膜タンパク質抽出キット Membrane Protein Extraction Kit MemEx
掲載日情報:2024/07/12 現在Webページ番号:70879
界面活性剤ベースで温度依存性の分離方法を用いて、哺乳類の組織または細胞のホモジネートから膜タンパク質を迅速かつ簡単に濃縮するキットです。
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特長
- キットには1回あたり最大300 μgのタンパク質を130回分の抽出するのに十分な試薬が含まれています。
- ほとんどの膜タンパク質は80~90%の効率で界面活性剤相に分離され、可溶性タンパク質は水相に残ります。
- 分離した膜タンパク質は、活性アッセイ、免疫沈降、プロテオーム解析、SDS-PAGE/ウエスタンブロットなどのアプリケーションに適しています。
- 界面活性剤が分析に干渉する場合、タンパク質沈殿(変性)または0.5% CHAPS含有の適切なバッファー(CHAPSは、後に他の界面活性剤と交換が可能です)で透析により除去できます。
留意事項
- 最適な結果を得るには、細胞懸濁液または組織ホモジネートにプロテアーゼ阻害物質を加えて下さい。
- 相分離を行う前にプロトコルに従ってSySy MemEx dyeを加えて下さい。これにより膜タンパク質相が染色され、相を容易に識別できます。
- 37°Cでのインキュベーション操作は、ウォーターバス中で実施して下さい。インキュベーターオーブンまたは加熱ブロックは、十分な加熱が均等に実施されないため、本操作には適しません。
- 疎水性相から親水性相への再溶解が室温で起こるために、1度の抽出操作で並行して多くの反応を処理しないで下さい。
- 抽出操作には不溶性タンパク質と核を除去するために遠心分離の操作が含まれています。この際に、すべての不溶性成分をペレット化する必要がある場合には超遠心分離を使用して下さい。
- 水相と再懸濁した界面活性剤相の両方を2度抽出することにより、純度および収量を増やすことができます。
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操作方法概略
適応試料 | ||||
組織 📙 | 細胞 📙 | タンパク質ホモジネート | ||
抽出 | ➡ | |||
![]() |
||||
➡ | ➡ | |||
膜タンパク質 | 水溶性タンパク質 | |||
➡ | ➡ | ➡ | ||
活性測定、免疫沈降など | 界面活性剤の除去 📘 | ➡ | SDS-PAGE / ウエスタンブロットによる解析 |
※ 📙(ホモジネーション)、📘(界面活性剤の除去):詳細は、☞ Kit for the fast and easy Extraction of Membrane Proteins fromEukaryotic Cells and Tissues記載のSupporting Protocol(pdf、104 kB)の項目を参照して下さい。
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使用例
ラット脳抽出物
3T3線維芽細胞
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キット内容
- SySy MemEx reagent A/B/C
- SySy MemEx dye
※ キットにはプロテアーゼ阻害物質は含まれていません。最適な結果を得るためには、以下の組成の溶液または市販のプロテアーゼインヒビターカクテルが別途必要です。
- 1 mM PMSF
- 1 μg/ml Aprotinin
- 2.5 μM Pepstatin A
- 2 mM EDTA
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価格
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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SySy MemEx membran protein extraction kit |
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本製品は取扱中止になりました | 0 | ||
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