研究を総合的にサポートします 細胞を中心としたオーダーメイド試験の受託サービス

（株）エーセルでは、ヒト細胞、動物細胞を用いた試験を中心に、幅広くバイオ全体の受託サービスを行っています。オーダーメイドの細胞試験や、多試料の細胞試験が可能です。製品開発や創薬研究を総合的にサポートします。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

多段階濃度（複数）の試料に対し、Caspase-3活性や核のサイズ、断片化率といった複数のパラメータを同時に解析した例です。

■ 実施内容
HeLa細胞にスタウロスポリン処理を4時間行った後、固定をした。核をDRAQ5（赤色）およびアポトーシスの制御因子であるCaspase-3をAlexa488標識抗Caspase3抗体（緑色）で染色した。Operetta CLSまたはOpera Phenix Plusで解析を行った。
スタウロスポリン濃度に依存して、Caspase-3が活性化され（左グラフ）、核凝集、核の断片化（右グラフ）が起きることがわかった。

神経突起領域の減少を指標に化合物の神経毒性濃度域を調べた例です。Operetta CLSおよびOpera Phenix Plusは、多数の濃度条件で化合物を処理した試料のイメージ解析を高速・高解像度で行うことが可能です。

■ 実施内容
ラット初代後根神経節細胞と星状膠細胞を4日間共培養し、NGFおよび各化合物（Comp.A、Comp.B）を投与して27時間後に核をDRAQ5（赤色）で、神経細胞をAlexa488標識抗Tuj1抗体（緑色）で染色した。
Operetta CLSまたはOpera Phenix Plusを用いて、Tuj1染色画像から神経突起の領域を認識させて面積を定量した。

XFストレスキットを用いて、ミトコンドリア機能の主要な指標である基礎呼吸・ATP産生・プロトンリーク・最大呼吸（予備呼吸能）を計測した例です。

XF Glycolytic Rateキットを用いて、解糖由来のプロトン流出速度から解糖活性を測定した例です。基礎解糖能、予備解糖能が計測可能です。

XFリアルタイムATP Rateキットを用いた、細胞のATP産生速度およびATP産生の内、ミトコンドリア呼吸によるものと、解糖系によるものがどれぐらいを占めているのかを測定した例です。MitoATP産生速度、GlycoATP産生速度、Total ATP産生速度が計測可能です。

XXF Mito Fuel Flexキットを用いた、主要な呼吸基質であるグルコース、脂肪酸、グルタミンの各々の利用率を解析した例です。3つの指標である、Fuel Dependency（基底状態における特定基質の利用率）、Fuel Flexibility（CapacityとDpendencyの差分）、Fuel Capacity（エネルギー需要に対して特定の基質を利用する割合）が計測可能です。

治療候補化合物を投与した疾患モデルマウス臓器における標的タンパク質の発現解析を行った例です。

ご依頼内容に応じてお見積りをいたします。ご注文方法、お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。