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コドン/UTRの最適化からLNP封入まで一括対応します 自己増幅型RNA(saRNA)のカスタム設計・改変合成受託サービス

掲載日情報:2025/11/21 現在Webページ番号:72581

GenScript社は、自己増幅型RNA(saRNA)のカスタム設計から改変合成までを対応する受託サービスを提供しています。saRNAは自己増殖機構により、通常のmRNAに比べ少ない量でタンパク質が高発現し、長期に持続します。用途に応じて免疫応答の活性化が期待でき、ベクター選択による免疫原性の調整も可能です。


自己増幅型RNA(saRNA)とは

レプリカーゼをコードし、細胞内で元のRNA鎖を複製するmRNAの一種です。saRNAは直鎖状の一本鎖RNAで、5'cap、3'polyA tail、5'と3'の非翻訳領域(UTR)を持つなど、通常のmRNAと多くの構造的類似点がありますが、通常のmRNAとは異なり、低用量で副作用が少なく、ワクチンの効果を長期間持続させる有望なツールとして期待されています。

saRNAの作用機序

saRNAの作用機序

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特長

  • 免疫応答研究からin vivo CAR療法まで幅広く対応可能な、次世代saRNAです。
  • in vitroおよびin vivoの発現プロファイルに最適化されています。
  • 少量で、強力かつ持続的な発現を実現します。
  • 多様な用途に応じて、免疫原性の異なるベクターを選択できます。

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使用例

LNPトランスフェクションを用いたHEK293T細胞におけるsaRNAの高発現

蛍光顕微鏡観察
プレートリーダー解析

100 ngのGS-saRNA-1、GS-saRNA-2 Vectorを用いて作製したGenScript社のeGFP saRNA(未修飾)と、他社のeGFP saRNAを、Lipofectamine MessengerMAX(Thermo Fisher Scientific社)を用いてHEK293T細胞にトランスフェクションした。トランスフェクションの24時間後と48時間後にeGFP発現を蛍光顕微鏡で観察し、マイクロプレートリーダーで解析した。


saRNAは直鎖状RNAや環状RNAに比べて高発現を示す

EGFPの発現

HEK293T細胞に、LNPに封入したeGFPをコードする直鎖状mRNA(200 ng)、環状mRNA(200 ng)、samRNA(100 ng)をトランスフェクションしたところ、samRNAをトランスフェクションした細胞で有意に高レベルのeGFPの発現がみられた。なお、samRNAと直鎖状mRNAや環状mRNAの質量比は1/2であるが、モル比は1/5であることに注意が必要である。


GenScript社が設計したGluc saRNAは他社が設計したものより高発現を示した

GenScript社のデザインしたsaRNA
他社がデザインしたsaRNA

GS-saGluc(GenScript社がGS-saRNA-1 Vectorを用いて調製したもの。5-メチルシトシン修飾済み)と、他社が設計したsaGluc(Client)の発現を比較した。その結果、GS-saGLucは他社が設計したsaGLucよりも高い初期発現と持続発現(10倍以上)を示した。
左:トランスフェクション後、12、24、48、96、144時間におけるルシフェラーゼ活性。
右:他社がデザインしたsaRNAに対するGlucの発現比(Fold change)。


GenScript社のsaRNAは、他社の最適化されていないsaeGFPと比較して、より高い純度と細胞発現、より低い免疫原性を示した

他社と比較

左:Agilent 5200キャピラリー電気泳動で検出したGenScript社と他社のsaRNAの完全性。
中央:100 ngのGS-saRNA-1、GS-saRNA-2 Vectorを用いて作製したGenScript社のeGFP saRNA(未修飾)と、他社のeGFP saRNAを、Lipofectamine MessengerMAX(Thermo Fisher Scientific社)を用いてHEK293T細胞にトランスフェクションした。トランスフェクションの24時間後と48時間後にeGFP発現を蛍光顕微鏡で観察し、マイクロプレートリーダーで解析した。
右:異なるeGFP saRNAをトランスフェクションしたA549細胞におけるIL-6レベルをELISAで検出した。


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サービスの流れ

  1. コドン/UTR最適化
    ・ あらゆる遺伝子を対象とした、タンパク質発現のためのコドン最適化
    ・ 200以上の因子をスクリーニングしたコドンの最適化(特許取得済み)
  2. 遺伝子合成
    ・ 100 bp~6 kbの遺伝子インサートの合成
    ・ Poly (A) を組み込んだベクターへの遺伝子挿入
  3. クローニング/プラスミド合成
    ・ 直ちにIVTに使用できる直鎖化プラスミドDNAを調製
    ・ ベクターにコードされるPoly(A)領域は安定で、ばらつきはわずか±5~10 nt程度
  4. saRNA合成
    ・ 研究用グレードのカスタムsaRNA合成サービス
    ・ 追加精製と多様なQCオプション
  5. 脂質ナノ粒子(LNP)パッケージ
    ・ ジェネリックイオン性脂質製剤
    ・ 1~30 mgのsaRNAをパッケージング

お客様のプロジェクトのニーズを満たすためのカスタムsaRNA合成サービス

  • 対応可能なインサート長:100 bp~6 kb
  • バッチスケール:100 μg~200 mg
  • さまざまな用途に最適化されたベクター
ベクター名 5'Cap構造の種類 修飾 適用
GS-saRNA-1 Cap-AU m5C or none 遺伝子補充療法用に設計された低免疫原性ベクター
GS-saRNA-2 Cap-AG m5C or none がん免疫療法やワクチン用に設計された高免疫原性ベクター

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資料

フライヤー

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ご注文方法・価格

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