β-ヒドロキシブチリル化されたヒストンH3(Lys9)を選択的に認識する抗体 抗β-Hydroxybutyryl-Histone H3 (Lys9) モノクローナル抗体
掲載日情報:2024/07/08 現在Webページ番号:71910
β-ヒドロキシブチリル化されたヒストンH3(Lys9)のみを検出する組換え体(リコンビナント)ウサギモノクローナル抗体です。
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ヒストンのβ-ヒドロキシブチリル化について
ヒストン(Histone)は、アセチル化(Acetylation)、メチル化(Methylation)、リン酸化(Phosphorylation)、ユビキチン化(Ubiquitination)など、酵素触媒によるさまざまな修飾を受けます。リジンのβ-ヒドロキシブチリル化(β-Hydroxybutyrylation)(Kbhb)は、プロモーター活性を制御する遺伝子が含まれ、新たに同定されたヒストンマーカーです。ヒストンKbhbは、培養細胞や長期絶食あるいはストレプトゾトシン誘発糖尿病性ケトアシドーシス(Streptozotocin-induced diabetic ketoacidosis)を起こしたマウスの肝臓において、β-ヒドロキシ酪酸レベルの上昇に応答して劇的に誘導されます。ヒストンのβ-ヒドロキシブチリル化は、代謝と遺伝子発現を結びつける新しいエピジェネティック制御マーカーであり、糖尿病、てんかん、腫瘍などのヒトの病態生理学的状態におけるクロマチン制御とβ-ヒドロキシ酪酸の多様な機能を研究するための新たな手段を提供します。
参考文献
Zheng, Y., et al., Cell Rep., 41(12):111847 (2022). [PMID: 36543135]
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特長
- β-ヒドロキシブチリル化されたヒストンH3(Lys9)を選択的に認識し、Lys9やLys27のアセチル化、クロトニル化、ブチリル化、2-ヒドロキシイソブチリル化、および未修飾のH3ペプチドは認識しないことを確認済みです。
- 免疫動物:ウサギ
- クロナリティー:組換え体(リコンビナント)モノクローナル抗体
- クローン名:PA-022-8
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使用例

図3. 免疫組織染色像
試料:ラット結腸組織のホルマリン固定パラフィン包埋切片
抗原賦活化法:高温・高圧処理
抗原賦活化バッファー:Tris/EDTA緩衝液(pH 9.0)
一次抗体(本製品)希釈率:1:1,000
一次抗体(本製品)インキュベーション条件:室温1時間
二次抗体:抗ウサギおよびマウスポリマーHRP(Ready to use)
対比染色:ヘマトキシリン染色(青色)
図の茶色は本製品を用いて観察された陽性シグナルを示す。
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価格
[在庫・価格 :2025年06月26日 20時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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Anti-β-Hydroxybutyryl-Histone H3 (Lys9), Rabbit-Mono(8) |
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[在庫・価格 :2025年06月26日 20時55分現在]
Anti-β-Hydroxybutyryl-Histone H3 (Lys9), Rabbit-Mono(8)
文献数: 0
- 商品コード:PTM-1250RM
- メーカー:PTM
- 包装:1vial
- 価格:¥100,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:ご照会下さい ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
説明文 | クローン:8 |
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法規制等 | |||
保存条件 | -20℃ | 法規備考 | |
抗原種 | 免疫動物 | Rabbit | |
交差性 | 適用 | ||
標識 | Unlabeled | 性状 | |
吸収処理 | クラス | ||
クロナリティ | Monoclonal | フォーマット | |
掲載カタログ |
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製品記事 | |||
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