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高感度でハイスループットなプロテオーム解析を実現します Olinkを用いたタンパク質バイオマーカー定量解析受託サービス

掲載日情報:2026/02/24 現在Webページ番号:73469

フナコシ /
フナコシ(株)
[メーカー略称:AZT]

Olink®のPEA法(Proximity Extension Assay)は、抗体ベースの免疫測定とPCR由来の増幅・検出技術(NGS/qPCR)を組み合わせた手法です。最小限の試料量で、高い特異性と感度を備えた数十から数千の標的タンパク質のハイスループット同時分析を可能にします。血中タンパク質を定量的に解析することで、疾患や薬物応答など生物学的知見を提供します。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


Olinkによるタンパク質バイオマーカー検出

Olinkは抗体とDNA解析技術を組み合わせた近接伸長アッセイ(PEA)技術により、抗体の特異性と核酸増幅・解析の操作性検出感度の高さを両立しました。
PEA法は、標的タンパク質に対して2種類の抗体を使用します。2種類の抗体にはそれぞれ、特異的かつ相補的な一本鎖DNAタグが付加されています。2種類の抗体が特異的に標的タンパク質に結合した時のみ、相補的な一本鎖DNA同士で、二本鎖DNAが形成されます。こうして得られた標的タンパク質ごとに固有な二本鎖DNA配列を次世代シークエンシング(NGS)または定量PCR(qPCR)によって検出し、標的タンパク質の発現量を定量解析します。 この解析手法により数十から数千のタンパク質を同時解析が可能です。また、使用する試料量は最小限で済みます。

PEA法の測定原理

PEA(Proximity Extension Assay)法の測定原理
2種類の抗体が標的タンパク質に結合すると、それぞれに結合したDNAバーコードが近接してアニーリングします。その後、形成された二本鎖DNAバーコードが増幅され、NGSまたはqPCRアッセイにより検出・定量されます。


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プロテオーム解析のためのOlinkパネル

Olinkの製品ラインナップには、NGSを用いた包括的なタンパク質プロファイリングと、qPCRを用いてより標的を絞ったタンパク質測定のためのツールがあります。目的に合わせてパネルをご選択下さい。

Olinkパネルのラインナップ

Olink Explore HT、Olink Reveal

NGSを用いてデータをリードアウトするプラットフォームです。

パネル名 Olink Explore HT Olink Reveal
パネル数 1 panel
for Human
1 panel
for Human
一度に測定できるタンパク質の種類 5,400以上 1,000以上
最小試料量/1パネル 2 μl 4 μl
測定値 NPX NPX
タンパク質バイオマーカーのリスト Explore HT Protein Panel Reveal Panel

■Olink Explore HT:NGSによる網羅的なプロテオーム解析パネル

  • 特異性が証明された5,400以上のタンパク質バイオマーカーが含まれており、主要な遺伝子パスウェイをカバーしています。

■Olink Reveal:炎症と免疫反応に関与するタンパク質に重点を置いたプロテオーム解析パネル

  • 合計1,000種類以上のターゲットを備え、炎症関連537種/疾患関連850種以上を網羅した、高精度なバイオマーカー探索を実現するパネルです。

Olink Targetシリーズ

qPCRを用いてデータをリードアウトするプラットフォームです。

パネル名 Olink Target 96 Olink Target 48 Olink Flex Olink Focus
パネル数 14 panels for Human
1 panel for Mouse
Cytokine panels
for Human & Mouse
Semi-Custom
for Human
Custom
for Human
タンパク質の種類 92 44〜45 for Human
43 for Mouse
約200のライブラリから5~30種類を選択 Olinkライブラリ全体から最大21種類を選択
最小試料量/1パネル 1 μl 1 μl 1 μl 1 μl
測定値 NPX NPX, pg/mL NPX, pg/mL NPX, pg/mL
タンパク質バイオマーカーのリスト Target 96 Protein Panels Target 48 Protein Panels Flex/Focus Protein Panels

■Olink Target 96
15種類のパネルが用意されており、それぞれ約1,000のアッセイライブラリから慎重に設計され、特定の疾患領域や主要な生物学的プロセスに対応しています。各パネルは92種類のタンパク質バイオマーカーを同時に分析することができます。

■Olink Target 48
最大45種類の免疫関連タンパク質バイオマーカーが含まれており、炎症プロセスや疾患研究に最も関連性の深いタンパク質の分析を実施します。

■Olink Flex
約200の検証済みアッセイのライブラリから5~30種類のタンパク質バイオマーカーを選んでパネルを作成できます。厳選された既存のパネルから1つを選択し、必要に応じて修正することも可能です。

■Olink Focus
約5,000の検証済みアッセイの包括的なライブラリから任意のタンパク質バイオマーカーを使用してカスタムパネルを作成できます。


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特長

  • 迅速な納期
  • 最小1 µlから解析可能(ご提出量は40 µlを推奨します)
  • 再現性の向上:アッセイ内平均 %CV <10%、アッセイ間平均 %CV <20%
  • 1つの標的タンパク質に対して2種類の抗体が用意されており、それぞれ特異的なDNAバーコードが付加されています。それにより高い特異性を有し、交差反応も抑えられています。

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用途

  • 薬剤標的の同定およびタンパク質レベルでの量的形質遺伝子座(pQTLS)の解析
  • バイオマーカーの探索およびスクリーニング
  • 治験における探索的評価項目
  • 治験におけるタンパク質応答の検証
  • トランスレーショナルリサーチに向けた試験研究
  • 潜在的な疾患の病態に対する洞察

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サービスの流れ

タンパク質バイオマーカー検出の流れ

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納品物

標準納品物

  • 相対定量のための正規化済みタンパク質発現量(NPX)データ
  • pg/ml単位での絶対定量(Olink Target 48のみ)
  • 品質の詳細を明記した解析証明書(ワークフローの全体を通じ、データの質を評価できる内部および外部コントロールを含む)

高度解析(標準納品物に追加)

  • データの可視化:主成分分析結果とヒートマップを提示することで、試料の分布とタンパク質の発現を可視化します。発現差異解析の結果は、表形式およびインタラクティブな図で明示します。
  • 統計解析:発現変動タンパク質の解析を含みます。解析にはOLink Target 48の絶対定量値または、OLink Target 96のNPX値を入力データとして使用します。

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ご注文方法・価格

ご依頼内容に応じてお見積りをいたします。ご注文方法、お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。


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