miRNAの活性や標的配列との相互作用の解析に有用なクローン 3’-UTR Reporter Clones for miRNA Target Validation
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:7668
miRNAの遺伝子翻訳抑制効果や標的配列の評価に有用なレポータークローンです。
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miRNAとmRNAの相互作用を評価することの重要性
miRNAは、mRNAの翻訳や安定性を制御する重要な因子です。miRNAとその標的mRNAの相互作用の知見は重要ですが、あまり解析が進んでいません。miRNAと標的配列の相互作用については、コンピューターのアルゴリズムによる予測に依存しています。しかし、実際に実験した実測データがなくては、コンピューターのアルゴリズムは正確であると言い切ることはできません。そこで有用なのが、3’-UTRルシフェラーゼレポーターを用いた相互作用の評価です。現在多くの研究者が、miRNAとその標的mRNAの相互作用を評価するためのスタンダードメソッドとして、3’-UTRレポーターを使用しています。OriGenes社では、miRNAと標的3’-UTRルシフェラーゼレポーターが相互作用した際に、ルシフェラーゼが発現しないようにすることで、相互作用の検出感度を向上させる新しいデザインを採用しています。
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特長
- 細胞内のmiRNAの活性を、ルシフェラーゼ発現による蛍光で可視化できます。
- >20,000以上のヒト遺伝子に対するレポータークローンのラインナップがあります。
- プラスミドにはRFPが組み込まれており、細胞へのプラスミドの導入効率をモニタリングできます。
- SV40プロモーターにより、ルシフェラーゼ発現が強力に誘導されます。
- IRES配列は、miRNAによる翻訳抑制に影響を及ぼしません。
- 任意の標的配列をレポーターとしたい場合は、pMirプラスミド(#PS100062)に組み込むことも可能です。
※2 kb以上の3’-UTRクローンについては、受託サービスにより合成可能です。詳細は、当社受託・特注品業務担当までお問合せ下さい。
※Origene社は、miRNA発現プラスミド(#SC4xxxxx)も幅広く取り揃えています。詳細は、フナコシホームページの製品検索をご利用いただくか、当社受託・特注品業務担当までお問合せ下さい。
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測定原理
左図:細胞内のmiRNA-RISC複合体が3’-UTRレポーターと結合すると、ルシフェラーゼによる蛍光を発しない。
右図:細胞内のmiRNA-RISC複合体が3’-UTRレポーターと結合しないと、ルシフェラーゼによる蛍光を発する。
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使用例
■特定のmiRNAについて、細胞内の活性を解析する
■特定のmiRNA前駆体について、標的配列を解析する
任意のmiRNA前駆体と、miRNAが相互作用する候補配列を有する3’-UTR Reporterを発現させる。これにより、miRNAの標的配列を特定する。
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ご注文方法
- OriGene社ホームページの検索ボックスに、任意の因子名を入力して検索して下さい。
- フナコシホームページ掲載の専用注文書に、Catalog No.など必要事項をご記入の上、販売店担当者にお渡し下さい。
※フナコシホームページの製品検索でも、OriGene社の商品コード、品名でご希望の製品の価格をご確認頂くことができます。ただし、ご注文の際には、OriGene社ホームページで該当製品の塩基配列などを必ずご確認下さい。
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[在庫・価格 :2024年04月26日 00時00分現在]
※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
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