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幅広い動物種に交差性を示す抗PD-L1モノクローナル抗体 抗PD-L1モノクローナル抗体(クローン:6C11-3A11)

掲載日情報:2025/03/27 現在Webページ番号:72125

フナコシ /
フナコシ株式会社
[メーカー略称:FNA]

クローン6C11-3A11はウシPD-L1(Programmed cell death 1 ligand 1)を抗原として樹立された抗PD-L1モノクローナル抗体で、その後の解析でイヌ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、スイギュウと幅広い動物種に交差性を示すことが確認されています。免疫組織化学染色解析およびフローサイトメトリー解析に有用です。

本商品は北海道大学および扶桑薬品工業株式会社の共同研究成果をもとにフナコシ株式会社が商品化しました。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

各種動物におけるPD-L1と本抗体クローン6C11-3A11

Programmed cell death 1(PD-1)はT細胞に発現する免疫グロブリンスーパーファミリーに属する細胞表面膜タンパク質で、T細胞の増殖とエフェクター機能を抑制します。PD-1のリガンドであるprogrammed cell death 1 ligand 1(PD-L1)は炎症性サイトカインを含むさまざまな機序で発現誘導されることが知られ、多様ながん細胞において高発現が認められます。PD-1とPD-L1が結合すると、PD-1を発現するT細胞の活性、増殖性などが抑制され、免疫応答抑制システムとして機能することから、がん細胞の免疫逃避機構として注目されています。そのため、PD-1/PD-L1相互作用の阻害は有望な抗腫瘍戦略として期待されています。ヒトやマウスでは、基礎研究ならびに創薬・臨床研究が盛んに進められており、複数の承認医薬品が上市されています。一方、ウシやイヌなどの動物では、これまでPD-L1の機能は十分に解析されていません。しかし、PD-L1は動物種間での相同性が高く、その機能は種を超えて保存されていることが示唆されています。

近年、北海道大学大学院獣医学研究院 今内 覚教授と扶桑薬品工業株式会社の共同研究成果によって、ウシPD-L1に対するモノクローナル抗体6C11-3A11が幅広い動物種のPD-L1に反応することが見いだされました。この抗体は、免疫組織化学染色およびフローサイトメトリーに使用可能な優れた実験ツールとして期待されています(交差動物種および適用は下記「特長」の項目を参照)。6C11-3A11は、これら動物種のPD-L1の検出および定量に優れており、各動物におけるPD-L1の機能解明が精力的に行われています。例えば、ウシにおける感染症や炎症依存的なPD-L1発現亢進の観察、イヌにおける悪性腫瘍のPD-L1発現の検出および炎症性サイトカインによるPD-L1発現誘導機序の解明、そのほかブタ、ウマおよびヒツジについても刺激依存的PD-L1発現応答の解析などに用いられています。詳しくは各種文献をご参照下さい。


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特長

  • 抗原:ウシ組換えPD-L1(細胞外ドメイン)
  • 免疫動物:ラット
  • クロナリティ:モノクローナル
  • アイソタイプ:ラットIgG2a, κ
  • 適用:
    ウシ、イヌ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、スイギュウで共通
    • − 免疫組織化学染色(パラフィン包埋切片)
    • − フローサイトメトリー
    ウマのみ
    • − 中和活性(PD-L1のPD-1結合阻害)
  • 交差性
    • − 過剰発現系において実験的に確認された動物種:ウシ、イヌ、ウマ、ブタ、ヒツジ、ヤギ、スイギュウ
    • − 実験的に交差反応しないことが確認された動物種:ネコ、ヒト

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使用例

ウシ

ウシPD-L1に対する反応性の検証(フローサイトメトリー)

ウシPD-L1-EGFPまたはEGFPを発現させたCHO細胞に6C11-3A11(10 μg/ml)またはラットIgG2aアイソタイプコントロールを室温で20分間処理し、次いでallophycocyanin(APC)標識抗ラットIg二次抗体を室温で20分間処理した。その後、抗体処理細胞をフローサイトメーターで解析した。ウシPD-L1-EGFPを発現する細胞では、6C11-3A11染色により顕著に蛍光シグナルの増大が観察された。

Bovine PD-L1-EGFP expressing cells EGFP expressing cells
Bovine PD-L1 EGFP expressing cells Bovine EGFP expressing cells
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 Rat IgG2a control  6C11-3A11


ウシ血球細胞の内在性PD-L1の検出(フローサイトメトリー)

ウシ由来末梢血単核細胞(PBMC)およびCD14+細胞に対して10%ヤギ血清添加PBSを25℃で20分間処理した後に、6C11-3A11(10 μg/ml)またはラットIgG2aアイソタイプコントロールを25℃で20分間処理した。次にAPC標識抗ラットIg二次抗体を25℃で20分間処理し、フローサイトメーターで解析した。PBMCおよびCD14+単球において、PD-L1が検出された。

Bovine PBMC + 6C11-3A11 Bovine CD14<sup>+</sup> cells + 6C11-3A11
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 Bovine PBMC/Rat IgG2a control  Bovine CD14+ cells/Rat IgG2a control
 
 Bovine PBMC/6C11-3A11  Bovine CD14+ cells/6C11-3A11


ヨーネ病に罹患したウシにおけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

正常ウシおよびヨーネ病(Johne’s disease)に罹患したウシ由来の回腸組織(ホルマリン固定パラフィン包埋組織)切片を作製し、6C11-3A11(10 μg/ml)、HRP標識抗ラットIgG二次抗体およびDABにより免疫組織化学染色を行った。また、対比染色として、ヘマトキシリン染色を行った。ヨーネ病に罹患したウシの回腸組織(病変部)では、PD-L1の顕著な発現が観察された。

Uninfected(normal ileum) Johne's disease(ileum)
Uninfected(normal ileum) Johne's disease(ileum)

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  • MM. avium subsp. Paratiberculosisに感染したマクロファージ 
  • ▲:M. avium subsp. Paratiberculosisに感染したランゲルハンス巨細胞

マダニ咬傷部位のウシ皮膚組織におけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

正常ウシおよびオウシマダニ(Rhipicephalus microplus)に吸血されたウシ由来の皮膚組織(ホルマリン固定パラフィン包埋組織)切片を作製し、6C11-3A11(10 μg/ml)、HRP標識抗ラットIgG二次抗体およびDABにより免疫組織染色を行ない、また、対比染色としてヘマトキシリン染色を行った(◀はオウシマダニを示す)。オウシマダニに吸血されたウシではPD-L1陽性細胞数の増大が観察された。

Tick-nonattached site Tick-attached site
Tick-nonattached site Tick-attached site
Tick-nonattached site Tick-attached site

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イヌ

イヌPD-L1に対する反応性の検証(フローサイトメトリー)

イヌPD-L1-EGFPまたはEGFPを安定発現させたCHO-DG44細胞に6C11-3A11(10 μg/ml)を室温で30分間処理し、次いでallophycocyanin(APC)標識抗ラットIg二次抗体で30分間処理した。その後、抗体で処理した細胞をフローサイトメーターで解析した。イヌPD-L1-EGFP発現細胞では、6C11-3A11染色により顕著に蛍光シグナルの増大が観察された。

イヌPD-L1に対する反応性の検証(フローサイトメトリー)

イヌ腫瘍細胞株における刺激依存的なPD-L1発現誘導の観察(フローサイトメトリー)

Uninfected(normal ileum)

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イヌ悪性黒色腫細胞株CMeCに各種サイトカイン(TNF-α、IFN-γおよびTNF-α/IFN-γ)で刺激した。その後、本抗体6C11-3A11(10 μg/ml)およびAPC標識抗ラットIg二次抗体により細胞を染色し、フローサイトメーターで解析した。TNF-αまたはIFN-γ処理時において、それぞれPD-L1の発現の増加が認められた。また、両方で処理した際は、単独刺激時に比べてより強い発現増加作用が確認された。


イヌ腫瘍組織におけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

イヌの扁平上皮がん(squamous cell carcinoma)、移行上皮がん(transitional cell carcinoma)およびびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(diffuse large B-cell lymphoma)のホルマリン固定パラフィン包埋組織切片に対し、本抗体6C11-3A11(5 μg/ml)および抗ラットIgG二次抗体(HRP標識)を用いて免疫組織化学染色を行った。また、対比染色としてヘマトキシリン染色を行った。各腫瘍組織において、6C11-3A11抗体処理時に染色シグナルが観察された。

Squamous cell carcinoma Transitional cell carcinoma Diffuse large B-cell lymphoma
6C11-3A11 Squamous cell carcinoma(6C11-3A11) Transitional cell carcinoma(6C11-3A11) Diffuse large B-cell lymphoma(6C11-3A11)
2nd antibody only Squamous cell carcinoma(2nd antibody only) Transitional cell carcinoma(2nd antibody only) Diffuse large B-cell lymphoma(2nd antibody only)

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イヌ血管肉腫組織におけるPD-L1発現解析(免疫蛍光染色)

イヌの血管肉腫(hemangiosarcoma、HSA)組織切片に対して本抗体6C11-3A11(10 μg/ml)および抗Iba1抗体(マクロファージマーカー)を用いて免疫蛍光染色を行った。PD-L1のシグナルは一部マクロファージと共局在が認められた。

Anti-PD-L1 Anti-Iba1 Merge
Anti-PD-L1 Anti-Iba1 Merge

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ブタ

フローサイトメトリーによるブタPD-L1に対する反応性の検証および刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析

ブタPD-L1に対する反応性の検証 刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析
Anti-PD-L1 Anti-Iba1
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 EGFP/Rat IgG2a control  Unstimulated swine PBMC/Rat IgG2a control
 
 EGFP/6C11-3A11  Unstimulated swine PBMC/6C11-3A11
 
 Swine PD-L1-EGFP/Rat IgG2a control  Swine PBMC stimulated with IFN-γ/Rat IgG2a control
 
 Swine PD-L1-EGFP/6C11-3A11  Swine PBMC stimulated with IFN-γ/6C11-3A11

ブタPD-L1-EGFPを発現させたCOS-7細胞に6C11-3A11(10 μg/ml)を25℃で20分間処理し、次いでallophycocyanin(APC)標識抗ラットIg二次抗体を25℃で20分間処理した。その後、抗体処理細胞をフローサイトメーターで解析した。ブタPD-L1-EGFPを発現する細胞では、6C11-3A11染色により顕著に蛍光シグナルの増大が観察された。

ブタ由来末梢血単核細胞(PBMC)をブタIFN-γ(10 μg/ml)存在下および非存在下において37℃、5%CO2で24時間培養した。培養した細胞に対して10%ヤギ血清添加PBSを25℃で20分間処理した後に、6C11-3A11(10 μg/ml)を25℃で20分間処理し、次いでAPC標識抗ラットIg二次抗体を25℃で20分間処理して、フローサイトメーターで解析した。IFN-γ刺激により、PBMCにおけるPD-L1の発現量が顕著に増加した。

慢性感染症に罹患したブタにおけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

正常ブタおよびブタ繁殖・呼吸障害症候群ウィルス(PRRSV)またはMycoplasma hyopneumoniaeに感染したブタの肺組織のホルマリン固定パラフィン包埋組織切片に対し、本抗体6C11-3A11(10 μg/ml)およびHRP標識抗ラットIgG二次抗体を用いて免疫組織化学染色、および対比染色としてヘマトキシリン染色を行った。陰性対照染色として、正常ブタの肺組織切片に対し、HRP標識抗ラットIgG二次抗体のみを用いて免疫組織化学染色を行った。感染組織において、6C11-3A11抗体処理時に染色シグナルが観察された。

Uninfected PRRSV-infected M. hyopeneumoniae-infected
Uninfected PRRSV-infected M. hyopeneumoniae-infected

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ウマ

フローサイトメトリーによるウマPD-L1に対する反応性の検証および刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析

ウマPD-L1に対する反応性の検証 刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析
Anti-PD-L1 Anti-Iba1 Anti-Iba1
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 EGFP/Rat IgG2a control  Equine fresh PBMC/Rat IgG2a control  Equine PBMC stimulated with IFNγ/Rat IgG2a control
 
 EGFP/6C11-3A11  Equine fresh PBMC/6C11-3A11  Equine PBMC stimulated with IFNγ/6C11-3A11
 
 Equine PD-L1-EGFP/Rat IgG2a control
 
 Equine PD-L1-EGFP/6C11-3A11

ウマPD-L1-EGFPを発現させたCOS-7細胞に6C11-3A11(10 μg/ml)を25℃で20分間処理し、次いでallophycocyanin(APC)標識抗ラットIg二次抗体を25℃で20分間処理した。その後、抗体処理細胞をフローサイトメーターで解析した。ウマPD-L1-EGFPを発現する細胞では、6C11-3A11染色により顕著な蛍光シグナルの増大が観察された。

ウマ由来末梢血単核細胞(PBMC)をIFN-γ(10 μg/ml)の存在下および非存在下において37℃、5%CO2で24時間培養した。培養した細胞に対して10%ヤギ血清添加PBSを室温で20分間処理した後に、6C11-3A11(10 μg/ml)を室温で20分間処理し、次いでAPC標識抗ラットIg二次抗体を室温で20分間処理してフローサイトメーターで解析した。IFN-γ刺激によりPBMCにおけるPD-L1の発現量が顕著に増加した。

ウマ悪性黒色腫組織におけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

ウマの悪性黒色腫組織(皮膚)のホルマリン固定パラフィン包埋組織切片に対して、本抗体6C11-3A11(10 μg/ml)およびHRP標識抗ラットIgG二次抗体を用いて免疫組織化学染色、および対比染色としてヘマトキシリン染色を行った。陰性対照染色として、HRP標識抗ラットIgG二次抗体のみを用いて免疫組織化学染色を行った。ウマ悪性黒色腫組織において、6C11-3A11抗体処理時に強い染色シグナルが観察された。

Control PD-L1(6C11-3A11)
Control PD-L1(6C11-3A11)

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ヒツジ

フローサイトメトリーによるヒツジPD-L1に対する反応性の検証および刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析

ヒツジPD-L1に対する反応性の検証 刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析
フローサイトメトリーによるヒツジPD-L1に対する反応性の検証 刺激依存的なPD-L1発現量変化の解析
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 EGFP/Rat IgG2a control  Unstimulated ovine PBMC/Rat IgG2a control
 
 EGFP/6C11-3A11  Unstimulated ovine PBMC/6C11-3A11
 
 Ovine PD-L1-EGFP/Rat IgG2a control  Ovine PBMC stimulated with PWM/Rat IgG2a control
 
 Ovine PD-L1-EGFP/6C11-3A11  Ovine PBMC stimulated with PWM/6C11-3A11

ヒツジPD-L1-EGFPを発現させたCOS-7細胞に6C11-3A11(10 μg/ml)を室温で20分間処理し、次いでallophycocyanin(APC)標識抗ラットIg二次抗体を室温で20分間処理した。その後、抗体処理細胞をフローサイトメーターで解析した。ヒツジPD-L1-EGFPを発現する細胞では、6C11-3A11染色により顕著に蛍光シグナルの増大が観察された。

ヒツジ由来末梢血単核細胞(PBMC)をpokeweed mitogen(PWM)(10 μg/ml)の存在下および非存在下において37℃、5%CO2で24時間培養した。培養した細胞に対して10%ヤギ血清添加PBSを室温で20分間処理した後に、6C11-3A11(10 μg/ml)を室温で30分間処理した。次に、APC標識抗ラットIg二次抗体を室温で30分間処理し、フローサイトメーターで解析した。PWM刺激により、PBMCにおけるPD-L1の発現量が顕著に増加した。


Listeria monocytogenesに感染したヒツジにおけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)

Listeria monocytogenesに感染したヒツジの脳組織のホルマリン固定パラフィン包埋組織切片に対して、本抗体6C11-3A11(10 μg/ml)、HRP標識抗ラットIgG二次抗体およびDABを用いて免疫組織化学染色を行った。L. monocytogenesに感染したヒツジの脳組織に存在するマクロファージ(白矢印)において、強い染色シグナルが観察された。

Listeria monocytogenesに感染したヒツジにおけるPD-L1発現解析(免疫組織化学染色)


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参考文献

ウシ

  • Sajiki, Y., et al., "Prostaglandin E2 induction suppresses the Th1 immune responses in cattle with Johne’s disease.", Infect. Immun., 86(5), e00910~e00917 (2018). [PMID:29483289]
  • Sajiki, Y., et al., "Prostaglandin E2-induced immune exhaustion and enhancement of antiviral effects by anti-PD-L1 antibody combined with COX-2 inhibitor in bovine leukemia virus infection.", J. Immunol., 203(5), 1313~1324 (2019). [PMID:31366713]
  • Goto, S., et al., "Upregulation of PD-L1 expression by prostaglandin E2 and the enhancement of IFN-γ by anti-PD-L1 antibody combined with a COX-2 inhibitor in Mycoplasma bovis infection.", Front. Vet. Sci., 7, 12 (2020). [PMID:32154274]
  • Sajiki, Y., et al., "Tick saliva-induced programmed death-1 and PD-ligand 1 and its related host immunosuppression.", Sci. Rep., 11(1), 1063 (2021). [PMID:33441793]

イヌ

  • Takeuchi, H., et al., "Expression analysis of canine CMTM6 and CMTM4 as potential regulators of the PD-L1 protein in canine cancers.", Front. Vet. Sci., 7, 330 (2020). [PMID:32596272]
  • Maekawa, N., et al., "PD-L1 immunohistochemistry for canine cancers and clinical benefit of anti-PD-L1 antibody in dogs with pulmonary metastatic oral malignant melanoma.", NPJ Precis. Oncol., 5(1), 10 (2021). [PMID:33580183]
  • Gulay, K.C.M., et al., "Hemangiosarcoma cells induce M2 polarization and PD-L1 expression in macrophages.", Sci. Rep., 12(1), 2124 (2022) . [PMID:35136176]
  • Owaki, R., et al., "Regulation of programmed death ligand 1 expression by interferon-γ and tumour necrosis factor-α in canine tumour cell lines.", Vet. Comp. Oncol., 21(2), 279~290 (2023). [PMID:36802270]

ブタ

  • Ganbaatar, O., et al., "Programmed death-ligand 1 expression in swine chronic infections and enhancement of interleukin-2 production via programmed death-1/programmed death-ligand 1 blockade.", Immun. Inflamm. Dis., 9(4), 1573~1583 (2021). [PMID:34414683]

ウマ

  • Ganbaatar, O., et al., "PD-L1 expression in equine malignant melanoma and functional effects of PD-L1 blockade.", PLOS One, 15(11), e0234218 (2020). [PMID:33216754]

ヒツジ

  • Tiyamanee, W., et al., "Molecular characterization of immunoinhibitory factors PD-1/PD-L1 in sheep.", Vet. Immunol. Immunopathol., 261, 110609 (2023). [PMID:37201379]

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Anti-PD-L1, Rat-Mono(6C11-3A11)
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説明文
ウシPD-L1の細胞外領域を抗原として樹立されたラットモノクローナル抗体(クローン名6C11-3A11)。ウシだけでなく、イヌ、ウマ、ブタ、ヒツジ、スイギュウのPD-L1に反応することが確認されている。免疫染色およびフローサイトメトリーに使用できる。
クローン:6C11-3A11
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
抗原種 Bovine 免疫動物 Rat クラス IgG 標識 Unlabeled
交差性 Cow/Dog/Horse/Pig/Sheep/Goat/Buffalo 適用 FCM,IHC
クロナリティ Monoclonal フォーマット 性状 Purified 吸収処理
掲載カタログ

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Anti-PD-L1, Rat-Mono(6C11-3A11)

文献数: 11

説明文 ウシPD-L1の細胞外領域を抗原として樹立されたラットモノクローナル抗体(クローン名6C11-3A11)。ウシだけでなく、イヌ、ウマ、ブタ、ヒツジ、スイギュウのPD-L1に反応することが確認されている。免疫染色およびフローサイトメトリーに使用できる。
クローン:6C11-3A11
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
抗原種 Bovine 免疫動物 Rat
交差性 Cow/Dog/Horse/Pig/Sheep/Goat/Buffalo 適用 FCM,IHC
標識 Unlabeled 性状 Purified
吸収処理 クラス IgG
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