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ストリッピングに頼らず、マルチプレックスをもっとシンプルに AtlasPlex Kit

掲載日情報:2026/07/24 現在Webページ番号:72621

AtlasPlex Kitは、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織切片や新鮮凍結組織切片を用いたマルチプレックス免疫組織化学染色/免疫蛍光染色(mIHC-IF)を手軽に行えるキットです。ビオチン標識一次抗体とチラミドシグナル増幅法(TSA)を組み合わせ、過酷なストリッピング工程を行わずに、同一切片上で最大5種類のタンパク質を検出・可視化できます。

特長

  • 二次抗体を使用しないため、同一動物種由来の一次抗体を組み合わせた多重染色が可能です。
  • 各染色サイクル後にHRPの酵素活性をクエンチングして不活化するため、過酷なストリッピング工程を行わずに次の染色へ進めます。
  • 3-Plex/5-Plexの多重染色を1日で完了できます。
  • TSA(Tyramide Signal Amplification)法により、HRPで活性化された蛍光標識チラミドが抗原近傍に共有結合的に沈着し、低発現ターゲットも高感度に検出できます。
  • Human Protein Atlas(HPA)でIHC検証された抗体を基盤に、12,000種類以上のヒト標的から、研究目的に応じたカスタムパネルを構築できます。

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製品ラインナップ

AtlasPlex Kitは、選択するターゲットによってキット構成が異なるカスタム製品です。専用フォームから事前にお見積りをご依頼下さい。

Standardサイズ

品名 ビオチン標識抗体 容量 商品コード
AtlasPlex Standard 3-Plex Kit 3種類 25 reactions AP-S3
AtlasPlex Standard 5-Plex Kit 5種類 25 reactions AP-S5

Largeサイズ

品名 ビオチン標識抗体 容量 商品コード
AtlasPlex Large 3-Plex Kit 3種類 50 reactions AP-L3
AtlasPlex Large 5-Plex Kit 5種類 50 reactions AP-L5

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お見積り・ご注文の流れ

AtlasPlex Kitは、選択するターゲットによってキット構成が異なるカスタム製品です。ご注文前に、専用フォームからお見積りをご依頼下さい。

1.キット構成を選択する
専用フォームで、以下の項目を選択して下さい。

  • キットサイズ:Standard(25 reactions)/Large(50 reactions)
  • プレックスサイズ:3-Plex/5-Plex
  • 検出したいターゲット:3種類または5種類
    ターゲット名を入力すると候補が表示されます。表示された候補の中から、使用するターゲットを選択して下さい。

2.見積内容を確認する
すべての項目を選択した後、「見積内容を表示」をクリックし、キットサイズ、プレックスサイズおよび選択したターゲットをご確認下さい。

3.見積りを依頼する
次の画面でお客様情報を入力し、「見積り依頼を送信」までお進み下さい。

4.利用する販売店を回答する
見積り依頼の受領後、フナコシ(株)受託・特注品業務担当から、ご利用の販売店を確認するメールをお送りします。メールに記載された案内に従って、ご利用の販売店をご回答下さい。

5.見積りの受け取り
販売店をご回答いただいた後、ご利用の販売店からお見積りをお送りします。

専用フォーム

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キット内容

  • Biotinylated antibody 1~5(最大5種類)
  • Hydrogen peroxide
  • Block activator
  • HRP block buffer
  • Biotin block buffer
  • StreptaClick-HRP antibody labeling reagent
  • Tyramide amplification buffer plus

標識チラミド

  • Tyramide CF 430(5-Plex)
  • Tyramide 488(3-Plex、5-Plex)
  • Tyramide 555(3-Plex、5-Plex)
  • Tyramide 594(5-Plex)
  • Tyramide 647(3-Plex、5-Plex)

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操作方法概略

  1. ビオチン標識抗体をStreptaClick-HRPに結合させ、Ab-HRP複合体を作製します。
  2. Ab-HRP複合体をホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織切片に適用し、標的抗原に特異的に結合させます。
  3. HRP反応を進行させ、抗原近傍に蛍光標識チラミドを共有結合的に沈着させます。
  4. 次の染色サイクルでの交差反応を防ぐため、HRPの酵素活性をクエンチングして不活化します。
  5. ステップ1~4を、ビオチン標識抗体(Ab1~Ab5)を入れ替えながら最大5回まで繰り返し、3-Plexは3回、5-Plexは5回行います。
  6. すべての染色サイクルの終了後、蛍光顕微鏡で撮像し、空間解析やバイオマーカー探索に適した高解像度の多重画像を取得します。

4~5-Plexでは、使用する撮像装置や蛍光色素の組み合わせに応じて、スペクトルアンミキシングが必要になる場合があります。

操作方法概略


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FAQ

Q1. AtlasPlexとは何ですか?従来のマルチプレックスIHCとどう違いますか?

A1. 本製品は、カスタマイズ可能なマルチプレックス免疫組織化学染色/免疫蛍光染色(mIHC-IF)キットです。ビオチン標識一次抗体とチラミドシグナル増幅法(TSA)を用いることで、高感度な検出を実現します。反復的な熱誘導抗原賦活(HIER)などの過酷なストリッピング工程を必要とするサイクリック型の多重化ワークフローとは異なり、各染色サイクル後にHRPの酵素活性をクエンチングして不活化するため、組織の完全性を保ちながらプロトコルを短縮できます。

Q2. 組織分析における主な利点は何ですか?

A2. 本製品では、Human Protein AtlasでIHC検証済みの抗体を基盤に、12,000種類以上のヒト標的から研究目的に応じて選択できます。TSAによってシグナル/ノイズ比と低発現ターゲットの検出感度を高められるほか、同一種由来の一次抗体を組み合わせた多重染色も可能です。また、各染色サイクル後にHRPの酵素活性をクエンチングして不活化するため、反復ストリッピングに伴う組織損傷を避けながら、サイクリック法より迅速に解析できます。

Q3. ヒト脳のような解析が難しい組織にも使用できますか?

A3. ヒトの死後脳組織では、強い自己蛍光が生じやすく、タンパク質の劣化もみられることがあります。本製品では、TSAによるシグナル増幅によって目的のシグナルとバックグラウンドを識別しやすくなるため、このような解析が難しい試料にも適しています。

Q4. AtlasPlexは、バイオマーカー探索やプロトコル最適化はどのように支援していますか?

A4. Atlas Antibodies社は、組織や標的に応じたパネル設計、染色条件、抗体濃度、撮像条件などの最適化を支援しています。本製品は小~中規模のプレックス解析に適しており、組織中のバイオマーカー探索や空間解析に使用できます。

Q5. マルチプレックス初心者が知っておくべき技術的ポイントはありますか?

A5. 本製品は、ビオチン標識一次抗体と蛍光標識チラミド基質を用いた多重染色法です。各染色サイクル後にHRPの酵素活性をクエンチングして不活化することで、過酷なストリッピング工程を行わずに次の染色へ進めます。4~5-Plexでは、使用する撮像装置や蛍光色素の組み合わせに応じて、スペクトルアンミキシングが必要になる場合があります。


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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
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