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ヒト顆粒球と単球の食作用活性を定量するキット IngoFlowEx Kit

掲載日情報:2014/07/04 現在Webページ番号:26725

ヒト血液試料中の顆粒球と単球の食作用活性を、蛍光により定量するキットです。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

特長

  • FITCで標識されたE.coliをヒト顆粒球および単球に捕食させ、その蛍光強度をフローサイトメーターにより定量します。
  • キットには、顆粒球および単球の食作用活性の定量に必要な試薬がすべて含まれています。
  • 測定試料:ヒト血液(ヘパリン処理)
  • 測定波長:励起488nm/蛍光525nm(FITCチャンネル)、617nm(PEチャンネル)

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測定原理

FITCで標識したE. coliE.coli-FITC)を捕食した食細胞の蛍光強度を、フローサイトメーターで測定することで、食作用活性を測定します。

  1. E.coli-FITCと試料をインキュベーションした後に消光試薬(トリパンブルー)を添加し、捕食されなかったE. coli-FITCの蛍光を消光します。
  2. トリパンブルーを除去後、細胞の固定および赤血球の溶解を行います。
  3. その後、DNA染色液(PI)で細胞DNAを標識することにより、白血球と細菌破片塊とを区別します。

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操作方法概略

  1. ヘパリン添加ヒト血液試料とE.coli-FITC懸濁液を混合する。
  2. 別途E.coli-FITC無添加のコントロールを用意する。
  3. 試料およびコントロールをインキュベーター中に37℃で30分間(またはウォーターバス中に37℃で10分間)静置後、消光試薬を加える。
  4. 溶解試薬で赤血球を溶解する。
  5. 残った細胞をDNA染色液(PI)中に懸濁し、氷上で10分間静置する。
  6. 2時間以内にフローサイトメーターで試料およびコントロールを測定する。

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解析方法概略

  1. PEチャンネルで細胞塊を除去する(Fig.1)。
  2. 側面散乱光と前方散乱光のドットプロットを行い顆粒球と単球のゲートを設定する(Fig.2)。
  3. 各集団をFITCチャンネルのヒストグラムに移し、コントロールのヒストグラムを用いて差分曲線を求める。
  4. 顆粒球と単球の食作用活性(Fig.3AおよびFig.3B)と食細胞指数を算出する。

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キット内容

  • E. coli-FITC
  • Quenching solution
  • 10×lysing solution
  • 25×wash buffer
  • DNA staining solution

測定には、フローサイトメーターが必要です。

[在庫・価格 :2024年04月23日 20時55分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
IngoFlowEx Kit (100tests)
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等 医薬用外劇物
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2018年12月1日号 p.16

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IngoFlowEx Kit (100tests)

文献数: 0

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法規制等 医薬用外劇物
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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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