (g/dL) 3.0~4.5 3.0~4.5 4.0~6.5 Biuret Method, Doumas, Clin, Chem
IgG (μg/mL) 300 300 10,000 ELISA
エンドトキシンレベル(E.U./mL) 10 10 10 LAL test USP 85
ヘモグロビン(mg/dL) 25 25 25 Fleming and Woolf, Spectrophotometric
浸透圧(mOsm/kg) 260~340 260~340 260~340 UPS 785
マイコプラズマ 検出せず 検出せず 検出せず Barile, MF and Kern (1971)
無菌試験 増殖せず 増殖せず 増殖せず USP 71
pH 6.8~7.8 6.8~7.8 6.8~7.8 USP 791
ウイルス*2 テスト済み テスト済み テスト済み 9CFR113.53

*1New born Calf Serum (生後10 日以内のウシ血清)

*2Blue Tongue Virus, Bovine Adenovirus, type 1 or 3 Bovine Adenovirus, type 5 Bovine Parvovirus, Respiratory Syncytial Virus Infectious (RSV), Bovine Viral Diarrhea Virus (BVDV), Cytopathic Agents (CPE), Hemadsorbing Agents, Infectious Bovine Rhinotracheitis (IBR), Parainfluenza 3 (PI3), Rabies Virus, Reovirus

*3EquaFETAL の生化学検査項目(単位):アルブミングロブリン比、アルブミン(g/dL)、アスパラギン酸アミノ基転移酵素(AST)(I.U./L)、Bicarbonate (meq/L)、ビリルビン(mg/dL)、カルシウム(mg/dL)、塩化物 (meq/L)、コレステロール(mg/dL)、クレアチンキナーゼ (CK)(I.U./L)、クレアチニン(mg/dL)、γ- グルタミルトランスフェラーゼ(GGT)(I.U./L)、グロブリン(g/dL)、グルコース(mg/dL)、IgG(μg/mL)、鉄(μg/dL)、マグネシウム(mg/dL)、リン (mg/dL)、ナトリウム(meq/L)、 トリグリセリド(mg/dL)


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実績細胞例

293T、A549、Amniocytes B cells、BHK、C2C12、C6/36、Dendritic cells、HEK293、Hela、hMADS、hMSC、Human Disc cell、Human epithelial cell、Human / rat cardiomyocytes、HUVECS、K562、Kasumi 1、L929、MAPC、MBDK、MEF、Mouse Primary lung and spleen、Osteoclast、Osteosarcoma、P3X、pDC、SC4、SP20、T cells、U205、Vero'sなど。


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FAQ

FAQ (クリックで開閉します)

Q-1. EquaFETALとは何ですか?
A-1. EquaFETALは100%米国産のウシ血清です。様々な株細胞において従来のFBSと同様に使用できます。

Q-2. EquaFETALは添加物を含んでいますか?
A-2. いいえ。EquaFETALは添加物を含んでいない、ウシ血清100%の製品です。製品名であるEquaFETALは、その仕様と品質においてFBSと同等である(equivalent)という由来でつけられました。

Q-3. なぜEquaFETALはFBSよりも安価なのですか?
A-3. Atlas Biological社が独自で血液の採取から加工までを行い、管理しているからです。

Q-4. EquaFETALがFBSよりも優れている点は?
A-4. ロットの一貫性、トレーサビリティ、価格です。

Q-5. EquaFETALの使用方法は?
A-5. ほとんどの場合、従来使用していたFBSと同様に使用できます。馴化方法については下記を参照して下さい。

EquaFETALの馴化プロトコル

  • 使用する細胞の種類に応じた培地(必要な添加物を含む)を用意する。
  • 従来使用していたFBSとEquaFETALの新ロットの混合物を培地に添加する。馴化開始時は旧FBSとEquaFETALの混合比を50:50とし、数回継代して細胞の様子を観察する。細胞に問題が無ければEquaFETALを使用してさらに培養を続ける。
  • 培養が難しい細胞の場合、さらに時間をかけて馴化を行う。EquaFETALと旧FBSの混合比を25:75として馴化を開始し、数回継代する。EquaFETALの割合を25%から徐々に増加させ、最終的に100%にする。
  • EquaFETALと旧FBSの混合物を用いて培養している間は、細胞の様子をよく観察し、細胞の状態が良好であることを確認してからEquaFETALの割合を増加させる。
  • 一度EquaFETALへの馴化が完了した細胞は、EquaFETALのロットを変更する際に再度馴化させる必要はない。

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使用文献


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EquaFETAL <US Origin FBS Substitute>
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説明文
生後24時間以内の乳牛から採取されたウシ血清。
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2020年2月1日号 p.25
ニュース2018年12月15日号 p.22

製品記事 ウシ胎児血清(FBS)/細胞培養用血清 特集
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EquaFETAL <US Origin FBS Substitute>

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説明文 生後24時間以内の乳牛から採取されたウシ血清。
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2020年2月1日号 p.25
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