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VHH探索に有用なモノバレント・ファージディスプレイVHHライブラリー AbNano VHH Naive / Anti-T-Cell VHH Library

掲載日情報:2026/03/23 現在Webページ番号:73466

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ラクダ科動物のPBMC(末梢血単核細胞)由来VHHを基に構築したモノバレント・ファージディスプレイVHHライブラリーです。完全に未免疫な「Naive」と、未刺激のヒトCD3+ T細胞で免疫したラマ由来VHHをベースにerror-prone PCRで多様化した「Anti-T-Cell」をラインアップしています。
VHHは小型で可溶性が高く、高親和性で耐熱性にも優れ、さらに複数の発現系で高発現収量が得られる特徴を持ちます。そのため、基礎研究、免疫療法、診断、腫瘍のin vivoイメージングなどの研究開発、合成生物学など幅広い用途に適した理想的なツールです。

VHH抗体について

VHH抗体は、単一ドメイン抗体(sdAb)または重鎖抗体(hcAb)とも呼ばれる、単量体の抗体可変ドメインです。可変ドメインの分子量は約15 kDa(従来型抗体の約10%)で、自然界ではラマやアルパカなどのラクダ科動物に特有です。VHH抗体は、IgG2およびIgG3サブタイプに見られ、CH1ドメインを欠くように進化しており、VH結合ドメイン、伸長したヒンジ領域、CH2およびCH3ドメインで構成されます(図1)。

Blocking of Biotin in Cell Lysates and Culture Media

図1. 標準的なIgG分子、ラクダ科動物由来の重鎖抗体(hcAb)型IgG分子、代表的なFvフォーマットであるFabとscFv、および単量体のVHHドメインの比較


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製品ラインナップ

品名 AbNano VHH Naive Library AbNano VHH Anti-T-Cell Library
フォーマット モノバレント・ファージディスプレイVHHライブラリー
特長 高多様性でバイアスが少なく、幅広いタンパク質ターゲットに対するVHH探索に適したナイーブライブラリー 未刺激のヒトCD3+ T細胞で免疫したラマ由来のVHHを基に、error-prone PCRで多様化したライブラリーで、CD3εなどT細胞関連ターゲットでバインダー取得例が示されている。
由来 ナイーブ個体 103頭(ラマ77頭+アルパカ26頭)由来のPBMC 未刺激のヒトCD3+ T細胞で免疫したラマ1頭由来のPBMC
用途 VHHディスカバリー(VHHの探索)
商品コード L750-000 L760-100

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VHHライブラリーの構築方法

Methods of VHH Library Construction(クリックで開閉します)
Methods of VHH library construction

図2. 免疫から細胞の分離・回収を経て、ファージディスプレイライブラリーを構築するまでのワークフローの概要


免疫VHHライブラリーの構築およびパニング

免疫を行うことで、動物体内で内因性の親和性成熟プロセスが進行します。抗原としては、アジュバントを添加したタンパク質が一般的ですが、ナノ粒子、リポソーム、VLP(ウイルス様粒子)、全細胞、または遺伝物質を用いても、ラクダ科動物において強力な免疫応答が誘導されることが示されています。免疫VHHライブラリーの構築およびパニングのプロセスには、ラマ末梢血単核細胞(PBMC)からのRNA単離とcDNA増幅が含まれます。


DNA library cloning

図3. 多数のユニークな配列を1つのプールとして保持したDNAライブラリーのクローニング

相同性のため、VHバンドおよびCH1領域も同時に増幅されますが、精製工程を行うことでVHH産物を単離できます(図2)。その後に必要となる追加のPCR増幅ステップは、使用するベクターによって異なります。例えば、VHHライブラリーを酵母ディスプレイ融合体やファージディスプレイ融合体として組み込む場合などが挙げられます。概要としては、分子標的をプレートに固定します。最も一般的には、タンパク質をポリスチレン上に吸着させるか、ビオチン化タンパク質をストレプトアビジンでコーティングしたビーズに結合させます。そこへファージプールを添加し、結合しないファージや結合の弱いファージを洗い流します。残ったファージを溶出し、細菌中で増幅した後、このプロセス全体を複数回繰り返すことで、高親和性の結合配列を濃縮します(図4)。


The phage display panning process.

図4. ファージディスプレイのパニングプロセス


合成VHHライブラリーについて

近年の進歩により、ナイーブなヒト化sdAb(単一ドメイン抗体)を対象とした高品質な市販の合成ライブラリーが開発されています。合成ライブラリーの利点は、部分的に縮退したコドンなどを用いてCDR領域の多様性を制御できること、またPyRosettaやAlphaFoldなどの計算予測手法を多様化プロセスに組み込めることが挙げられます。一方、合成ライブラリーではCDR3長のバリエーションを十分にサンプリングするのが難しい傾向があります。CDR3の長さはVHH相互作用における結合様式の多様性に大きく寄与します。合成ライブラリーのサイズ(多様性)は設計段階で決定され、一般にユニークメンバー数として、1×107〜1×1010の範囲となります。


Synthetic VHH library design and construction

図5. 合成VHHライブラリーの設計および構築



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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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