食品などの試料中に含まれる各種成分やアレルゲンを検出するキット AlerTox Sticks Kit

測定時間はわずか10分	交差性なし	高感度	迅速かつ高い信頼性	HACCP、ISO2200、BRC、IFS準拠	All-in-one

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特長

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製品ラインナップ

測定項目

測定項目	検出限界	スティック本数	商品コード	キット内容
Casein（カゼイン）	2.5 ppm	10 sticks	KIT3021	Test stick（赤色）*1 Extraction solution Small yellow pipette Large transparent pipette Empty tube Microtiter 8 wells stick Microtiter Tray Swab
		25 sticks	KIT3022
Egg（卵）	1.25 ppm（オボアルブミン）	10 sticks	KIT3025
		25 sticks	KIT3026
β-Lg（β-ラクトグロブリン）	2.5 ppm	10 sticks	KIT3018
		25 sticks	KIT3019
Total Milk（牛乳）	2.5 ppm	10 sticks	KIT3015
		25 sticks	KIT3016
Almond（アーモンド）	20 ppm	10 sticks	KIT3033	Test stick（青色）*1 Sample collection tube Sample extraction buffer tube Spoon Pipette/Small pipette Swab
Crustacean（甲殻類）	10 ppm	10 sticks	KIT3036
Fish（魚）	5 ppm	10 sticks	KIT3038
Hazelnut（ヘーゼルナッツ）	20 ppm	10 sticks	KIT3035
Mustard Seed（マスタード種子）	2 ppm（マスタード種子タンパク質）	10 sticks	KIT3040
Peanut（ピーナッツ／ラッカセイ）	1 ppm	10 sticks	KIT3094
Sesame Seed（ごま）	3 ppm（ごま種子タンパク質）*2	10 sticks	KIT3096
Soy（ダイズ）	1.5 ppm（ダイズタンパク質）	10 sticks	KIT3097
Walnut（クルミ）	2.25 ppm	10 sticks	KIT3092

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操作方法概略

  ☞ 固体試料（食品）の場合      ☞ 固体試料（食品以外）の場合      ☞ 液体試料の場合      ☞ 作業場表面の測定の場合      ☞ 動画 AlterTox Stics Kitの使用方法   

固体試料（Test stick−青色を使用）の場合

1. 試料を処理している間、テストスティックは容器から開封せずに室温に置いておく。
2. 試料を乳鉢やグラインダーなどを使用してすりつぶすか粉砕して、できる限り細粉にする。
3. 天秤を使用して試料1 gの重量を量るか、以下の表に従って、付属のディスポーサブルスプーンを1つ使用し、等量の試料を黄色のキャップのチューブに加える。

試料の種類	例	スプーンの量
小麦粉、微粉末	トウモロコシ粉、米粉、粉乳、香辛料など
細かいパン粉	パン、クッキー、ケーキ、スナックなど
肉、魚、塩漬け肉	肉、魚、ソーセージ、黒プリン、パテ、肉・魚の缶詰など



4. 青色のキャップをしたチューブの全内容物（10 ml）を黄色のキャップをしたチューブに注ぐ。青いキャップは後で使用するので保管しておく。
5. 黄色のキャップをしたチューブを閉め、20秒間以上撹拌する。固形物が沈殿するまで2分間放置する。
6. 小さなピペットを使って、上清を青いキャップにいっぱいになるまで移す。
7. 容器を開け、スティックの青い端を持って慎重に引き抜く。スティックの白い端には触れないようにする。
8. スティックの白い端を青いキャップに置き、結果を読み取るまで10分間待機する。結果が異なる場合があるため、スティックを指示より長く放置しないようにする。検査結果を待っている間は、ウェルには触れないようにする。

固体試料（Test stick−赤色を使用）の場合

1. 試料を乳鉢やグラインダーなどを使用してすりつぶすか粉砕して、できる限り細粉にする。
2. 0.5 gを量り、付属のチューブの1つに入れる。透明ピペットで抽出溶液5 mlを加える。
3. 試料を均一にするために、ボルテックスミキサーを使用して20秒間以上撹拌するか、手で激しく振とうする。 固形物が沈殿するまで2分間放置する。
4. 黄色のピペットを使用して上清10滴を付属の未使用のウェル（8ウェルストリップが付属) に加える。脂肪含有量が高い試料の場合は、上清の脂肪層を避けて採取する。
5. 測定の実施直前にスティックの入った容器を開け、必要量だけスティックを取り出し、容器はすぐに閉める。
6. 試料抽出物を含むウェルにスティックの白い端を垂直に挿入し、結果を読み取るまで10分間待機する。検査結果を待っている間は、ウェルに触れたり、ウェルからスティックを取り除いてはならない。

液体試料の場合

1. 試料を振って均一であることと、試料の主要な部分を採取していることを確認する。
2. ピペットまたはシリンジ (付属していません) で試料0.5 mlを採取し、付属の抽出チューブの1つに入れる。透明ピペットで抽出溶液4.5 mlを加える。
3. 試料を均一にするために、ボルテックスミキサーを使用して20秒間以上撹拌するか、手で激しく振とうする。液体が濁っている場合は、固形物が沈殿するまで2分間放置する。
4. 黄色のピペットを使用して上清10滴を付属の未使用のウェル（8ウェルストリップが付属) に加える。脂肪含有量が高い試料の場合は、上清の脂肪層を避けて採取する。
5. 測定の実施直前にスティックの入った容器を開け、必要量だけスティックを取り出し、容器はすぐに閉める。
6. 試料抽出物を含むウェルにスティックの白い端を垂直に挿入し、結果を読み取るまで10分間待機する。検査結果を待っている間は、ウェルに触れたり、ウェルからスティックを取り除いてはならない。

作業場表面の測定の場合

1. すべての測定に清潔な未使用の綿棒を用いる。綿棒は、汚染が疑われる作業面や機器に使用できる。
2. 付属の抽出チューブの1つに0.5 mlの抽出溶液を加える。綿棒の先端を溶液で湿らせ、選択した作業面や機器などの表面にしっかりと押し当て、途中で綿棒を転がしながらジグザグに擦る（上図参照）。測定対象全体において主要な領域を選択する。
3. 試料の抽出を容易にするため、綿棒をチューブに入れて内壁に押し付ける。
4. キャップを閉めた状態でチューブに収まるように、ハサミで綿棒を切り取る。
5. 試料を均一にするために、ボルテックスミキサーを使用して20秒間以上撹拌するか、手で激しく振とうする。
6. チューブを開けて綿棒を取り出す。
7. 測定の実施直前にスティックの入った容器を開け、必要量だけスティックを取り出し、容器はすぐに閉める。
8. 試料抽出物を含むウェルにスティックの白い端を垂直に挿入し、結果を読み取るまで10分間待機する。検査結果を待っている間は、ウェルに触れたり、ウェルからスティックを取り除いてはならない。

動画 AlterTox Stics Kitの使用方法

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検出結果

POSITIVE
	2本の線が表示される。
NEGATIVE
	コントロールゾーン（C）に1本の線のみ表示される。
NOT VALID
	線が表示されないか（上図）、テストゾーン（T）に1本の線のみが表示される（下図）。 ※ この場合、新しいテストスティックを用いて再試験が必要です。

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