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Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNAプローブ DFHBI / DFHBI-1T

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:8988

コーネル大学医学部 薬理学教室のSamie Jaffrey教授のグループによって合成された化合物で、"Spinach"と称されるアプタマーを認識・結合することにより蛍光を発するRNA検出用プローブです1, 2)。生細胞に導入したSpinach配列を含むRNAの局在化・追跡などに有用です。

本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
本製品を用いた検出に際して、Spinach配列を含む標的RNA検出用アプタマー発現プラスミドを自作し、細胞へ導入する必要があり、Spinachプラスミドが別途必要です。プラスミドの入手および詳細についてはこちらをご覧下さい。
大学・官公庁の研究所(Academic)にご所属の方が基礎研究目的で使用される場合にのみご購入いただけます。詳細は当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。

DFHBIとDFHBI-1Tについて

3'5'-ジフルオロ-4 - ヒドロキシベンジリデンイミダゾリノン (DFHBI)は、GFP発色団由来の非蛍光性の小分子です。 Spinachアプタマーと結合して、RNAとの複合体を形成することで、DFHBIは強い蛍光を示します(励起波長:469 nm、蛍光波長:501 nm)。 また、DFHBI-1TはDFHBIのイミダゾール環の1,1,1-トリフルオロエチル置換体です。Spinach2アプタマー3)と結合し、DFHBIよりもバックグラウンドが低く、また強い蛍光を示すことが知られています(励起波長:482 nm、蛍光波長:505 nm)。
Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNA蛍光プローブ DFHBI / DFHBI-1TDFHBIの構造式
Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNA蛍光プローブ DFHBI / DFHBI-1TDFHBI-1Tの構造式

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特長

  • 生細胞に導入したSpinach配列を含むRNAの局在化や追跡、RNA-RNAおよびRNA-タンパク質の相互作用の解析、蛍光顕微鏡により複数種類のRNAを同時検出する際に有用です。
  • 細胞透過性で、細胞毒性を示しません。
  • DFHBI-1Tは、DFHBIのイミダゾール環置換体で、より低バックグラウンドで、より強い蛍光を発します。
  • DFHBI-1Tは標準のGFPフィルターが使用可能です。
Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNA蛍光プローブ DFHBI / DFHBI-1T

DFHBIとDFHBI-1Tの蛍光強度の比較

測定波長
励起:469 nm / 蛍光:501 nm(DFHBI)
励起:482 nm / 蛍光:505 nm(DFHBI-1T)

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使用例

Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNA蛍光プローブ DFHBI / DFHBI-1T

ヘキスト染色を行った核(青色)とDFHBI蛍光(緑色)の重ね合わせ画像
HEK293T細胞に5S-コントロールアプタマーまたは5S-Spinachプラスミドのトランスフェクションを行い、DFHBIで処理した。
左:5S-コントロールアプタマー発現プラスミドを導入した細胞
右:5S-Spinach発現プラスミドを導入した細胞

Spinachアプタマーと結合して蛍光を発するRNA蛍光プローブ DFHBI / DFHBI-1T

CGG60-Spinach2を発現させたCOS7細胞にそれぞれ20μMのDFHBIまたはDFHBI-1Tを添加した。
左:DFHBI
右:DFHBI-1T

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参考文献

  1. Paige, J.S., Wu, K.Y., Jaffrey, S.R. Science, 333, 642 ~ 646(2011) [PMID:21798953]
  2. Paige, J.S., Ngyuen-Duc, T., Song, W., Jaffrey, S.R. Science, 335, 1194(2012) [PMID:22403384]
  3. Strack, R.L., Disney, M.D., Jaffrey, S.R. Nat Meth, 10, 1219 ~ 1224(2013) [PMID:24162923]

[在庫・価格 :2024年12月09日 20時55分現在]

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CAS No:1241390-29-3
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