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最先端のDNAトランスフェクション性能をぜひお試し下さい! FuGENE® 4K
掲載日情報:2022/09/01 現在Webページ番号:69803
FuGENE® 4Kは哺乳動物細胞へのプラスミドをはじめとした各種DNA導入のためにデザインされた、最新かつ最先端の100%化学合成の脂質およびポリマーベースのトランスフェクション試薬です。トランスフェクションが困難な細胞において多数の実績があるFuGENE® HDを改良し、さらに高性能化しました。FuGENE® 4Kは幅広い細胞種に対して穏やかで細胞毒性が低く、かつ高効率なDNA導入を可能にし、ルーティンのトランスフェクションおよび導入が困難なトランスフェクションのいずれにもお使いいただけます。
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特長
- 多くの実績があるFuGENE® HDを超える性能です。
- 初代培養細胞、幹細胞、浮遊性HEK293細胞およびCHO細胞などのトランスフェクションが困難な細胞においても安定したパフォーマンスを示します。
- タンパク質産生量やウイルス産生量がさらに向上しました。
- 血清含有培地、無血清培地の両方で使用可能で、培地交換は不要です。
- プロトコルがシンプルで、また条件最適化が容易なため、時間と手間を節約できます。
- 本製品1 mlで、96ウェルプレートの場合3,300回以上、24ウェルプレートの場合600回以上の導入が可能(推奨プロトコルの場合)
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アプリケーション例
- 遺伝子発現
- ウイルス・タンパク質産生
- 安定発現株樹立
- トランスフェクションが困難な細胞への導入
- 細胞解析
- がん研究
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他社製品との比較
各細胞株におけるトランスフェクション効率と細胞生存率の比較
96ウェルプレートに播種したA549、C2C12、HCT116、CHO-K1、HeLa、NIH3T3、LNCaP、PANC1、SKOV3の各細胞株に対して、FuGENE® 4Kまたは他社製品をGFP発現プラスミドと混合して(混合比3:1, 4:1, 5:1)トランスフェクションした。トランスフェクション48時間後に、トランスフェクション効率と細胞生存率をフローサイトメトリーによって測定した。その結果FuGENE® 4Kは、他社製品とほぼ同様に細胞毒性が低いにもかかわらず、より高いトランスフェクション効率を示した。
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操作方法
- トランスフェクション実施日に70~90%コンフルエントになるように細胞を播種する。
- 血清非含有培地にDNAを希釈する。
- DNAを希釈した培地にFuGENE® 4Kを添加し、5~15分インキュベートする。
- FuGENE® 4K/DNA複合体を細胞に投与する。
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製品プロトコル
※ 使用方法の詳細はプロトコルをご確認下さい。タイトルまたは画像をクリックするとPDFファイルをダウンロードできます。
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ユーザー様製品ご使用例【広告】
FuGENE 4K® による核酸医薬のトランスフェクション
国立がん研究センター研究所 分子病理分野
小林 祥久 先生
背景
がん細胞だけを攻撃する理想的な治療を目指して、これまで主に発がんタンパク質を標的とした治療薬開発が行われ、分子標的治療が確立してきました。一方で、神経・筋疾患に対する新たな治療薬として細胞内の核酸(DNA/RNA)を直接標的にできる核酸医薬への注目が近年高まっています。
核酸医薬とは、化学合成された 20 塩基長程度の連結したオリゴ核酸で構成され、タンパク質に翻訳されることなく直接生体に作用する医薬品の総称です。アンチセンス、siRNA、アプタマー、CpG オリゴなど様々なものがあり、タンパク質だけでなく標的遺伝子の核酸に直接作用できることが特徴です。主な目的は①標的遺伝子の発現を低下させること、②転写後のpre-mRNA からイントロンを除去してエクソンのみを繋ぐプロセスである「スプライシング」を制御することです。
がんを引き起こす原因として最も頻度の高い RAS ファミリーKRAS、NRAS、HRAS 遺伝子には、スプライシングに関する致命的な弱点があることを発見しました。この弱点を利用して、核酸医薬でスプライシング異常を誘導することで、早期終止コドンを生じさせてがんを自滅させるという新たな治療法を提唱しました(図1 、文献1)。 本稿では、 別の遺伝子RAD51C を標的とした核酸医薬による細胞実験を例に、トランスフェンクション試薬の選択とスプライシング異常誘導効率の違いについてお示しします。
(図1)核酸医薬でがん細胞だけを攻撃する治療戦略
方法
まず、RAD51C 遺伝子を標的とした PS+2‘MOE 核酸医薬を設計しました。RAD51C 変異がん細胞株を 12 ウェルプレートに 10 万個ずつ播種し、24 時間後に PS+2‘MOE(最終濃度300 nM)を 3 種類のトランスフェクション試薬(他社製品、FuGENE® HD、FuGENE® 4K 各最終濃度 0.3%)によって導入しました。
導入 48 時間後に細胞を回収して RNA 抽出および cDNA 合成を行いました。標的である RAD51C および等量の検体であることの確認のための GAPDH に対して設計したプライマーを用いて PCR を行い、その PCR 産物をアガロースゲルで電気泳動しました。
結果
核酸医薬を投与していないコントロール検体では、RAD51Cの1本の正常なバンドが確認されました。核酸医薬を投与した3 検体では、エクソンスキッピングによる短いバンドが誘導されました。 エクソンスキップが生じたバンドは、 他社製品<FuGENE® HD<FuGENE® 4Kの順に濃くなっていました。
検体間に GAPDH のバンドの濃度の違いはありませんでした。
(図2)導入試薬の違いとエクソンスキッピング誘導効率
製品を使用したご感想
今回用いた細胞モデルにおいて、従来のトランスフェクション試薬と比べて FuGENE® 4K によって核酸医薬によるエクソンスキッピングをより効果的に誘導することができました。核酸医薬を使った細胞実験において、トランスフェクション試薬のゴールデンスタンダードとして今後も使用していきたいと思います。
参考文献
Kobayashi, Y*. et al. Silent mutations reveal therapeutic vulnerability in RAS Q61 cancers.
Nature 603, 335~342,(2022).
*co-corresponding
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FuGENE®製品一覧
タイトルまたは画像をクリックすると該当製品の詳細をご覧になれます。
FuGENE® HDの改良版 最先端DNAトランスフェクション試薬 FuGENE® 4K |
導入が困難な細胞に対応する DNAトランスフェクション試薬 FuGENE® HD |
ルーティンの DNAトランスフェクションにお勧め FuGENE® 6 |
FuGENE®ブランドの siRNAトランスフェクション試薬 FuGENE® SI |
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ご注文方法/価格
Fugent社FuGENE®製品は、最初のご購入時にFugent社のLabel Licenseへのご同意が必要となります。Label Licenseの内容をご確認いただいた後、Label Licenseに同意いただき、登録時に発行されるIDと併せて販売店にご注文下さい。
ご登録方法は、ご記入いただいたPDFファイルをe-mail添付でお送りいただく方法と、フナコシWeb上でオンライン登録する方法からお選びいただけます。
詳細は Fugent社 FuGENE®製品 ご注文方法をご確認下さい。
ご注文方法に関するお問い合わせ先(受託・特注品担当)
e-mail:jutaku@funakoshi.co.jp
[在庫・価格 :2024年05月03日 17時35分現在]
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[在庫・価格 :2024年05月03日 17時35分現在]
FuGENE 4K Transfection Reagent
文献数: 0
- 商品コード:4K-1000
- メーカー:FGN
- 包装:1ml
- 本製品は取扱中止になりました
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関連記事 |
Fugent | FuGENEⓇ製品 ご注文方法 トランスフェクション試薬選択ガイド トランスフェクション手法の紹介・比較 トランスフェクションで革新を続ける(Fugent社) |
FuGENE 4K Transfection Reagent
文献数: 0
- 商品コード:4K-5000
- メーカー:FGN
- 包装:5ml
- 本製品は取扱中止になりました
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メーカーインタビュー
Fugent社は高い知名度を誇るトランスフェクション試薬ブランド「FuGENE®シリーズ」を製造・販売するメーカーです。今回は、製品開発・セールス・マーケティング部門ディレクターのTony Larsen氏(写真)にお話を伺いました。
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/ トランスフェクション困難な細胞にも対応するDNAトランスフェクション試薬
FuGENE® HD
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