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SilenciX遺伝子ノックダウン細胞株作製受託サービス

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:7339

目的遺伝子をノックダウンさせた細胞株を作製する受託サービスです。EBV(Epstein-Barr virus)のゲノム複製を利用したsiRNAシステムSilenciXにより、目的遺伝子のノックダウンを行います。

参考文献

Biard, D., S., et al., Cancer Research, 67 (6), 2526~2534 (2007).


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pEBVベクターとは

従来のRNAiでは、siRNA二本鎖やプラスミドの一過性導入、siRNA発現ウイルスの一過性導入による操作がほとんどでした。siRNA発現プラスミドを利用するストラテジーでは、siRNA発現カセットが、細胞選択中に失われてしまう恐れがあります。

しかし、EBV(Epstein-Barr virus)のゲノム複製を模倣するpEBVベクターでは、EBV由来タンパク質EBNA1(EBV Nuclear Antigen 1)が宿主ゲノム複製時にクロマチンに配位し、EBVエピゾームが同調して複製されるため、娘細胞にもベクターが分配されます。これにより、siRNAが長期的・安定的に発現します。宿主ゲノムへの組み込みはありません。

ScilenciX遺伝子ノックダウン細胞株作製受託サービス

宿主ゲノムと同調して複製されるEBVエピソーム(図中の赤丸)


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特長

  • SilenciX技術は、数多くの哺乳動物細胞株をはじめ、霊長類、げっ歯類動物細胞株にも用いることができるため、任意の細胞株で作製可能です。
  • ノックダウン効率、特異性、安定性が高いpEBV shRNAプラスミドを用いて、遺伝子のノックダウンを行います。
  • 製品には、コントロール細胞株(1バイアル)、定量PCR解析データが付属しています。
  • ノックダウンすることを確認済みで、最低でも70%のノックダウン効率を示すことを保証しています。
  • 最短でも3か月間、細胞内で目的遺伝子が安定的にノックダウンされます。
  • 目的遺伝子のみがノックダウンされており、ほかの遺伝子に影響を及ぼしません。

培養する際は、抗生物質としてハイグロマイシンBをご使用下さい。
特定の遺伝子をノックダウン済みのHeLa細胞株も取りそろえています。詳細は、フナコシホームページをご覧下さい。

ScilenciX遺伝子ノックダウン細胞株作製受託サービス

本サービスにより作製したノックダウン細胞株の例

ScilenciX遺伝子ノックダウン細胞株作製受託サービス

キットに付属の定量PCR解析データ

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作製可能な細胞株の例

AC16心筋細胞株
B16F10マウスメラノーマ細胞株
Caco-2結腸直腸腺がん由来細胞株
CHOチャイニーズハムスター卵巣細胞株
HCT116結腸がん細胞株
HEK293ヒト胎児腎臓細胞株293
HeLaヒト子宮頸がん由来不死化細胞株
RKO結腸直腸がん細胞株
SH-SY5Y神経芽腫細胞株
U2OS骨肉腫細胞株

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ご注文方法

詳細は、当社受託・特注品業務担当までお問合せ下さい。

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SilenciX Knock Down HeLa Cellご購入時のご注意

本製品をご注文の際には、フナコシホームページに掲載のSilenciXご使用目的確約書が必要となります。詳細については下記までお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:受託・特注品業務担当
Tel.:03-5684-1645
Fax:03-5684-6539
e-mail:jutaku@funakoshi.co.jp

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