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目的タンパク質に対するアプタマーを探索します アプタマー探索・合成受託サービス

掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:7139

独自の改良SELEX法により、目的タンパク質に高い親和性で結合するアプタマーを探索し、配列決定後に合成を行う受託サービスです。
Aptamer Sciences社は、細胞タンパク質を標的としたアプタマー探索に関して、SELEX法のライセンスを受けています。

バリデーション済みのDNAアプタマーについてはお問い合わせ下さい。バリデーション済みのアプタマーは、探索作業が無く、短期間で製造できます。
合成実績のあるアプタマー(Aptamer)を合成する受託サービスについてはこちらをご覧下さい。

特長

  • 目的分子への高い親和力および高い特異性を有するアプタマーを探索します。
  • アプタマーの探索および評価に要する実作業期間は、わずか4週間です。
  • アプタマーの配列決定後に、オリゴ合成機による合成を行います。LC-ESI-Q-Trap MSやHPLCによるQCチェックを行った後、納品されます。
  • ビオチン、HRP、蛍光色素、その他マーカー分子による標識も承ります。
  • 技術革新とすべてのプロセスの見直しにより、コストが低く抑えられています。

探索したアプタマーの配列は開示されません。別途オプションにて承ります。

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探索したアプタマーの使用例

探索したアプタマーの使用例_プルダウン法による精製

A431細胞抽出物から、インスリンレセプター(IR)に対するアプタマーおよび抗体を結合させたビーズを用いて、プルダウン法による精製を行った。


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アプタマーとは

アプタマー(Aptamer)は、特定の分子と特異的に結合する核酸分子です。

標的となる分子は低分子化合物、ペプチド、タンパク質と様々で、抗体に代わりうる分子として研究が進められています。

その特異性については、目的分子のメチル基や水酸基の有無や、光学異性体を識別した例も報告されています。

アプタマーの適用として、プルダウン法による目的タンパク質の精製や、各種レセプターに対するアンタゴニスト、アゴニスト、sensitizer(リガンドの活性を増幅する分子)の探索などがあります。



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アプタマー探索方法について

アプタマーの探索には、SELEX(Systematic Evolution of Ligands by EXponential enrichment)法が良く知られています。この手法は1012~1016種類という膨大な量のランダムな塩基配列の一本鎖DNAまたはRNAのプールから、目的分子に結合するアプタマーを探索していきます。

従来のSELEX法は、目的分子への結合に分子構造の適合および静電相互作用のみを用いているため、目的分子からのアプタマーの解離が早く、アプタマー探索の成功率が低いという欠点がありました。

Aptamer Sciences社の改良SELEX法は、アプタマー中のチミンに置換基を導入し、目的分子への親和力を増大させることにより、目的分子からのアプタマーの解離が遅くなり、アプタマー探索の成功率が80%という高い値を示します。

SELEX法のフロー

目的分子への
親和力(Kd
目的分子の
解離率(t1/2
アプタマー
探索の成功率
構 造
従来の
SELEX法
~100 nM<10分<10% 従来のSELEX法 dTTP構造
dTTP
改良
SELEX法
~20 nM>30分>80% 改良 SELEX法修飾dUTP構造
修飾dUTP

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ご注文方法/価格

詳細は当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。

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