乾電池でも稼働！もう蛍光測定の場所を選びません ポータブル蛍光光度計 FC-2

東海光学（株）が開発した乾電池でも使用できる小型・軽量のポータブル蛍光光度計です。「屋外や実験室以外の場所で測定したいが、装置が大きくて持ち運びが難しい」、「測定したい試料が大量にあり、高価な装置を占有してしまう」、「蛍光光度計はあるが、共通機器のために利用しづらい」といったお客様におすすめです。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

＊4 パソコンは付属していません。別途パソコンをご用意下さい。

本製品は、蛍光測定の原理そのものを簡易に実現できるシンプルな構成になっており、セル内の試料をLED光で励起し、生じた蛍光を受光素子で検出します。受光素子方向へ散乱・反射した励起光は蛍光フィルターでカットされます。本製品のLED光源および励起／蛍光フィルターは、検出したい波長に合わせて、お客様ご自身で交換することができます。

本製品は無線（Bluetooth）またはUSBケーブルでPCに接続できます。専用のソフトウェア（無料）で操作でき、検量線の作成や試料の測定が簡単に行えます。

検量線の作成

試料の測定

本製品にはご選択いただいた励起／蛍光フィルターが1セット付属します。また必要に応じてフィルターを追加購入し、自由に付け替えることができます。下記のフィルター例の励起／蛍光フィルターに「〇」がついているものが選択可能なフィルターです。測定試料に合わせてフィルターをお選び下さい。＊5

＊5 下記のフィルター例は一例です。ご希望の波長などがございましたら当社テクニカルサポート（機器担当）までお問い合わせ下さい。ただし励起波長375 nm以下は選択できません。またフィルターを選択する際は、励起フィルターと蛍光フィルターの中心波長が50 nm以上離れたものをお選び下さい。

フィルター例

蛍光物質であるウラニンを用いて、本製品の分析性能を評価した。LED光源（中心波長：465nm）、励起フィルター（バンドパスフィルター470 nm）、蛍光用バンドパスフィルター（525×45 nm）を搭載した本製品を用いて、各濃度のウラニン溶液を角セルに入れて蛍光を測定した。得られた蛍光強度をウラニン濃度に対してブロットして作成した検量線は、R²＝0.9995の良好な直線性を示した。

※ 検量線の作成にはパソコンとの接続が必要です。

本製品で測定したローダミンBおよび7-ヒドロキシ-4-メチルクマリンの検量線例です。
※ お客様の試料の測定可否については、デモ機にてお試し下さい。

本製品には専用ケースが付属します。フィールドワークや研究室間の移動など、持ち運びに便利です。

＊6 LED光源および励起／蛍光フィルターは、ご選択いただいた1セットが付属します。異なる波長のLED光源および励起／蛍光フィルターを用いる場合は、別途追加でご購入いただく必要があります。
※ 蛍光測定用4面透過 12.5 mm各セルは本製品に含まれていません。別途ご用意下さい。

デモ機のご依頼、価格のご照会、その他のお問い合わせについては、メール（kiki@funakoshi.co.jp）または以下のお問合せフォームよりお問い合わせ下さい。なお、お問い合わせの際は、測定試料（任意）、励起波長（必須）、蛍光波長（必須）のご情報をお知らせ下さい。
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