水試料から高純度のゲノムDNAを高収率で抽出するキット SPINeasy DNA Kit for Water

• 特長
• 水試料のフィルターろ過のステップの操作方法概略
• 使用例
• 他社製品との比較例
• キット内容
• 価格

特長

• キットに含まれる独自の溶解バッファー破砕用ビーズと、FastPrep装置で、水試料を処理したFilter Membraneに含まれる様々な細胞を効果的に溶解できます。
• わずか30分以内でゲノムDNAを高収率で抽出できます。
• キットに含まれるカラムはゲノムDNAへの高い結合能力と選択性をを有しており、他社製品を使用して得られたゲノムDNAと比較して汚染物質のレベルが低く、高純度なゲノムDNAが得られます。
• 得られたゲノムDNAは、PCR、制限酵素処理、シークエンシングなどのアプリケーションに使用できます。

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水試料のフィルターろ過のステップの操作方法概略

1. 準備：吸引ろ過装置にFilter membraneをセットする。
2. ろ過：装置が許容できる最大量の水試料をろ過する。
3. Filter membraneの取り出し：ピンセットを使用してろ紙を取り出す。
4. ろ紙を丸める：Filter membraneを筒状に丸める（この際、微生物相をトラップした側を内側にする）。
5. チューブへの挿入：Filter membraneをLysing matrix Eチューブに入れた後、本製品を用いてゲノムDNA抽出を行う。

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使用例

様々なタイプの水試料から本製品で抽出したゲノムDNAの品質

試料の種類	処理量 （ml sample）	収量 （ng/μl sample）	A260 / 280	A260 / 230
河川水	100	46.22	1.88	1.90
池水	165	19.85	1.86	2.32
海水	1,000	28.39	1.92	2.00
下水	15	120.32	1.83	1.65

本製品で抽出したゲノムDNAの電気泳動像

抽出したゲノムDNAを用いた16S rRNA遺伝子のPCRによる増幅

抽出したゲノムDNAを用いたITS領域のPCRによる増幅

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他社製品との比較例

各種水試料から本製品および他社製品で抽出したゲノムDNAの純度（A_{260 / 280}）の比較

各種水試料から本製品および他社製品で抽出したゲノムDNAの純度（A_{260 / 230}）の比較

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各種水試料から本製品および他社製品で抽出したゲノムDNAの収量の比較

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電気泳動による比較

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キット内容

• Lysing matrix E
• Lysis buffer W1 / W2
• RNase A solution
• Inhibitor removal W
• Binding buffer W
• Wash buffer W1/W2
• DES buffer (DNA elution solution)
• Filter membrane
• Column W1
• 1.5 / 2.0 ml collection tube

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価格

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