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生体試料中のHMGB1分析受託サービス

掲載日情報:2016/12/19 現在Webページ番号:7912

生体試料中に含まれるHMGB1を測定する受託サービスです。

特長

High mobility group box 1(HMGB1)は、非ヒストン核タンパク質の主要成分であり、転写調節因子として知られている分子量約30 kDa のタンパク質です。近年、HMGB1 は敗血症性ショック時の晩期に発現する炎症性メディエーターとして注目されています。また局所的な疾患では、関節リウマチや炎症性腸疾患などでもHMGB1 濃度が上昇することが報告されています。
本サービスでは、類似タンパク質であるHMGB2 を検出することなく、HMGB1 のみを測定します。


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測定項目・測定方法

項目コード 測定項目 試料量 保存条件 測定方法
B0011 HMGB1 血清・血漿(0.5 ml) -80℃以下 ELISA

EDTA血漿・クエン酸血漿
ヒト、ウシ、ブタ、ウサギ、ラット、マウスの血清・血漿や細胞培養上清・脳脊髄液・気管支肺胞洗浄液中のHMGB1を測定できます。


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試料採取に用いる採血管について

HMGB1は血球細胞中にも含有されており、血漿・血清が血球成分と長時間接触すると、細胞崩壊によりHMGB1が上昇する場合があります。また、一部の採血管では遠心操作によってもHMGB1が血球成分から漏出することや、一部のアプロチニン入り採血管ではアプロチニン原料へのHMGB1のコンタミネーションが確認されています。
つきましては、血中のHMGB1を正確に測定いただくために、採血管に関する以下の注意をご確認下さい。

■使用を推奨する採血管

  • クエン酸入り採血管
  • EDTA 入り採血管
  • 血清分離剤なし採血管

■使用により偽高値になる可能性がある採血管

  • 血清分離剤入り採血管
  • アプロチニン入り採血管

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ご注文方法/価格

ご注文方法、お見積りなどの詳細はお気軽にお問い合わせ下さい。
測定依頼書をダウンロードし、必要事項を入力し、電子メールに添付またはFAXで当社受託・特注品業務担当までお送り下さい。

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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。