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細胞群から狙った1細胞を最速でクローニングできます シングルセルクローニング受託サービス

掲載日情報:2025/03/21 現在Webページ番号:71850

お客様からご提供いただいた細胞群から、AS ONE Cell Picking Systemを用いたシングルセルクローニングを行う受託サービスです。AS ONE Cell Picking Systemは、従来の限界希釈法より短期間でシングルセルクローニングを完了することができます。本受託サービスは細胞群から目的細胞のシングル化を行いますが、抗原のご提供がある場合はシングルB細胞スクリーニング法を用いて目的の抗体を産生するB細胞を取得することも可能です。

シングルセルクローニング

AS ONE Cell Picking Systemについて

細胞へのダメージが限定的

抗体産生細胞単離、シングルセルRNAseq(配列解析など)、安定発現株取得、希少細胞の単離などさまざまな用途に適用できます。

細胞へのダメージが限定的

24,000~40,000細胞を1度で検討可能

チャンバー片側に細胞添加口があり、そこから80,000 well(20 μm⌀)のウェルに1細胞ずつ入るよう添加します。平均充填率は30~50%で、24,000~40,000細胞について1回で検討できるため、シングルセルクローニングが約2週間で完了します。一方、従来の限界希釈法では、96 wellプレートが200枚以上必要で2か月以上の期間を要します。

24,000~40,000細胞を1度で検討可能

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シングルB細胞スクリーニング法とは

特定の抗原に対してのみ反応する抗体を産生するB細胞を単離し、モノクローナル抗体を取得する方法です。この方法は極めてまれな抗体産生細胞を高精度かつ高効率で特定することができるため、とても高い特異性を持つ抗体が取得できます。また、単離した多種のB細胞から抗体遺伝子を取得することでスループット高く多様な抗体を得ることが可能です。得られた抗体遺伝子を使って抗体産生細胞を作ることができるため、ハイブリドーマの作製が難しい動物種のモノクローナル抗体でも産生することが可能です。


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特長

  • AS ONE Cell Picking Systemはシングル化の作業量(時間、処理数)に関して、従来法に比べて圧倒的に効率が良くなっています。
  • 他の原理に基づく分離法より、細胞生存率が高くなっています。
  • 希少細胞の分離に優れています。
  • シングル化以降の作業として配列解析、産生などの工程をオプションで承ります。

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従来法との比較

従来の限界希釈法

従来の限界希釈

AS ONE Cell Picking System

ASONE Cell Picking System

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使用例

  • 抗体産生細胞の分離、目的タンパク質を分泌する細胞の分離、高発現細胞の選定など

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サービスの流れ

サービスの流れ

価格:ご相談に応じます。
納期:最短2週間~
実験系から納品の形態までご要望にお応えしますので、ご相談下さい。

オプション

  • 単離したシングルセルからの抗体可変領域配列解析(CDR配列含む)
  • リコンビナント抗体産生
  • 安定発現株作製

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ご注文方法・価格

ご依頼の内容に応じてお見積りいたします。ご注文方法、お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。


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