HOME> 試薬> 遺伝子工学> タンパク質発現システム> 哺乳動物細胞発現ベクター> 組換えアデノウイルス(adenovirus)・アデノウイルスシャトルベクター(adenovirus shuttle vector)

世界最大級のアデノウイルス(adenovirus)関連製品ラインナップ 組換えアデノウイルス(adenovirus)・アデノウイルスシャトルベクター(adenovirus shuttle vector)

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:8631

組換えアデノウイルス(adenovirus)の利点

アデノウイルスは,プラスミドやほかのウイルスと比べ,細胞内で強力に目的遺伝子を発現させることができます。非増殖細胞・増殖細胞のいずれにも高効率に導入可能です。
レンチウイルスとは異なり,アデノウイルスは遺伝子を宿主ゲノムへ組み込まないため(エピクロモソーマル),宿主細胞内の遺伝子発現に影響を及ぼしません。そのため,遺伝子機能解析のツールとして利用されるだけでなく,遺伝子治療のツールとしても研究が進められています。


アデノウイルス(adenovirus)とプラスミドの導入効率の比較

世界最大級のアデノウイルス関連製品ラインナップ Premade miRNA Adenovirus

遺伝子導入に用いるウイルスの比較

特長アデノウイルスレンチウイルスAAV(アデノ随伴ウイルス)
トランスフェクション効率ほぼ100%~30%30~40%
宿主ゲノムへの組み込みなしありなし
パッケージング能力9~34 kb5~6 kb3.4 kb
タンパク質の発現レベル高い(>20%)低い低い
スケールアップ・増殖のしやすさ××
ウイルス力価高い(>109 vp/ml)低い低い

目次に戻る

Premade miRNA Adenovirus

  • ヒトmiRNAを含むパッケージング済みのアデノウイルスです。
  • 1,272種類のヒトmiRNA発現アデノウイルスを取りそろえています。
  • アデノウイルスは,miRBaseで公開されているデータに基づくmiRNAを発現します。
  • mir302sを除いて,各アデノウイルスは,1種類のmiRNAを含みます。
  • アデノウイルスベクターに組み込まれているmiRNA前駆体は,ヘアピン配列,5'末端および3'末端の隣接領域(150~200bp)を含みます。
  • miRNAはCMVプロモーターにより発現誘導されます。
  • GFPが組み込まれており,発現効率を確認することができます。
  • 力価:1×107 viral particles/ml

■プリメイドmiRNAアデノウイルス 検索フォーム
下記検索フォームにキーワードの一部を入力すると候補が表示されますので,選択し検索下さい。



Premade miRNA Adenovirus

プリメイドmiRNA発現アデノウイルスを,HEK293細胞に導入した。

Premade miRNA Adenovirus

miR302sの過剰発現により,PTENの発現が下方制御され,pS6タンパク質の過剰なリン酸化が誘導された。
A:PI3キナーゼ,mTORシグナル経路の概略図
B:miR302sの構成の概略図
C:pS6のリン酸化レベルは,発現するmiR302sのコンポーネントにより異なる。miR302bcadが発現した場合は,pS6のリン酸化が著しく生じるが(レーン1),miR302aがない場合はそのようなリン酸化は生じない(レーン2)。

目次に戻る

Premade ORF Adenovirus

  • ヒト全長ORFを含むパッケージング済みのアデノウイルスです。
  • 初代細胞や幹細胞など分裂細胞・非分裂細胞のいずれでも,ORFを発現させることができます。
  • すべてのORFのC末端にはFlag-Hisタグが組み込まれており,発現させたタンパク質をアフィニティ精製することができます。
  • 毎月,1,500~2,000ものプリメイドORFアデノウイルスが,ラインナップに加わっています。
  • 力価:1×1010 viral particles/ml

現在まだお取り扱いのないプリメイドアデノウイルスについては,受託サービスにより作製することが可能です。詳細は当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。

■プリメイドORFアデノウイルス 検索フォーム
下記検索フォームにキーワードの一部を入力すると候補が表示されますので,選択し検索下さい。



目次に戻る

miRNA Shuttle Vector for Adenovirus

  • ヒトmiRNA発現用シャトルベクターです。クローニングの手間が省け,実験時間を短縮できます。
  • アデノウイルスベクターpAD-MIRに,miRNAが組み込まれています。
  • mir302を除いて,各アデノウイルスは,1種類のmiRNAを含みます。
  • アデノウイルスベクターに組み込まれているmiRNA前駆体は,ヘアピン配列,5'末端および3'末端の隣接領域(150~200bp)を含みます。
  • miRNAはCMVプロモーターにより発現誘導されます。
  • GFPが組み込まれているため,発現効率を確認することができます。
  • 包装:500μl glycerol stock

■miRNA発現用シャトルベクター 検索フォーム
下記検索フォームにキーワードの一部を入力すると候補が表示されますので,選択し検索下さい。



Premade miRNA Adenovirus

シャトルベクターのプラスミドマップ



目次に戻る

ORF Shuttle Vector for Adenovirus

  • ヒトORF発現用シャトルベクターです。クローニングの手間が省け,実験時間を短縮できます。
  • 包装:500μl glycerol stock

■ORF発現用シャトルベクター 検索フォーム
下記検索フォームにキーワードの一部を入力すると候補が表示されますので,選択し検索下さい。



Premade miRNA Adenovirus

シャトルベクターのプラスミドマップ



ウイルスベクター関連製品ご購入時のご注意
ウイルスベクター関連製品のため,購入時にご使用者確認書が必要です。ご注文の際は,フナコシホームページに掲載の「ウイルスベクター関連製品ご使用者確認書」に必要事項をご記入の上,販売店担当者にお渡し下さい。
なお,製品をご使用の際には「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)」および所属組織における安全管理規定に従い,しかるべき施設で実験を行って下さい。詳細は文部科学省ライフサイエンス課のホームページをご覧下さい。

目次に戻る

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。