HOME> 受託サービス・特注品> アッセイ系構築・測定> ELISA・各種測定系> イムノクロマト試薬開発受託サービス

イムノクロマト試薬開発受託サービス

掲載日情報:2023/12/28 現在Webページ番号:71296

イムノクロマト法試薬(ラテラルフロー法)受託開発サービスでは、ご指定の抗体がイムノクロマトに適しているか評価する初期検討(抗体適性評価)、試薬作製条件の最適化検討、⼩ロットの試作品作製などを承ります。お手持ちの抗体がない場合は、市販の抗体を用いた検討も可能です。

本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

イムノクロマト法の原理

  1. 試料をサンプルパッド上に滴下します。
  2. 試料がコンジュゲートパッドを通過する際、金コロイド標識抗体と試料中の検出対象(抗原/アナライト)が結合します。
  3. 試料に検出対象が含まれている陽性の場合、捕捉抗体 ①と「金コロイド標識抗体+検出対象」が結合し、テストラインが出現します。
  4. 次いで、捕捉抗体 ②と金コロイド標識抗体が結合し、コントロールラインが出現します。これにより、判定が正しく行われたことを確認することができます。
  5. 陽性の場合はラインが2本出現しますが、試料に検出対象が含まれない陰性の場合には、結果判定ラインは1本となります。

  6. イムノクロマトの原理

上記はイムノクロマト法試薬の一例です。条件や目的に応じて、ラインの数、陽性陰性のライン判定の基準が異なる場合があります。

目次に戻る

サービスメニュー

・初期検討 感作金コロイドの作製条件を検討後、試作品を作製してスタンダード抗原との反応性を確認します。
・最適化検討 初期検討で明らかになった課題を解決するために、作製条件等を検討します。
・小ロット試作 指定条件のテストストリップを作製します(100枚~)。
・各種評価 テストストリップを用いた検体測定やバリデーションチェックなど。
・市販抗体・抗原調査 市販試薬を調査し、リストにして提出します。

メニューにない作業については、お問合せ下さい。



目次に戻る

ご用意いただくもの

・検出対象に関する情報
・抗体
・スタンダード抗原

市販抗原、市販抗体の調査も承ります(オプションメニュー)。


目次に戻る

サービスの流れ(初期検討の場合)

1. 打合せ・お見積り 検出対象等についてヒアリングを⾏い、お⾒積りします。
2. 条件検討 抗体感作金コロイドの作製条件を検討します。
3. 反応性評価 テストストリップを試作し、スタンダード抗原との反応性を評価します。
4. 納品 納品物︓報告書(お電話等による結果レビューも承ります)。

抗体の適性上、テストストリップの作製に進めない場合があります。
初期検討(抗体適性評価)の後、感度調整等を⽬的とした最適化検討が必要となる場合があります。
試作品の追加作製(100本〜)も承ります。


目次に戻る

ご利用時の注意事項

本サービスの試作品を臨床⽤に⽤いることはできません。


目次に戻る

ご注文方法/納期/価格

ご依頼の内容に応じてお見積もりします。詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。



目次に戻る

イムノクロマト受託サービスのFAQ


イムノクロマトについて



Q-2. ELISAとの違いは何ですか?
A-2.

イムノクロマト ELISA
測定時間 数分~数十分 数時間
測定の難易度 操作は容易で、特に機器を必要としない 検査するために技術や機器が必要である
抗原(アナライト)の定量 不可(半定量)









本受託サービスについて




















目次に戻る

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。