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抗IRE抗体/抗リン酸化IRE1抗体(Affinity Biosciences社) Anti-IRE1(Inositol requiring 1)/Phospho-IRE1 Antibodies

掲載日情報:2021/12/08 現在Webページ番号:70148

小胞体ストレスに関わるIRE1(Inositol requiring 1)およびPhospho-IRE1に対する抗体をご紹介します。

CiteAb図

Affinity Biosciences社は、メーカー横断での抗体等の検索ツールを提供しているCiteAb社主催の2019年と2020年のCiteAb Awardsにおいて、2年連続「Antibody supplier to watch」を受賞しました。この賞は、CiteAbデータに基づいて、過去1年間で抗体の引用数が最も増加したサプライヤーを表彰するものです。

小胞体ストレス応答(UPR, Unfolded Protein Response)とは

セリン/スレオニンプロテインキナーゼとエンドリボヌクレアーゼ(IRE1/ERN1)は、小胞体ストレス応答(UPR, Unfolded Protein Response)の重要なセンサーとして機能します。ストレスのない細胞においては、IRE1の小胞体内腔ドメインは小胞体内に存在するシャペロンHSPA5/BiPに結合することによって不活性な単量体状態に維持されます。小胞体にミスフォールドされたタンパク質が蓄積すると、HSPA5/BiPが放出され、IRE1の内腔ドメインのホモ二量体化、キナーゼドメインの自己リン酸化、次いでエンドリボヌクレアーゼ活性の活性化が促進されます。エンドリボヌクレアーゼはXBP1のmRNAに特異的で、スプライシングされた転写産物は、UPR標的遺伝子の発現をアップレギュレートする転写活性化因子タンパク質をコードします。小胞体ストレス誘発性上流シグナルとしての機能は、SEC16Aの発現と局在を調節することによって細胞膜へのGORASP2を媒介した通常とは異なる(ER/ゴルジ非依存性の)CFTRの輸送を誘導します。



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製品の種類

略号の説明

  • Mono:Monoclonal antibody
  • Poly:Polyclonal antibody
  • IC:Immunocytochemistry
  • IF:Immunofluoescence
  • IHC:Immunohistochemistry
  • WB:Western Blot
  • APu:Affinity Purified
  • AAPu:Antigen Affinity Purified

抗IRE1抗体

商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。

品名 抗原 免疫動物
(クローン)
交差性 適用 性状 商品コード
Anti-IRE1 Human ERN1
(A707~G736)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、IC、IF、IHC、WB AAPu DF7709
Human ERN1
(Q614~Y639)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、IC、IF、WB AAPu AF7651
Human ERN1
(I709~G736)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、WB AAPu AF7650
Human ERN1
(Recombinant fragment)
Mouse-Mono(AFB1751) Human ELISA、IHC、WB APu BF0223


抗リン酸化IRE1抗体

商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。

品名 抗原 免疫動物
(クローン)
交差性 適用 性状 商品コード
Anti-Phospho IRE1(Ser724) Human ERN1
(I709~G736)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、IF、IC、IHC、WB AAPu AF7150
Anti-Phospho IRE1(Ser724) Human ERN1
(Synthetic peptide)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、WB AAPu DF8322
Anti-Phospho IRE1(Tyr628) Human ERN1
(L616~F637)
Rabbit-Poly Human、Mouse、Rat ELISA(peptide)、IC、IF、IHC, WB AAPu AF7151


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使用例

抗IRE1抗体

各画像にマウスオ-バーするとキャプション、またはクリックすると拡大図とキャプションをご覧いただけます。

Anti-IRE1
(#DF7709
抗IRE1抗体(#DF7709)を用いたCOLO205細胞株全ライセート中のIRE1のウエスタンブロット分析 抗IRE1抗体(#DF7709、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたラット結腸組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗IRE1抗体(#DF7709、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたマウス胃組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗IRE1抗体(#DF7709、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたマウス腎臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗IRE1抗体(#DF7709、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたラット筋肉組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗IRE1抗体(#DF7709、1/100希釈)+Alexa Fluor 594標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体を用いたHeLa細胞の免疫蛍光染色像
Anti-IRE1
(#AF7651
抗IRE1抗体(#AF7651)を用いたK562細胞ライセート中のIRE1のウエスタンブロット分析 抗IRE1抗体(#AF7651、1/200希釈)+マウス抗β-チューブリン抗体(#T0023、1/200)、およびAlexa Fluor 594標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体(赤)とAlexa Fluor 488標識ヤギ抗マウスIgG(H+L)抗体(緑)、DAPI(核、青)を用いたHeLa細胞の免疫蛍光染色像 Anti-IRE1
(#AF7650
抗IRE1抗体(#AF7650)を用いたHepG2細胞(熱ショック処理)抽出物中のIRE1のウエスタンブロット分析 抗IRE1抗体(#AF7650)を用いたK562細胞ライセート中のIRE1のウエスタンブロット分析
Anti-IRE1
(#BF0223
抗IRE1マウスモノクローナル抗体(#BF0223)を用いたRaji(1)、A431(2)、Jurkat(3)、HeLa(4)、およびHEK293(5)細胞のウエスタンブロット分析

抗リン酸化IRE1抗体

各画像にマウスオーバーするとキャプション、またはクリックすると拡大図とキャプションをご覧いただけます。

Anti-Phospho IRE1
(Ser724)(#AF7150
抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150)を用いたK562細胞ライセート中のIRE1のウエスタンブロット分析 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたラット腎臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト肺がんと隣接する正常組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト乳がん組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト膵臓がん組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト膵臓がんに隣接する正常組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像
抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト結腸がん組織に隣接する正常組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたマウス腎臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたマウス脳組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたラット脾臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/100希釈)+HRP標識抗ウサギIgG抗体を用いたヒト肺組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像
抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/200希釈)+マウス抗β-チューブリン抗体(#T0023、1/200)、およびAlexa Fluor 594標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体(赤)とAlexa Fluor 488標識ヤギ抗マウスIgG(H+L)抗体(緑)、DAPI(核、青)を用いたHeLa細胞の免疫蛍光染色像 抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#AF7150、1/200希釈)+マウス抗β-チューブリン抗体(#T0023、1/200)、およびAlexa Fluor 594標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体(赤)とAlexa Fluor 488標識ヤギ抗マウスIgG(H+L)抗体(緑)、DAPI(核、青)を用いた3T3細胞の免疫蛍光染色像
Anti-Phospho IRE1
(Ser724)(#DF8322
抗リン酸化IRE1(Ser724)抗体(#DF8322)を用いたHT29細胞ライセート中のリン酸化IRE1(phospho S724)のウエスタンブロット分析
Anti-Phospho IRE1
(Tyr628)(#AF7151
抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151)を用いたラット脳組織抽出物のウエスタンブロット分析 抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151)を用いたラット脳組織抽出物のウエスタンブロット分析 抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151、1/100希釈)+HRP標識ヤギ抗ウサギIgG抗体を用いたマウス脳組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151、1/100希釈)+HRP標識ヤギ抗ウサギIgG抗体を用いたラット脾臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151、1/100希釈)+HRP標識ヤギ抗ウサギIgG抗体を用いたヒト腎臓組織パラフィン包埋切片の免疫組織染色像 抗リン酸化IRE1(Tyr628)抗体(#AF7151、1/200希釈)+マウス抗β-チューブリン抗体(#TT0023、1/200)、およびAlexa Fluor 594標識ヤギ抗ウサギIgG(H+L)抗体(赤)とAlexa Fluor 488標識ヤギ抗マウスIgG(H+L)抗体(緑)、DAPI(核、青)を用いたHepG2細胞(LPSを4時間処理)の免疫蛍光染色像

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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