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ATLAS BIOLOGICALS社 EquaFETALに関するFAQ

掲載日情報:2017/09/01 現在Webページ番号:80563

EquaFETAL (イクアフィータル)は、生後24時間以内、初乳摂取前の新生仔牛から採取された高品質なFBS代替品血清です。ガンマグロブリン、総タンパク質、ヘモグロビンなど、通常のFBS (ウシ胎仔血清) とほぼ同等の性能を持ちます。

ロットチェック不要の培地用血清 EquaFETAL (イクアフィータル)

ATLAS BIOLOGICALS社 EquaFETALに関するFAQ

Q-1. EquaFETALとは何ですか?
A-1. EquaFETALは100%米国産のウシ血清です。様々な株細胞において従来のFBSと同様に使用できます。

Q-2. EquaFETALは添加物を含んでいますか?
A-2. いいえ。EquaFETALは添加物を含んでいない、ウシ血清100%の製品です。製品名であるEquaFETALは、その仕様と品質においてFBSと同等である(equivalent)という由来でつけられました。

Q-3. なぜEquaFETALはFBSよりも安価なのですか?
A-3. Atlas Biological社が独自で血液の採取から加工までを行い、管理しているからです。

Q-4. EquaFETALがFBSよりも優れている点は?
A-4. ロットの一貫性、トレーサビリティ、価格です。

Q-5. EquaFETALの使用方法は?
A-5. ほとんどの場合、従来使用していたFBSと同様に使用できます。馴化方法については下記を参照して下さい。

EquaFETALの馴化プロトコル

  • 使用する細胞の種類に応じた培地(必要な添加物を含む)を用意する。
  • 従来使用していたFBSとEquaFETALの新ロットの混合物を培地に添加する。馴化開始時は旧FBSとEquaFETALの混合比を50:50とし、数回継代して細胞の様子を観察する。細胞に問題が無ければEquaFETALを使用してさらに培養を続ける。
  • 培養が難しい細胞の場合、さらに時間をかけて馴化を行う。EquaFETALと旧FBSの混合比を25:75として馴化を開始し、数回継代する。EquaFETALの割合を25%から徐々に増加させ、最終的に100%にする。
  • EquaFETALと旧FBSの混合物を用いて培養している間は、細胞の様子をよく観察し、細胞の状態が良好であることを確認してからEquaFETALの割合を増加させる。
  • 一度EquaFETALへの馴化が完了した細胞は、EquaFETALのロットを変更する際に再度馴化させる必要はない。

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