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素材の健康影響力を検証する新しいカタチ Cエレガンス(線虫)を用いた健康寿命・機能評価受託サービス(C-HAS)

掲載日情報:2026/08/21 現在Webページ番号:73754

C. elegans(線虫)を用いて健康寿命を可視化し、食品・化粧品素材や医薬品候補化合物の探索・機能評価を短期間で行う受託サービスです。C. elegansの一生をヒトの一生になぞらえ、被験物質が寿命や健康寿命に及ぼす影響を数値化します。独自の自動測定システム「C-HAS」を用いて、得られた画像から生存状態と活動状態の経時的な変化を解析します。さらに、測定した寿命と健康寿命を集団レベルで解析し、個体ごとの生存パターンや健康状態の違いに基づいて、「健康長寿」「標準」「不健康」「短命」の4グループに分類します。細胞評価だけでは捉えにくい個体レベルの変化を可視化し、有用素材の選定や機能評価をサポートします。

本サービスで得られる結果はC. elegansモデルにおける評価結果であり、ヒトにおける有効性・安全性を直接示すものではありません。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


Cエレガンスを用いた健康寿命・機能評価サービスの概要



Cエレガンス(線虫)を用いた健康寿命評価システム(C-HAS)について

C-HASについて

C-HASプラス社では、約1か月という比較的短い寿命を持つ線虫C. elegansをモデル生物として、食品素材や医薬品候補化合物が健康寿命(ヘルススパン)に及ぼす影響を評価しています。線虫集団に被験物質を投与し、同社が有する自動撮像装置を用いた独自の画像解析・集団解析技術を用いて、生存状態や健康状態の経時的な変化を解析します。

本技術では、連続画像間の位置および形状の変化に基づき、線虫を「活動的生存状態」「活動低下生存状態」「死亡状態」に分類します。本サービスにおける「健康寿命」とは、全身の活動性が維持された生存期間を指します。

C-HASによるCエレガンスの生存状態・健康状態の解析方法


C-HASを用いた解析では、寿命の平均値や寿命曲線のデータ(下図左)に加えて、個体ごとの寿命と健康寿命の相関プロットや、個体ごとの健康寿命の質的な変化を捉えた集団解析データもご提供します(下図右)。

C-HASによる寿命曲線と健康寿命の集団解析例

食品・化粧品業界における動物福祉とCエレガンス

近年、食品・化粧品業界では、動物福祉への配慮や規制強化を背景として、マウスなどの哺乳動物を用いた動物実験を削減し、代替法へ移行する動きが広がっています。米国FDAをはじめとする規制・研究機関では、医薬品開発における動物使用の削減と代替評価法(New Approach Methodologies: NAMs)の活用が進められています。一方、代替法として広く用いられている細胞培養系では、主に細胞単位での反応を評価するため、個体における複雑な生体反応を十分に再現することが難しい場合があります。例えば、老化、代謝、ストレス応答などは、複数の組織や器官が相互に影響しながら進行する現象であり、単一の細胞や組織だけでは捉えにくい側面があります。

そこで、ヒトを対象とした試験に進む前段階の評価系として、細胞培養と哺乳動物実験の間を補完するモデルのひとつに、C. elegans(線虫)が挙げられます。C. elegansは小型の線虫でありながら、神経系、消化管、筋肉、代謝系などを備えた多細胞生物です。そのため、細胞単体に対する作用だけでなく、生体内における全身レベルの応答を個体として観察できます。また、ヒトやマウスと共通する遺伝子や生理機能を多く持つことから、健康寿命、老化、ストレス耐性、代謝などの研究に加えて、それらを標的とした機能性素材の効能評価にも広く利用されています。特に、C. elegansは寿命が数週間程度と比較的短く、加齢に伴う運動能力や神経・筋機能の変化を効率的に追跡できます。このため、老化の進行や健康寿命に対する食品・化粧品素材の影響を、個体レベルで短期間に評価するためのモデルとして活用されています。

C. elegansは、食品・化粧品分野における「哺乳動物を用いた動物実験は削減したいが、細胞だけでは十分に評価できない」という課題に対し、細胞評価と哺乳動物試験の間を補完する非哺乳類の個体モデルとして、候補素材の絞り込みや作用仮説の検討に利用できます。

細胞評価、Cエレガンス、哺乳動物実験の比較

一般的な傾向であり、試験目的、モデルおよび試験設計により異なります。


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特長

  • 個体レベルの生体応答を集団解析
  • 寿命と健康寿命を同時に評価
  • 画像解析による客観的かつ非侵襲的な自動測定
  • 集団解析による寿命の「質」の可視化
  • 食品・化粧品素材を約30日で評価(観察期間は使用系統、培養条件および被験物質の影響により変動)
  • 哺乳動物試験の削減・補完に資する、非哺乳類の個体レベルスクリーニングモデル

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化合物が健康寿命に及ぼす影響の解析例

ある化合物を投与した結果、寿命・健康寿命の延長が有意に認められた。また、健康長寿集団に分類される個体の割合が顕著に増加した。

化合物Aおよび化合物Bの寿命解析と健康寿命の集団解析例


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評価パネル

健康寿命・老化の評価や高血糖、酸化ストレスなど病態を模擬したCエレガンスモデルの評価パネルを用意しています。

例えば、パネルA(下図右端)は、アルツハイマー病に関連するアミロイドβ42(Aβ42)の蓄積によって麻痺が生じるC. elegansモデルです。評価試料によるAβ42誘発性麻痺の抑制作用を指標として、アルツハイマー病関連表現型への影響を評価できます。また、Western blotなどを用いてAβ量・沈着を別途評価することも可能です。目的に応じて適切なパネルで試験を実施します。詳細はお問い合わせ下さい。

Cエレガンスを用いた健康寿命・病態モデルの評価パネル


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サービスの流れ

①お問い合わせ

②実施内容のすり合わせ
C-HASプラス社担当者との面談や秘密保持契約、お見積りなど

③ご注文

④試験実施
被験物質のご提供、C-HASプラスによる試験開始

⑤報告書納品
結果に基づき、今後の方針に関する相談などにも対応


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ご注文方法・価格

ご依頼内容に応じてお見積りをいたします。ご注文方法、お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

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