ヒストン由来のアミノ酸配列を固定したペプチドマイクロアレイ Histone Code Peptide Microarrays
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:6990
ヒトのヒストン由来のペプチド3,868種を固定したペプチドマイクロアレイです。報告されているバリアントをすべて含みます。

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ヒストンコードペプチドマイクロアレイについて
ヒストン修飾はクロマチン構造のリモデリングにおける重要なイベントです。種々の酵素によるヒストンの翻訳後修飾(posttranslational modification, PTM)は遺伝子発現に重要であり、細胞の発達や分化にも重要な役割を担います。また、ヒストン修飾は、癌などの複数の疾患の発生や進行にも関与します。ヒストン修飾酵素の生物学的な意義を理解するためには、ヒストン修飾のエピトープや主要な領域を明らかにする必要があります。
これらのエピトープを同定する最善の方法の1つは、ヒストン由来ペプチドを固定したペプチドマイクロアレイを利用することです。マイクロアレイにより、抗体の特異性またはヒストン修飾酵素活性を、幅広く特異的にマッピングできます。目的のタンパク質や抗体などの試料とインキュベートし、標識二次抗体を用いて蛍光として検出することができます。
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特長
- 修飾または非修飾のヒストンH1、H2A、H2B、H3、およびH4由来のaa 20のペプチド3,868種からなるユニークなライブラリーです。
- シークエンスバリアントも網羅しています。
- 修飾または非修飾ヒストンのペプチドライブラリーを、マイクロアレイとして利用できます。
- ガラス面への非特異的結合を最小限に抑えてあるため、ブロッキング操作が不要です。
- インキュベーションに用いる試料が少量で済み、経済的にペプチド基質のスクリーニングを行うことができます。
- 様々な種類の試料を用いることができます(血清、細胞溶解物、精製タンパク質、抗体など)。
- 蛍光や化学発光により検出します。
- 適用:結合実験、基質の同定、抗体エピトープマッピング、基質特異性に関する研究
※アレイ上の各ヒストンの配列や修飾の情報は、製品データシートをご覧下さい。

ペプチドライブラリーを用いたエピトープマッピングの概念図

microarray-chip-sandwichを用いたインキュベーション
1. ペプチドを固定したマイクロアレイスライド上にスペーサーを置き、さらにスライドを重ねる。
2. 任意のアッセイ試薬を2枚のスライドの間にピペットで流し込む。毛細管現象により気泡を生じさせずに溶液を充填することができる。
3. 上側のスライドをずらしてセットする。
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キット内容
- Histone code peptide microarray
- Blank slides engraved with dummy
- Spacer
- Data CD-ROM
[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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Histone Code Peptide Microarray |
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本製品は製品内容等が変更されました
変更先製品 |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
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