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hMSCの安定した拡大培養をサポートするゼノフリー完全培地キット RocketCell hMSC Xeno-Free Complete Growth Medium

掲載日情報:2026/06/08 現在Webページ番号:73706

ヒト間葉系幹細胞(hMSC)の拡大培養に用いるゼノフリー培地キットです。専用の基礎培地と化学的組成が明らかなサプリメントを組み合わせることで、培養条件のばらつきを抑え、hMSCの安定かつ再現性の高い拡大培養、継代後の生存性維持、および脂肪・軟骨・骨への分化能の保持をサポートします。従来のMSC培養で課題となるロット差、低密度播種時の増殖性、高頻度の培地交換による作業負担を抑えたい場合に有用です。


特長

  • 低密度播種や継代後でも、細胞の生存性および増殖性の維持に適しています。
  • ヒト間葉系幹細胞(hMSC)の代表的な表面マーカーであるCD73、CD90、CD105の維持が確認されています。
  • 脂肪・軟骨・骨への3系統分化能の維持が確認されています。
  • 隔日の培地交換スケジュールにより、週末の培地交換作業の負担を抑えたワークフローに対応します。
  • 血清含有培地からの移行時には、初期培養でフィブロネクチンコートプレートの使用が推奨されています。

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操作方法概略

血清含有培地から本製品への移行操作概略

血清含有培地から本製品へ移行する際は、フィブロネクチンコート済みの培養容器の使用が推奨されています。短期間の馴化後は、追加コーティングなしの標準的な培養容器での拡大培養にも対応します。コーティング液を添加して37℃でインキュベートした後、コーティング液を除去して培地に置換し、Thermo Fisher Scientific社のTrypLEまたは同等の細胞剥離試薬で回収したヒト間葉系幹細胞(hMSC)を播種して培養します。

血清含有培地から本製品への移行操作概略

本製品を用いたヒト間葉系幹細胞(hMSC)培養の7日間ワークフロー

継代または解凍後の細胞は、月曜日・水曜日・金曜日に観察および培地交換を行い、必要に応じて木曜日または金曜日に継代または解凍操作を行います。隔日での培地交換により、週末の培地交換作業を抑えた培養スケジュールに対応します。

本製品を用いたhMSC培養の7日間ワークフロー

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使用例

長期凍結保存したヒト間葉系幹細胞(hMSC)の解凍後増殖

液体窒素気相中で20年間保存されたhMSCを解凍し、フィブロネクチンコート済みの24ウェルVitroPrime Spread-Attach Plateに播種した。低酸素インキュベーター(6% O2)で培養し、48時間後に培地交換を行った。72時間後にSartorius社の生細胞イメージング解析システムIncuCyte S3にプレートを移し、4時間ごとにスキャンして細胞増殖を経時的に観察した。

長期凍結保存後のhMSCの回復培養

TrypLEで剥離したヒト間葉系幹細胞(hMSC)の継代後増殖

フィブロネクチンコートT75フラスコで培養したhMSCをThermo Fisher Scientific社のTrypLEを用いて剥離・回収し、フィブロネクチンコート済みの24ウェルVitroPrime Spread-Attach Plateに10,000 cells/well(約5,000 cells/cm2)の密度で播種した。播種後すぐにSartorius社の生細胞イメージング解析システムIncuCyte S3にプレートを設置し、48時間ごとに培地交換しながら、163時間にわたり細胞増殖を経時的に観察した。

TrypLE継代後のhMSCの増殖

異なるECM上における継代後ヒト間葉系幹細胞(hMSC)の増殖比較

フィブロネクチンコートT75フラスコで培養したhMSCをTrypLEを用いて剥離・回収し、未コート、ビトロネクチンコート(10 μg/ml)、またはフィブロネクチンコート(10 μg/ml)の12ウェルVitroPrime Spread-Attach Plateにそれぞれ播種した。72時間培養後、Sartorius社の生細胞イメージング解析システムIncuCyte S3を用いて細胞を観察した。

TrypLE継代後のhMSCの増殖

本製品を用いて培養したヒト間葉系幹細胞(hMSC)の免疫染色

hMSCをフィブロネクチンコート(10 μg/ml)した24ウェルVitroPrime Spread-Attach Plateに播種し、本製品で6日間培養した。培養後、FITC標識CD90抗体、PE標識CD105抗体、およびAPC標識CD73抗体を用いて免疫蛍光染色を行った。染色像は、Leica社の共焦点顕微鏡MICAを用いて観察・撮影した。

本製品を用いて培養したhMSCの免疫染色

本製品を用いて培養したヒト間葉系幹細胞(hMSC)の3系統分化

hMSCをフィブロネクチンコート(10 μg/ml)した24ウェルVitroPrime Spread-Attach Plateに播種し、本製品で6日間拡大培養した。その後、脂肪・軟骨・骨分化誘導培地で12日間培養した。培養後、Oil Red O、Alcian Blue、Alizarin Redを用いて、それぞれ脂肪分化、軟骨分化、骨分化を確認し、Keyence社のBZX顕微鏡を用いて観察・撮影した。

本製品を用いて培養したhMSCの3系統分化

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キット内容

  • RocketCell hMSC Xeno-Free basal medium
  • RocketCell hMSC Xeno-Free supplement

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価格

[在庫・価格 :2026年06月09日 00時00分現在]

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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