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Feiminは新規マイオカインとして代謝制御との関連が注目されています 抗Feimin抗体

掲載日情報:2026/03/18 現在Webページ番号:72647

Feiminは、2025年に新たに報告された摂食誘導性マイオカインであり、全身の代謝調節との関連が示唆されている分子です。これまでの報告では、FeiminはMERTKおよびAKTシグナルとの関連が示されており、糖代謝、インスリン応答、脂質代謝、神経炎症などの研究領域でその役割が示唆されています。本記事では、Feimin研究の背景とともに、関連解析に有用な抗体をご紹介します。

Feiminとは

新規の摂食誘導性マイオカインFeiminの同定

Feiminは、2025年に初めて報告された新規の摂食誘導性マイオカインです。摂食時に骨格筋から分泌され、MERTKに結合することが報告されています。初期の研究では、Feiminがグルコース恒常性の維持や全身の代謝制御に関与する可能性が示唆されており、AKTシグナルとの関連から、グルコース調節やインスリン応答性に関わる分子として注目されています。


Feiminに関する新たな研究知見

グルコース恒常性におけるFeiminの役割

グルコース恒常性におけるFeiminの役割

代表的な報告として、Shiらは高インスリン正常血糖クランプ法を用い、Feiminがグルコース恒常性をどのように制御し、グルコース取り込みの促進およびグルコース産生の低下を介してインスリン感受性に寄与するかを検討しました1。これらの結果は、Feiminが糖尿病やインスリン抵抗性を含む代謝研究領域において、注目すべき分子である可能性を示しています。
さらに、グルコース代謝以外の領域でも、Feiminが脂質代謝や神経炎症に関与する可能性が報告されています2。Gaoらは、Feiminを高脂肪食により誘導される脂肪滴蓄積およびミクログリア炎症に対する負の制御因子として位置づけています2。さらに、パルミチン酸で処理したBV2細胞を用いた検討では、FeiminはAKT-mTOR経路を抑制することで、脂肪誘導性炎症からミクログリア細胞を保護する可能性が示されました。


FeiminとGLP-1シグナルはどのように相互作用するのか

Feiminに関する研究の進展に伴い、筋由来マイオカインがGLP-1経路をはじめとする既知の代謝シグナル伝達系とどのように相互作用するかが注目されつつあります。GLP-1などのインクレチンは腸管由来であり、主として食欲調節、インスリン分泌、食後血糖の制御に関与します。一方、Feiminは筋由来の独立したシグナル分子であり、GLP-1経路とは異なる経路を通じて代謝制御に関与する可能性が考えられています。この点は、今後の研究課題として、筋由来シグナルが腸管ホルモンを代替するのではなく、協調して機能する可能性があるのか、また血糖制御や体組成の調節が部分的に独立した経路によって担われているのか、という重要な問いにつながります。
このような並行的機序の理解は、筋肉の生物学的特性を維持しつつ血糖調節の改善を図るうえで、有用な知見をもたらす可能性があります。こうした視点は、代謝介入法の発展に伴い、関心が高まっている研究領域です。


参考文献

  1. Shi, X., et al., Nat. Metab., 7(1), 68-83(2025). [PMID:39747483]
  2. Gao, R., et al., Adv. Sci. (Weinh.), 12(48), e12023(2025). [PMID:41114468]

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製品ラインナップ

品名 免疫動物(クロナリティー) クローン名 商品コード
Anti-Feimin antibody ウサギ(ポリクローナル) 200-401-NH2
Anti-Feimin (Isoform 2) antibody ウサギ(ポリクローナル) 200-401-NH3

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使用例

抗Feimin抗体を用いたウエスタンブロット像

抗Feimin抗体を用いたウエスタンブロット像
レーン1、7:Empty Vector(-)を導入したHEK293T細胞
レーン2、8:ヒトFeimin Isoform 1(+)を導入したHEK293T細胞
レーン3、9:ヒトFeimin Isoform 2(+)を導入したHEK293T細胞
レーン4、10:マウスFeimin(+)を導入したHEK293T細胞
レーン5:分子量マーカー
レーン6:マウスFeimin(+)を導入したE. coli細胞
一次抗体:抗Feimin抗体(#200-401-NH2
二次抗体:ヤギ抗ウサギHRP標識抗体(#611-103-122、1:40,000希釈)

抗Feimin(Isoform 2)抗体を用いたウエスタンブロット像

抗Feimin(Isoform 2)抗体を用いたウエスタンブロット像
レーン1、7:Empty Vector(-)を導入したHEK293T細胞
レーン2、8:ヒトFeimin Isoform 1(-)を導入したHEK293T細胞
レーン3、9:ヒトFeimin Isoform 2(+)を導入したHEK293T細胞
レーン4、10:マウスFeimin(-)を導入したHEK293T細胞
レーン5:分子量マーカー
レーン6:マウスFeimin(-)を導入したE. coli細胞
一次抗体:抗Feimin(Isoform 2)抗体(#200-401-NH3
二次抗体:ヤギ抗ウサギHRP標識抗体(#611-103-122、1:40,000希釈)


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Anti-Feimin, Rabbit-Poly
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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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