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生理活性を確認済みの高純度アクチンとアクチン結合タンパク質 アクチン(Actin)/アクチン結合タンパク質(Cytoskeleton社)

掲載日情報:2025/03/04 現在Webページ番号:941

Cytoskelton社では、生理活性について確認済みの高品質なアクチン(Actin)タンパク質およびアクチン結合タンパク質(Actin Binding Protein、ABP)製品を取り扱っています。これらは、F-アクチンの形成、アクチンポリマーの測定、修飾アクチンを用いた分子動態研究およびアクチンフィラメントの機能とダイナミクス制御の探索研究などに用いられます。

ローダミン標識非筋細胞アクチン(#APHR)を投与したCHO細胞

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ローダミン標識非筋細胞アクチン(#APHR)を投与したCHO細胞

標識アクチンは細胞のアクチン細胞骨格に素早く組み込まれ、アクチンの動態をリアルタイムで観察することができます。

アクチン(Actin)とは

  ☞ G-アクチンの重合によるF-アクチンの形成    ☞ アクチンポリマーの測定    ☞ 修飾アクチンの用途    ☞ アクチンと細胞内タンパク質との相互作用    ☞ 医療への応用  


Actin cytoskeleton transduces mechanical forces

アクチン細胞骨格による機械力の変換

  • ❶:F-アクチンの構造変化
  • ❷:隠れていた結合部位を明らかにするABP(アクチン結合タンパク質)の構造変化
  • ❸:ABPを介したアクチン重合ダイナミクスの変化

アクチン(Actin)は、生物間で高度に保存されている43 kDaのタンパク質です。アクチンには3つの主要なアイソタイプ(α−アクチン、β-アクチンおよびγ-アクチン)が存在し、それぞれの間で90%以上のアミノ酸配列上の相同性を有しています。ある特定のアイソタイプ間においては、98%以上の相同性を有するものも存在します。アイソタイプ間における相違の大部分は、アミノ末端の30残基に位置します。アクチンのアミノ末端はF-アクチンの二重らせん周辺に位置し1、この部位はミオシンと相互作用すると考えられています2

重要なことに、アクチンはアイソタイプの違いにより in vitroin vivoにおいてまったく異なる挙動を示します。Pardoらはγ-アクチンの細胞内局在の違い3, 4とアクチン関連タンパク質のアイソタイプの特異的結合について、またShusterらはβ-アクチンに対するエズリンの特異性に関して報告しています5。これらの研究により、アクチンのin vitro の研究には、in vivoのアイソタイプに最も近いアクチンを用いる必要性が示されました。

  ☞ アクチンタンパク質(Actin)    ☞ アクチン結合タンパク質 (ABP)  


G-アクチンの重合によるF-アクチンの形成

球状アクチン(G-アクチン)は、ATPの加水分解を伴い生理学的条件下で容易に重合し、二重らせん状のフィラメント状アクチン(F-アクチン)を形成します。

F-アクチンと蛍光ファロイジンの結合

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F-アクチンと蛍光ファロイジンの結合

F-アクチンの本来の立体構造により、ファロイジンはアクチンサブユニット間の溝に結合できます。

  • 橙色緑色赤色:アクチンサブユニット
  • 青色の空間充填マトリックス:ファロイジン
  • 赤色の空間充填マトリックス:ローダミン
アクチンフィラメントの二重らせん構造

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アクチンフィラメントの二重らせん構造

in vitroにおいて、アクチンは両端から重合することができるが、重合速度が異なるため、アクチンフィラメントに固有の極性が生じる。急速に重合する端はBarbed end(+端)と呼ばれ、成長速度の遅いする端はPinted end(−端)と呼ばれる(図参照)。

アクチンモノマーの濃度が臨界濃度(Critical Concentration、CC)を超えると、遊離モノマー濃度がCCに到達するまで重合します。in vitroでは、アクチン重合度は使用条件によって異なり、筋細胞のアクチンは4℃において2 mM Mg2+、50 mM KClの存在下で0.03 mg/mlとなります。イオンが存在しない場合、CCは3.0 mg/ml以上になります。このように、イオンの種類と強度を変えることで、形成するポリマー量を変化させることができます。

筋肉以外のアクチンは、独自のCC値があります。たとえば、4℃で2 mM Mg2+と50 mM KCl が存在する場合、CC は約 0.15 mg/mlとなります。Mg2+とKClを Ca2+に置き換えると、CC はほぼ10 mg/mlに増加し、さらに温度を30℃に上げると、非筋アクチンのCCは0.03 mg/mlまで減少します6


アクチンポリマーの測定

アクチン重合度の測定は、化合物がアクチン機能に与える影響を評価するための迅速で簡便なアッセイです。方法は利用可能な機器と必要な感度によって異なり7、信頼性の高い方法として以下の4つの方法が挙げられます。

  • ① ピレン結合体の蛍光増強
  • ② DNase阻害アッセイ
  • ③ 粘度測定
  • ④ スピンダウンアッセイ

①:汎用性と感度が高く、使いやすい方法です。コントロールと試験試料を少量のピレンアクチンと混合し、その後に蛍光光度計で重合を追跡します。ピレンアクチンモノマーがポリマーフォームに結合すると、蛍光強度は最大20倍に増強されます(下図参照)8

ピレンアクチンの蛍光測定によるアクチンの重合度

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ピレンアクチンの蛍光測定によるアクチンの重合度

アクチンの重合は微小管の組み立てと同様に、核形成、成長、定常状態の3段階で構成されます。重合度は定常状態の蛍光レベルによって示され、上限はファロイジン(アクチン安定化化合物)の追加により測定できます。これにより、CCが0.01 mg/ml未満に下がります。このアッセイの精度は95%を超えており、アッセイ中に試料が乱されることはありません。このアッセイの設定の詳細は、ピレンアクチンおよびActin Polymerization Biochem Kit(#BK003)をご確認下さい。

②:DNase阻害アッセイは、G-アクチンとDNase Ⅰ間の高親和性相互作用によってDNase活性を阻害します9。このアッセイは、G-アクチンとF-アクチンを区別することができ、細胞抽出物中の単量体アクチンとアクチンフィラメントの選択的な定量に用いられます。この測定方法は、アクチンフィラメントからG-アクチンを生成するアクチン結合タンパク質(ABP)の研究にも適用可能で、その一例がゲルゾリンタンパク質です。

③:粘度測定には高せん断法と低せん断法があり、調べたい重合の側によって異なります。短い(1 μm)アクチンフィラメントと中程度の(3~5 μm)アクチンフィラメントのわずかな差を測定する場合には高せん断法が適しており、長いフィラメントの試料の違いを判定する場合には、Pollardにより示された低せん断装置が適しています10。アクチンアセンブリの測定法は、反応を妨害(フィラメントをせん断する)と、正確性が低いという問題点があります。一方で、粘度測定は、2試料間のフィラメントの架橋の比較には適しています7

④:スピンダウンアッセイは、分画沈降によりF-アクチンとG-アクチンを分離します。この方法は、アッセイ時間を短縮できるため、主に定常状態でのアクチンポリマーの定量に用いられます。また、①や②の方法と組み合わせて反応の経時的なアクチンポリマーの定量にも用いることができます。ただしこの方法は破壊的であるため、試料に対する他のすべての測定の完了後に行なわれます。さらに、この方法は低分子のアクチンオリゴは沈降しないため、上清中のアクチンモノマー量を過大評価する可能性があるという問題点もあります11


修飾アクチンの用途

蛍光アクチンは、in vivo(アフリカツメガエルの卵または培養細胞へのマイクロインジェクションなど)およびin vitro(アクチントレッドミルまたはミオシン可動性アッセイなど)における分子動態研究に用いられます12。目的に応じたアクチンを用いることが重要で、線維芽細胞および神経細胞の注入は、非筋細胞のアクチンを用います13
蛍光アクチンについては、骨格筋(#AR05)および非筋肉(#APHR)をご覧下さい。重合の測定には、ピレンアクチンを用います7。また、ビオチンアクチンは、以下に示すようなさまざまな用途に用いられます。

  • a)ストレプトアビジンまたはアビジンでコートされた金粒子と組み合わせて、細胞内のアクチンの動態を調べるプローブとして用いることができます。
  • b)in vitroアッセイで、ストレプトアビジンビーズを用いてアクチンを標識したり、複合体から選択的に精製することができます。

アクチンと細胞内タンパク質との相互作用

F-アクチンとG-アクチンは、多くの細胞内タンパク質との相互作用が広く知られています14。現在、150種類を超えるアクチン結合タンパク質(Actin Binding Proteins、ABP)が知られており、細胞タンパク質の約25%を占めています。ABPは、筋収縮、ラメロポディアの押し出し、細胞運動、細胞質分裂、細胞質流動などのプロセスに関与するアクチン細胞骨格に、機能的多様性を与えます。これらのプロセスがアクチンフィラメントの機能とダイナミクス制御の探索研究は重要であり、進展し続けています。

ABPは、生化学的、遺伝学的、免疫学的アプローチを使用して分離および研究できます。50種類以上あるABPの識別方法やその機能/活性もさまざまあります。アクチンアフィニティーカラムは、F-アクチン結合あるいはG-アクチン結合かを問わず、ABPのアフィニティー精製によく用いられます。潜在的ABPがアクチンのダイナミクスに影響を与えることを示す簡便なアッセイは、ピレンアクチン蛍光によるアクチン重合度測定を用いて行えます。この種の研究は、新しいアクチン結合タンパク質の特定に役立っています15, 16, 17


医療への応用

アクチン細胞骨格のいくつかの機能は、細胞骨格/細胞膜相互作用に関係しています。細胞骨格と細胞膜の境界にあるタンパク質は、細胞の形状を制御し、特殊な膜ドメインを定義し、細胞間相互作用と接着斑を制御します。少なくとも15種類の主要なタンパク質種が、ヒト赤血球の膜骨格に関係しており、これらのタンパク質の多くの変異(spectrin、ankyrin、band 3 and protein 4.1など)は、赤血球の脆弱性と溶解の増加に関連しています18, 19

赤血球膜骨格タンパク質相同体は、脳のシナプス後密度や神経筋接合部などの他の多くの細胞型に見られ、これらのタンパク質が細胞形状と膜安定性に重要であることが示されています。デュシェンヌ型筋ジストロフィーやベッカー型筋ジストロフィーを引き起こす遺伝子変異を有する患者において重要性が明らかになっているアクチン関連タンパク質であるジストロフィンは、筋線維膜の必須成分であり、膜をアクチンフィラメント束の側面に結び付けていると考えられています。ジストロフィンの相同体である非筋細胞のユートロフィンは、同様の役割を果たすことが示されています20


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アクチンタンパク質

アクチンタンパク質の純度と生物活性

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アクチンタンパク質の純度と生物活性

左:純度 99%以上のウサギ骨格筋アクチン(AKL99)および右:純度 95%以上(AKL95)のウサギ骨格筋アクチン100 μgをSDS-PAGEゲルで泳動し、クマシーブルーで染色した。
重合試験において、⬅はアクチンタンパク質、◀はアクチン不純物(115 kDa)を示す。精製アクチンに含まれる微量不純物は、主にα-アクチンやゲルゾリンなどのアクチン結合タンパク質である。それぞれAKL99は90%以上、AKL95は80%以上の F-アクチンの生成を示した。


特長

  • 2種類の純度の製品があります(>95%または>99%)*
  • 生理活性を持つことを確認済みです(詳細についてはデータシートをご確認下さい)。
  • 未標識または標識された製品があります。
  • 細胞質、心臓などから抽出を行っています(詳細については下表をご覧下さい)。
α-Actin(#AT01-A、#AT01-C(>90%))を除く。

製品ラインナップ

商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。

動物種 由来 種別 標識 純度 包装 商品コード
Human Platelet β, γ-Actin Unlabeled >99% 2×250 μg APHL99-A
1 mg APHL99-C
5×1 mg APHL99-E
Rhodamine >99% 4×10 μg APHR-A
20×10 μg APHR-C
Rabbit Skeletal muscle Actin Unlabeled >95% 1 mg AKL95-B
5×1 mg AKL95-C
>99% 4×250 μg AKL99-A
2×1 mg AKL99-B
5×1 mg AKL99-C
10×1 mg AKL99-D
20×1 mg AKL99-E
Biotin >99% 5×20 μg AB07-A
20×20 μg AB07-C
Pyrene >99% 1 mg AP05-A
5×1 mg AP05-B
Rhodamine >99% 10×20 μg AR05-B
20×20 μg AR05-C
HiLyte Fluor 488 >99% 10×20 μg AR06-B
20×20 μg AR06-C
HiLyte Fluor 555 >99% 10×20 μg AR07-B
20×20 μg AR07-C
α-Actin Unlabeled >90% 2×50 μg AT01-A
10×50 μg AT01-C
Actin
(Pre-formed filaments)
Unlabeled >99% 1 mg AKF99-A
5×1 mg AKF99-B
Actin Protein
(MICAL-Oxidized)
Unlabeled >95% 2×250 μg MXA95
1 mg MXA95-XL
Pyrene >95% 2×250 μg MPAX1
1 mg MPAX1-XL
Bovine Cardiac muscle Actin Unlabeled >99% 1 mg AD99-A
5×1 mg AD99-B
Checken Gizzard muscle Actin Unlabeled >99% 1 mg AS99-A
5×1 mg AS99-B


蛍光標識アクチンタンパク質

適用

参考文献番号をクリックすると詳細をご覧いただけます。

適用 適用の参考文献
生体外膜のモデリング 1, 2
骨格媒介力/ストレスの分子機構 3, 4, 5, 6
細胞皮質における細胞骨格のin vitroモデリング 7
アクチンフィラメントの遊離Barbed end(+端)の標識によるin vivoアクチンダイナミクス機構の研究 8, 9, 10, 11
アクチン結合タンパク質の研究 12, 13, 14
機能的ナノデバイスへの応用 15, 16

使用例

HiLyte 488標識ウサギ骨格筋アクチン(#AR06)の蛍光顕微鏡

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HiLyte 488標識ウサギ骨格筋アクチン(#AR06)の蛍光顕微鏡像

HiLyte 488標識ウサギ骨格筋アクチン(#AR06)を1時間重合し、顕微鏡スライド上にスポットし、デジタルCCDカメラと100倍対物レンズ付属の落射蛍光顕微鏡で蛍光フィラメントを観察した。蛍光フィラメントは、FITCフィルターセット(Ab:480±15/Em:535±20 nm)を使用して観察した。


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アクチン結合タンパク質 (ABP)

Cytoskeleton社では、すべてのアクチン結合タンパク質 (ABP)製品について、その活性が公表値と同等であることを分析で確認しています。分析は製品によって異なり、F-アクチン切断分析、F-アクチン活性化 ATP 加水分解、およびアクチン重合分析が含まれます。下図はアクチン重合の活性化におけるWASP VCAドメインタンパク質の分析結果です。

Arp2/3およびWASP VCAドメインによって刺激されたアクチン重合の活性化

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Arp2/3およびWASP VCAドメインによって刺激されたアクチン重合の活性化

Actin Polymerization Biochem Kit(#BK003)を用い、in vitroにおいてArp2/3(#RP01)およびWASP VCA(#VCG03)ドメインのアクチン重合の活性化に及ぼす影響を示した。


特長

  • 高純度で、生物学的活性を持つことを確認済みです(詳細についてはデータシートをご確認下さい)。

製品ラインナップ

精製済みのアクチン結合タンパク質(Actin Binding Protein)です。すべての製品について、生理活性が確認されています。商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。
由来産生のカラムの橙色(Bacteria)は、組換え体タンパク質です。


品名 動物種 由来産生 タグ M.W. 純度 包装 商品コード
α-Actinin Rabbit Skeletal muscle 約100 kDa
(SDS-PAGE)
>85%
(SDS-PAGE)
2×50 μg AT01-A
10×50 μg AT01-C
Arp2/3 protein complex Pocine Brain 90%
(SDS-PAGE)
2×50 μg RP01P-A
6×50 μg RP01P-B
Cardiac Thin Filament Complex(CTFC) Bovine Cardiac Muscle >95%
(SDS-PAGE)
1 mg TFC-01
Cofilin
Recombinant
Human Bacteria Untagged 約21 kDa 95%
(SDS-PAGE)
100μg CF01-A
4×100 μg CF01-C
1 mg CF01-XL
Fascin-1 Protein: wild-type
Recombinant
Human Bacteria Untagged 約54 kDa
(SDS-PAGE)
>95%
(SDS-PAGE)
100 μg CS-FSC01-A
1 mg CS-FSC01-B
Gelsolin
Recombinant
Human Bacteria 6×His >85%
(SDS-PAGE)
4×20 μg HPG6-A
20×20 μg HPG6-B
Heavy Meromyosin Bovine Cardiac Muscle 約240 kDa
(SDS-PAGE)
>90%
(SDS-PAGE)
100 μg CS-MH03
1 mg CS-MH03-XL
Rabbit Skeletal muscle 70%
(SDS-PAGE)
4×50 μg MH01-A
MICAL-1
Recombinant
Human Bacteria 6×His 約60 kDa
(SDS-PAGE)
≧90%
(SDS-PAGE)
2×50 μg MIC01
1 mg MIC01-XL
MsrB2
Recombinant
Human Bacteria 6×His 約17 kDa
(SDS-PAGE)
≧90%
(SDS-PAGE)
2×50 μg MB201
1 mg MB201-XL
Myosin Rabbit Skeletal muscle 90%
(SDS-PAGE)
5×1 mg MY02-A
20×1 mg MY02-B
100 mg MY02-XL
Myosin Motor Bovine Cardiac Muscle 90%
(SDS-PAGE)
5×1 mg MY03-A
20×1 mg MY03-B
Myosin S1 fragment Bovine Cardiac Muscle 90%
(SDS-PAGE)
250 μg CS-MYS03
5 mg CS-MYS03-XL
Myosin-skeletal muscle S1 fragment Rabbit Skeletal muscle(Psoas muscle) 90%
(SDS-PAGE)
250 μg CS-MYS04
Myosin-smooth muscle S1 fragment Chicken Gizzards 90% 250 μg CS-MYS05
Profilin
Recombinant
Human Bacteria Untagged 約15 kDa >95%
(SDS-PAGE)
100 μg PR02-A
500 μg PR02-B
1 mg PR02-XL2
Skeletal Muscle Thin Filament Complex
(Rabbit Skeletal Muscle from psoas tissue)
Rabbit Skeletal muscle(Psoas muscle) >95%
(SDS-PAGE)
(SDS-PAGE)
1 mg CS-TFC02
Tropomyosin/Troponin Complex Bovine Cardiac Muscle 85%
(SDS-PAGE)
1 mg CS-TT05
5 mg CS-TT05-XL
WASP-VCA domain
Recombinant
Human Bacteria GST-tag 約43 kDa 90%
(SDS-PAGE)
500 μg VCG03-A

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Cytoskeleton社アクチン製品カタログ

下図をクリックするとCytoskeleton社アクチン製品カタログをご覧いただけます。

Cytoskeleton's Actin Tools

Cytoskeleton's Actin Tools

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関連資料

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FAQ


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アクチンの参考文献

  1. Holmes, K.C., et al., "Atomic model of the actin filament", Nature, 347(6288), 44~49 (1990). [PMID:2395461]
  2. Rayment, I., et al., "Structure of the actin-myosin complex and its implications for muscle contraction", Science, 261(5117), 58~65 (1993). [PMID:8316858]
  3. Pardo, J.V., et al., "Subcellular sorting of isoactins: selective association of gamma-actin with skeletal muscle mitochondria", Cell, 32(4), 1093~1103 (1983). [PMID:6340835]
  4. Otey, C.A., et al., "Immunolocalization of gamma isoform of nonmuscle actin in cultured cells", J. Cell Biol., 102(5), 1726~1737 (1986). [PMID:2422178]
  5. Shuster, C.B. and Herman I.M., "Indirect association of ezrin with F-actin: Isoform specificity and calcium sensitivity", J. Cell Biol., 128(5), 837~848 (1995). [PMID:7876308]
  6. Gordon, D.J., et al., "Comparative biochemistry of non-muscle actins", J. Biol. Chem., 252(22), 8300~8309 (1977). [PMID:144137]
  7. Cooper, J.A. and Pollard, T.D., "Methods to measure actin polymerization", Methods Enzymol., 85, 182~210 (1982). [PMID:6889668]
  8. Kouyama, T. and Mihashi, K., "Fluorimetry study of N-(1-pyrenyl) iodoacetamide-labelled F-actin. Local structural change of actin protomer both on polymerization and on binding of heavy meromyosin", Eur. J. Biochem., 114(1), 33~38 (1981). [PMID:7011802]
  9. Blikstad, I., et al., "Selective assay of monomeric and filamentos actin in cell extracts, using inhibition of deoxyribonuclease Ⅰ", Cell, 15(3), 935~943 (1978). [PMID:728995]
  10. Pollard, T.D., "A falling ball apparatus to measure filament cross-linking", Methods Cell Biol., 24, 301~311 (1982). [PMID:7048020]
  11. Harris, H.E., et al., "The depolymerization of actin by specific proteins from plasma and brain: A quantitative assay", Anal. Biochem., 119(1), 102~114 (1982). [PMID:7072932]
  12. Kron, S.J., et al., "Assays for actin sliding movement over myosin coated surfaces", Methods in Enzymol., 196, 399~416 (1991). [PMID:2034132]
  13. Wang, Y-L., "Fluorescence microscopic analysis of cytoskeletal organization and dynamics",In Ch. 1 of The Cytoskeleton. Eds. Carraway K.L. and Carraway C.A.C., Oxford University Press, N.Y., U.S.A (1992).
  14. Eds. Kreis, T. and Vale, R., "Guidebook to the cytoskeletal and motor proteins", Oxford University Press, N.Y., U.S.A. (1993).
  15. Cooper, J.A., "Actin filament assembly and organization in vitro", In Ch. 3 of The Cytoskeleton, Eds. Carraway, K.L. and Carraway, C.A.C., Oxford University Press, N.Y., U.S.A. (1992).
  16. Bresnick, A.R. and Condeelis, J., "Isolation of actin binding proteins from Dictyostelium discoideum", Methods Enzymol., 196, 70~83 (1991). [PMID:1851943]
  17. Bamburg, J.R., et al., "Purification and characterization of low molecular weight actin-depolymerizing proteins from brain and cultured cells", Methods Enzymol., 196, 125~140 (1991). [PMID:1851937]
  18. Hitt, A.L. and Luna, E.J., "Membrane interactions with the actin cytoskeleton", Curr. Opin. Cell Biol., 6(1), 120~130 (1994). [PMID:8167017]
  19. Arpin M., et al., "Membrane-actin microfilament connections: an increasing diversity of players related to band 4.1", Curr. Opin. Cell Biol., 6(1), 136~141 (1994). [PMID:8167019]
  20. Winder, S.J., et al., "Utrophin actin binding domain: Analysis of Actin Binding and Cellular Targeting", J. Cell Sci., 108(Pt1), 63~71 (1995). [PMID:7738117]

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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