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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
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乳試料中の脂質を加熱処理不要で除去できます！ Minute Organic Solvent‐Free Milk Lipid Depletion Kit

掲載日情報：2025/10/30 現在Webページ番号：72455

インヴェントバイオテクノロジーズ /
Invent Biotechnologies, Inc.
[メーカー略称：IVB]

乳試料から脂質除去するキットです。加熱処理が不要で、分離された脂質画分も分析に使用できます。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

乳試料中の脂質除去における課題について
特長
操作方法概略
使用例
キット内容
価格

乳試料中の脂質除去における課題について

ヒトを含む動物の全乳には大量の脂質が含まれているため、乳タンパク質の精製や分析を行う前には脂質を除去する必要があります。脂質除去には従来、Folch法などの有機溶媒抽出法が選択されてきましたが、有機相としてクロロホルムを使用する手法は、その毒性の観点から望ましくありません。さらに、多くの有機溶媒は乳脂質の抽出には有効である一方で、再懸濁が困難な不溶性タンパク質の沈殿を招くことがあります。

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特長

有機溶媒を使用せずに、全乳試料を水溶性タンパク質（Lactate fraction）、カゼイン、脂質の3つに分画できます。
本製品で分画した乳タンパク質は水相に沈殿後、水性緩衝液に容易に再溶解でき、下流タンパク質分析に使用可能です。
本製品で抽出した脂質は、そのまま使用することも、適切な有機溶媒に再懸濁して乾燥後、下流の脂質分析に使用することができます。
1キットあたり、100 μlの試料に対して最大100回ご使用いただくために十分な試薬が含まれています。
ご用途に応じてスケールアップまたはスケールダウンしたプロトコルでご使用いただけます。

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操作方法概略

試料として全乳を用いる場合

全乳を1.5 mlチューブに添加する。
同量のBuffer Aを添加し、ピペッティングを行い混合した後、氷上でインキュベーションする。
室温で遠心分離後、水溶性タンパク質を回収する。
※ 水溶性タンパク質には主にラクトグロブリンとラクトアルブミン（Lactate fraction）が含まれます。
沈殿物にPBSを添加し、ボルテックスで再懸濁する。Buffer Bを振とう後、チューブに添加し、室温でインキュベーションする。
室温で遠心分離後、上部の脂質相とペレット（カゼイン分画）が明瞭に確認できる。
水相と脂質相を新しい1.5 mlチューブに移し、脂質を除去する。
※ ペレットは主にカゼインおよびその他のタンパク質を含み、脂質の大部分は除去されています。
ペレットをPBSなどで再懸濁させることができる。カゼインタンパク質は緩衝液中に容易に溶解する。残留脂質は、遠心分離でさらに除去することができる。