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HOME > 試薬 > タンパク質／酵素 > タンパク質解析 > タンパク質・ペプチドの定量 > Rubisco Quantitation Kit

植物、藻類中のRubisco（ルビスコ）の半定量キット Rubisco Quantitation Kit

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：26571

光合成に関与する、植物や藻類中に多く含まれるRubisco（ルビスコ, Ribulose-1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase）を、イメージングアナライザーを利用した免疫ブロッティングにより定量するキットです。キットには抗RbcL抗体、Rubisco標準物質、Rubiscoを定量的に抽出するRebisco extraction busfferが含まれます。ELISA法では問題になりがちな、全複合細胞タンパク質の混合物中からRubiscoの分離を行うことができるため、代替定量方法として優れています。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

Rubisco (Ribulose-1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase)について
特長
使用例
キット内容
解説動画（英語）
価格
関連製品：AgriseraECL Bright

Rubisco (Ribulose-1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase)について

Rubisco（ルビスコ, Ribulose-1,5-bisphosphate carboxylase/oxygenase）は光合成におけるCO₂固定の律速段階を触媒しています。地球上で最も豊富なタンパク質の一つであり、相同性について紅色細菌から開花植物にいたるまで実証されています。

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特長

標的タンパク質に共通して保持されている短い領域を認識する抗体を用いており、幅広い植物種や藻類に使用することができます。
ウエスタンブロッティング約50～100回分です。
以下の植物、藻類、シアノバクテリアに対する適用が確認されています。
Arabidopsis thaliana （シロイヌナズナ）, Chlamydomonas reinhardtii （クラミドモナス）, Cyanophora paradoxa （灰色藻）, Emiliana huxleyi （円石藻）, Euglena gracilis （ミドリムシ）, Gonyaulax polyedra （ゴニアウラクス属）, Heterosigma akashiwo （ヘテロシグマ・アカシオ）, Micromonas pusila （プラシノ藻）, Porphyra sp. （アマノリ属）Spinacia oleracea （ホウレンソウ）, Synechococcus PCC 7942 （シネココックス）, Thalassiosira pseudonana （タラシオシラ属）
推奨希釈倍率：1 / 5,000 ～ 1 / 10,000 (ウエスタンブロット、ECL使用時)。

※参考推定分子量
Arabidopsis thaliana: 52.7 kDa、
Cyanobacteria: 52.5 kDa、
Chlamydomonas reinhardtii: 52.3 kDa

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使用例

種々の植物から抽出した全タンパク質各2ug(1～5)と、マーカーとしてMagicMarks (Invitrogen社) (M)、標準物質として0.0625 pmol, 0.125 pmol, 0.25 pmolのRubisco protein standard (#AS01-017S)をそれぞれ4～12％ NuPage (Invitrogen社)ゲルにアプライし、LDS-PAGEに次いでウエスタンブロットを行った。上図はCCD imager (Fluor-S Max, Bio-Rad社) とQuantity One software (Bio-Rad)を用いて得られたウエスタンブロット像。ソフトウェアで各スポットの面積からバックグラウンドを差し引いた補正値をもとに、各試料中のRubisco量を算出することができる。

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