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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
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HOME > 試薬 > 免疫化学 > 免疫染色（免疫組織染色） > 組織切片作製関連商品 > ヒスト・テック^® ハイフロイド

低毒性と使い勝手の良さを両立したヒスト・テック^® ピノ専用冷却溶剤ヒスト・テック^® ハイフロイド

掲載日情報：2023/12/04 現在Webページ番号：70897

サクラファインテックジャパン /
サクラファインテックジャパン（株）
[メーカー略称：SFJ]

ヒスト・テック^® ピノを用いた凍結ブロック作製が、より簡便に行えます。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

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ヒスト・テック^® ハイフロイドとは
特長
仕様
使用方法
FAQ
関連製品ヒスト・テック^®冷却用具シリーズ
価格

ヒスト・テック^® ハイフロイドとは

背景

患者の術後QOLを保つがんの温存手術件数増加に伴い、術中迅速病理診断の件数は近年増加している。また、病理科では多くの有害化学物質を使用して標本作製が行われている。平成20年の特定化学物質障害予防規則などの改正により、ホルムアルデヒドを始めとした有害化学物質の人体に及ぼす影響に対する認識と対策の必要性がクローズアップされている。
従来、術中迅速病理診断での組織凍結に使用される冷媒は、有機溶剤中毒予防規則に該当する有害物があり、また労働安全衛生法、消防法、船舶安全法、航空法、PRTR法に該当する溶剤を使用する方法が多く用いられている。これらの方法は溶剤の揮発が多く、人体または環境に影響を及ぼすことがわかっていることから、健康を害さない凍結溶剤が望まれていた。
そこで、サクラファインテックジャパン（株）は安全性と使い勝手の良さを両立したヒスト・テック^® ピノ専用冷却溶剤「ヒスト・テック^® ハイフロイド」を発売した。

商品の特徴

ヒスト・テック^® ハイフロイドはハイドロフルオロエーテル構造を持ち、そして下記の特長を有しています。

①：作業安全（オゾン破壊係数もゼロであるため地球環境保全にもつながる冷却溶剤である）
②：不燃性（消火剤に使用される溶剤であり、火災の危険性がない）
③：高性能（伝熱性に優れており、また絶縁水であるため装置内に漏れても装置に影響を及しにくい）
④：使いやすさ（クリオモルド（プラスチック製包埋皿）が割れにくくなるため、取り外し易くなる。クリオモルドに記入した文字が消えにくいので、インシデント対策上にも役立つ。
また、前述の関係法規に該当しません。

まとめ

ヒスト・テック^® ハイフロイドは、有機溶剤中毒予防規則などの健康障害を起こす化学物質には該当せず、-75℃で凍結標本作製に使用できるヒスト・テック^® ピノ専用冷却溶剤である。術中迅速病理診断の件数が増加している中、ヒスト・テック^® ピノとヒスト・テック^® ハイフロイドの組み合わせは環境にも健康にも優しい組織凍結法である。作業者の安全面に配慮し、病理診断にも影響のないヒスト・テック^® ハイフロイドは病理科における作業環境改善の一助になると思われる。

※ 特定非営利活動法人病理技術研究会 ☞ 新しい凍結冷媒「ヒスト・テック^® ハイフロイド」のご紹介（坂田輝子、榎本純也 [サクラファインテックジャパン株式会社]）より引用

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特長

作業される方に配慮されており、有害化学物質による健康被害を起こさずに使用できます。
不燃性かつ絶縁性のために火災の危険性がなく、装置にも使用できます。H・E染色など各種染色にも影響はありません。
油性ペンで記入しても消えにくく、クリオモルド（プラスチック製包埋皿）に記入した文字も消えにくいため、インシデント対策にも役立ちます。
オゾン破壊係数はゼロで、環境保全にもつながります。

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仕様

商品コードをクリックすると製品の価格表をご覧いただけます。

一般名	ヒスト・テック^® ピノ専用冷却溶剤	特徴	低腐食性、低分解性、オゾン破壊係数：0
品名	ヒスト・テック^® ハイフロイド	廃棄方法	ハロゲン化物質扱いで処理して下さい。
商品コード	PINO-HF	法的規制	次の各法律には該当しません。労働安全衛生法消防法船舶安全法航空法 PRTR法
容量	1 kg（約700 ml）/本
引火点	無し
凝固点	−138℃
水への溶解度	92 wt.ppm

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使用方法

本製品600 mlをヒスト・テック^® ピノに入れ、−75℃に設定・冷却する。
「ヒスト・テック^® ピノ」で試料を凍結する。

※ ヒスト・テック^® ハイフロイド使用時には、☞ 冷却用具Dを用いてブロックを冷却して下さい。

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FAQ

Q-1. ヒスト・テック^® ピノに使用できる溶剤は何ですか？☟

Q-2. ヒスト・テック^® ハイフロイドとその容器の廃棄方法を教えて下さい。☟

Q-3. ヒスト・テック^® ハイフロイドの特長を教えて下さい。☟

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品名	冷却用具D	冷却用具L	冷却用具S
製品画像
製品概要	包埋皿とオブジェクトホルダーをしっかり挟み込むので、冷却中に外れてしまうことが減少できます。さらに、プラスチック製包埋皿の使用時に発生することがある底部のわずかな隆起も同時に解消し、良好な凍結ブロックの作製をサポートします。冷却液容器が浅めの場合に使用する「冷却用具D」と、デュワー瓶など深めの容器に適した柄が長いタイプの「冷却用具L」があります。	「ヒスト・テック^® ピノ」に標準付属している簡易型の冷却用具です。ホルダー押えを省いたシンプルタイプです。
包装	1 piece	1 piece	3 piece
商品コード	LADLE-DELUXE	LADLE-LONG	LADLE-STAND
対応包埋皿	クリオモルド（プラスチック製包埋皿）	クライオクリオモルド（丸型）：スタンダード、バイオプシークライオクリオモルド（角型）：1号、2号、3号
金属包埋皿	使用可（オブジェクト受け反転取付時）	使用不可
本体寸法	28^W×60^D×167^H mm	28^W×60^D×167^H mm 長柄：+162^H mm	28^W×73^D×157^H mm
ホルダー押え	上下可動幅	約40 mm	−
チャック径	≦14 mm	−
オブジェクト受け	溝寸法	25 mmφ（円形受け）20×26 mm（角形受け）	−
平板使用	オブジェクト受け反転使用で可能	使用不可
付属品	六角レンチ	−